The Hitchhiker's Guide to Python: Best Practices for Development
- 作者: Kenneth Reitz,Tanya Schlusser
- 出版社/メーカー: O'Reilly Media
- 発売日: 2016/08/30
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
目次
- 目次
- はじめに
- Can I use python3でライブラリがpython3で利用できるか確認できる
- pythonのリポジトリの構成
- with構文をうまく使う
- コードのデバッグをするときはテストファイルを作る。
- tkinterはバージョン8.0から外見が洗練された
- ロギングが print より優れている理由
- PythonのテストフレームワークにはNoseを使う
- Python製のCIサーバ Buildbot
- Pythonの並列処理にはconcurrent.futuresを使う
- 参考資料
- MyEnigma Supporters
はじめに
Pythonに詳しい方が、
下記のPythonヒッチハイクガイドという
Webの資料を紹介していたので、
一通り目を通してみて
知らなかったことをメモようにまとめておきたいと思います。
英語版
日本語版
Can I use python3でライブラリがpython3で利用できるか確認できる
Python2のアプリケーションをPython3で書き換える時に、
下記のcan I use python3というサービスを使うと、
自分が使っているライブラリが、
Python3に対応しているかを確認できます。
pythonのリポジトリの構成
Pythonでモジュールを作る時は、
下記のリポジトリのような
ソフトウェア構成にしたほうが良いようです。
個人的に知らなかったのは、MANIFEST.in は
モジュールにソースコード以外のファイルを含める時に、
それらのファイルを記述するファイルです。
例えば、README.mdや、
LICENSEファイルをモジュールの中に含めたい場合は、
include LICENSE
include README.md
のようにモジュールに含めるファイルを記述します。
加えて、makefileを使って、
make initコマンドでrequirements.txtを使ったパッケージのインストールを実施したり、
make testコマンドでテストを実施できるようにしています。
with構文をうまく使う
コードのデバッグをするときはテストファイルを作る。
コードをデバッグする最初のステップは、バグを特定する新しいテストを書くことです。
必ずしもそうであるとは限りませんが、これらのバグを捕まえるテストは、
プロジェクトの中で最も価値のあるコードです。
tkinterはバージョン8.0から外見が洗練された
tkinterはPythonのデフォルトGUIライブラリですが、
以前のtkinterは非常に外見が古臭く、
常用する気が起きませんでしたが、
tkinterのバージョン8.0から外見が非常に洗練されたものになりました。
Pythonさえインストールされていれば、
GUIアプリが動くので、
これまでは主にPyQtを使っていましたが、
今後はtkinterメインにしたい気持ちが高まりました。
ロギングが print より優れている理由
ログ記録イベントごとに作成される ログレコード は、ファイル名、フルパス、関数、ロギングイベントの行番号など、すぐに利用できる診断情報を含んでいます。 含まれているモジュールにログインしたイベントは、フィルタリングしない限り、ルートロガーからアプリケーションのロギングストリームに自動的にアクセスできます。
ロギングは、logging.Logger.setLevel() メソッドを使用することによって選択的に消音することができます。または、属性 logging.Logger.disabled を True に設定することによって無効にすることができます。
PythonのテストフレームワークにはNoseを使う
Note to Users — nose 1.3.7 documentation
Python製のCIサーバ Buildbot
CIサーバとしては、Java製のJenkinsが有名ですが、
Python製のCIサーバとしてBuildbotというものがあります。
Pythonの並列処理にはconcurrent.futuresを使う
参考資料
The Hitchhiker's Guide to Python: Best Practices for Development
- 作者: Kenneth Reitz,Tanya Schlusser
- 出版社/メーカー: O'Reilly Media
- 発売日: 2016/08/30
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