学長メッセージ

学長メッセージ

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公立鳥取環境大学学長から受験生の皆さまへのメッセージです。

鳥取の大地は世界とつながり、鳥取の大空は未来へと開けています。環境と経営を両翼に、知の風をまとって、夢へと大きく羽ばたきましょう。

30代、40代になった未来のみなさんは輝いていますか?

■国際的な知力の必要性

みなさんが小学生だった頃、情報発信の最先端はblogでした。しかし現在はTwitterを経てLINEになっています。では10年後はどうなっているでしょうか?それは誰にもわかりません。最先端に触れ、学ぶことは学生であれ、社会人であれ必要ですが、すぐに陳腐化してしまいます。次から次へと最先端の技術や考えは生まれます。このような時代に必要な力を「知力」だと考えています。最先端は変わっても、知力は普遍です。新しい技術や考えに振り回されることなく、しなやかなに対応できる力です。鳥取環境大学はみなさんが30代、40代になっても活躍できる土台を築く場所です。

 

国内外の大学が、本学に注目していることをご存じですか?

■文系・理系の枠に収まらない環境という学び

公立鳥取環境大学は、優れた研究者を資源に研究と教育を行っている大学です。また環境に関する研究機関「サステイナビリティ研究所」と鳥取県に根ざした研究機関「地域イノベーション研究センター」を設置しており、国内外から注目されています。環境に対する関心の高さを実感するとともに、環境という文系と理系が交わる分野を学べる本学は、世界と勝負できる人材育成に最適ではないかと思うのです。学生たちの国際交流だけではなく、研究の国際交流も図り、地域・日本・世界のトップクラスの研究者と触れ合える機会をつくり、地域や本学や学生たちに素晴らしい化学反応を起こさせたいと考えています。

 

きれい事だけで環境問題は解決しますか?苦労してこそ美しい未来がくるのです。

■鳥取に、そして本学に、未来のきっかけがある

色鮮やかに実った有機野菜、地域活性化のイベントではじける笑顔。これは見えない苦労の成果であり、自分で体験しなければわからないものです。本学には鳥取県を舞台に開講される「プロジェクト研究」が1年次から4年次まであります。少人数制を基本に、教員が親身になって密度の濃い教育を展開。机上でも現場でも学び・研究でき、そこにはみなさんの未来をつくるきっかけがたくさん待ち構えています。また地域貢献を目指すことから、実学の場ともなっています。

 

このように本学では、鳥取を舞台に、教員が学生の近くで指導します。磨いた知力を土台に、環境マインドを育てながら、専門性を修得、時代の変化に耐えうるたくましい人材の育成を目指しています。

 

 高橋学長

 

 

理事長・学長 高橋

[ Profile ]

一橋大学経済学部を卒業。コロンビア大学博士課程修了(数理統計学博士)。ミシガン大学アナーバー校、ボストン大学で教鞭をとった後、富山大学経済学部助教授、一橋大学経済学部・経済学研究科教授、同経済学研究科長・学部長、シンガポール経営大学ビジネススクール客員教授等を歴任し、鳥取環境大学経営学部教授、同副学長として着任。2014年に学長・理事長に就任。

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