なんでも気軽にレーザー刻印できちゃう手のひらサイズの『cubiio』。モバイルバッテリーで使えるんです

コンパクトカメラ用の三脚で使えるくらい小型なんです。

手のひらに乗せられるほどのコンパクトサイズを実現した小型レーザー加工機『Cubiio』がクラウドファンディングサイトのKickstarterに登場しています。本体サイズが縦50×横50×高さ50mm、重量が150gと非常に軽量かつコンパクトなのに、さまざまなものにレーザー刻印ができるみたいですよ。

『Cubiio』にはOSRAM製の青色レーザー射出機が搭載されています。レーザー加工は、精度が152~254dpiで、照射レベルが100段階で調整できるんだそう。1分間で最大2000mmの加工が可能とされています。また、レーザーを照射できるエリアは縦横100mmの範囲内となり、加工する素材と150~160mmの距離を離す必要があるようです。

microUSBポート経由で5V/2Aの電源を確保できれば動作するとのことなので、モバイルバッテリーでも駆動させられるんだとか。

手書きでもイラストでも。素材を選ばず自由自在に描けます

『Cubiio』では、microSDカードに保存したデータや、スマホの専用アプリを使ってレーザー刻印が行えます。画像データや手書き文字、あるいは幾何学的な模様など、色々なものが描けるようです。

レーザー刻印が施せるものも多岐にわたります。木材などはもちろん、マカロンや海苔といった食品などに模様を描くことも可能。また、紙などの薄い素材であれば、焼き切ってペーパークラフト作品のように仕上げることも。

そんなわけで、プレゼントやパーティーなどで活躍してくれそうな『Cubiio』ですが、やはりというべきかプロジェクトはすでに目標金額の40倍近い投資を集めています。現時点では379ドル(約4万1000円)の支援で本体を1つ、あるいは499ドル(約5万5000円)の支援で本体と加工用ボックスのセットが入手できます。出荷時期は加工用ボックスとのセットが2017年11月以降、本体単品が2018年5月以降を予定しているとのこと。日本へも発送してくれる模様です。

ちなみに、本体カラーはレッド、ブラック、ダークブロンズ、ゴールド、ブルーの5つから選べますよ。

文/塚本直樹

関連サイト

『Cubiio』プロジェクトサイト(英語)

絵とき「レーザ加工」基礎のきそ (Mechanical engineering series)

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  • 著者新井 武二
  • 価格¥ 2,160(2017/08/26 00:59時点)
  • 出版日2007/06/01
  • 商品ランキング266,176位
  • 単行本183ページ
  • ISBN-104526058904
  • ISBN-139784526058905
  • 出版社日刊工業新聞社

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