※ばばーっとメモ取りながら聞いたのを纏めましたが、思い出しながら埋めた箇所もあり、所々解釈違いや別の話題で繋がって書いてしまった所もあるかもです。
メンバーは藤森監督、吉野さん、松竹のプロデューサー田坂さん、柘植さん、の4人。
監「(本日はおじさんばかりのトークに…という流れから)お客さんがたの方が濃ゆそう(笑)」
放送一ヶ月前まで脚本作業をやっていた。
吉「脚本決め(会議?作業?)にはここの東劇ビルの上の所を使っていて、よく通っていました。ほんとにもう、俺ここの駐車場にどれだけ支払ったんだろうな!っていう(笑)」
「吉野さん(あんなに駐車場代を払ってて)脚本代いくらなんだろうと話してました(笑)」
吉「もう1話増えない?とよく田坂さんに言ったんだけど『予算の都合で(全12話)です!』と(笑)」
吉「某鋼のフルメタルなんてもう1クールも増やしてたよ!(笑)」
某密林の特典本は柘植さんが沢山書かれたそうです。
柘植さんは最初は「監修」→やる事がどんどん多くなって→何かかっこいい呼び名を→軍事ディレクションだ!と。
「発展途上国の軍事顧問みたいに(笑)」
最終話の自由の女神の見える所に居るベルクマン。最初は別な感じだった。
3話、グロスコップ達が居たのはホテル。
絵コンテに一番厳しかったのは(ここ違いますよ、的なダメ出し?で)柘植さん(笑)
ガヤ台詞は脚本家の敵。普通の学園物なら「はいここ高校1年、朝の校門です!」的な指示で声優さん達に投げられるけど(声優さん達プロなのでこの指示で的確にやってくださる)
でも「はいココ第二次世界大戦!緊迫した塹壕内!」の指示では流石に(笑)なので柘植さんがまるっと台詞を考える。
最終話、柘植さんが部屋に入るなり音響監督の長崎さんが「はいガヤ考えといてね!」と愛の鞭が(笑)
当初「魔女っ子」という事で歌うアレやら、リリカルなアレやら的なイメージもありつつ、
後に「たった一人の魔女」という方向に→「田坂さんから魔女っ子1人なんですか?」と何度も聞かれたと(笑)
登場する女子キャラクターが多い方がセールス的にも…とごにょごにょ。その名残?でエイルシュタット側には女性キャラが多い
吉「(監督は比較的ファミリー向けが多く、深夜アニメは慣れていないので……という流れから)何が慣れてないだ!11話のアレとか書いておいて!ホントは(百合)大好きだったろ!!(笑)」
監督は画面作りのカメラの置き所、視線の場所をとても大事にされていたそうです。
吉「レッドブルレース見に行って、零戦も見ました!レシプロってここまで違うんだ……と」
監督飛行機本当にお好きらしく、結構細かい話も出てました。
監「エイルシュタット機であるエクセモラーヌ、どんなにするか本当に悩んだ!」
モランソルニエにどんなエンジンを積むか……とも散々。
監「マイナー機に行こうとすると田坂さんが悲しそうな顔をしてて(笑)」
監「そんなにこだわったのに航空隊の出番が……でも9話の『魔女殿ー!』でやっと出た!と(笑)
柘「でも皆未帰還だったんですよねぇ~(密林特典本にもそう書いてありました。特典本には後付設定結構有り)」
EDはネットで見て皆バッドエンドを連想していたのが(笑)ある意味わかってて用いていた。
May'nさんのデビュー当時をよく知る吉野さん、こんな歌も唄えるようになったんだなァ……と感慨深かった様子。
吉「エイルシュタット国歌、某ギアスの時はいつの間にか歌詞付きのブリタニア国歌が出来上がっていたから、今回もそんな感じならいいかな……とOKしたら『つきましては(歌詞ヨロシクね)!』と(笑)」
吉「というか(3話国歌斉唱シーンで作詞:吉野と字幕が出る)あのシーンギャグだろ!(笑)」
ドイツ大使館に問い合わせして翻訳と歌唱指導の人を紹介して貰ったそう。
収録の時、歌唱指導で一番犠牲になったのはヨナス。
キャスト決めには丸二日かけた。豪華な人は大抵1話で死ぬ(笑)
吉「置鮎さんに色々言われたよ!(笑)」
山寺さんはスケジュールの都合で全部別撮り。土曜日15分だけ、みたいな感じで
「遠距離からの着弾の音の時間差を表現したかったけど、それは単に音ズレしてるとしか認識されないよ!と言われた(笑)」
吉「宇宙空間の戦闘なんて本当に忠実に表現したら音ナシだよ!(笑)」
独断と偏見で選んだ人気シーンについて語る、のコーナー。
3位「イゼッタとフィーネの再会(1話。イゼッタ覚醒→落下する姫様をキャッチ、までを上映)」
「この落下の一連シーンはものすごーーーく大変だった!破片落ちてくる所とか!」
フルアニメーションで原画でないと気が済まない!と。
1話で10000枚超えてしまって会社で怒られた(笑)」
(某東Aは3000枚超えると怒られるらしいとごにょごにょ)
2位「イゼッタとフィーネの夜のデート(11話。月は見えぬ、か……からの山頂デートシーン上映)」
吉「自分史上一番恥ずかしいシーン!(笑)アフレコ後、『こっぱずかしいシーンだなぁ!誰だ書いたの!!』と(笑)」
このデートシーンはギリギリ後から入れたと。
吉「イゼッタだったら(姫様を叩いた事)謝るよな!と。最初は部屋に謝りに行く……というのも考えたけど、そういえば魔女っぽい事あまりしていない……そしたら箒で……そうだ夜のアルプスラブラブデートだ!!と(笑)」
吉「ここまで百合物になるとは思わなかった。上着落とす辺りで監督ー!!と(笑)頬を撫でる指とかもいちいちいやらしいし!(笑)」
上着を落とすのも、何度も何度も名前を呼ぶのもメタファー全開との事でした(怒涛の百合展開本当にありがとうございまーーーーす!!)
吉「OPのイゼッタの裸と一緒に映るライフルの画面、砲塔の先から雫が…のシーン見て『このオヤジィー!!』と(笑)」
1位「イゼッタとフィーネ最後の戦い(12話。演説シーンから元気玉上空へ→姫様号泣、まで上映)」
吉「ごめんねエッフェル塔壊すとか書いて!(笑)」「エッフェル塔出す必要なかったですよね(笑)」
動画と動検さん(動画検査?直前動検とも)が本当に凄かった!!
海外に送る前に、事前にセルワークを分けたり絵を入れたりと様々な工夫であのクオリティを保てた。
その後質問コーナーとプレゼント抽選会にて終了。