観光客殺到にうんざり、「夜間静粛」監視班も結成 欧州

2017.08.26 Sat posted at 17:33 JST

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ロンドン(CNNMoney) チェコの首都プラハはこのほど、増加する観光客対策としてもめ事を防ぐ特別出動チームを新たに雇い、夜間に繁華街などに出動させる対策を打ち出した。

現地時間の午後10時から始まる市当局制定の「夜間の静粛」時間を順守するよう外国人観光客らに呼び掛けるなどの任務を遂行している。

米クレジットカード大手「マスターカード」によると、同市を昨年訪れた観光客は580万人。欧州大陸では訪問客が多い都市の1つで、地元の「ビール文化」などが観光客を引き付けている。ただ、騒々しいパーティーやパブのはしご酒などは多くの地元住民の不評を買っている。

観光客らの素行に対する抗議活動などは起きていないが、今回の特別出動チームの結成は地元住民の懸念を踏まえた予防策ともなっている。

押し寄せる外国人観光客の対策に追われるのはクロアチアの観光都市ドブロニクも同様だ。最近は計約9300人の乗客を積んだ客船7隻が1日の間に相次いで寄港し、街中に入り込む事態も生まれていた。

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