購入したばかりのSurface Laptopをセットアップしているときに、Microsoftアカウントを入力する画面や、Lineアプリなどの初めから入っているアプリのログイン情報を入力する画面で、「@」マークが「[」と入力されてしまったりして、キーボードの表示通りに入力できないことがあります。
その場合、キーボード自体は日本語キーボードなのに、出荷時のOS側の設定が英語キーボードになってしまっているのが原因と思われます。
Windows 10では、このキーボードのレイアウトを英語から日本語に変える設定が、メニューの深いところにあり、なかなか見つけにくいと思ったので、ヘルプ記事としてまとめてみます。
キーボードのハードウェアレイアウトの変更方法
1.左端のWindowsマークを押して、「設定」メニューを選択する。
(下の画像の赤い点線枠で囲った部分です。以下、同様)
2.「Windowsの設定」画面で、「時刻と言語」を選択する。
3.「日付と時刻」画面の左側のメニュー一覧にある「地域と言語」を選択する。
4.「地域と言語」画面の右側の一覧から、「日本語」をクリックし、さらに「オプション」ボタンをクリックする。
5.「日本語」画面の一覧から、「ハードウェアキーボードレイアウト」の項目にある「キーボードレイアウト」の設定値を確認する。
上の画像で、赤点線枠で囲まれた文字が「英語キーボード(101/102キー)」となっていれば、今回の現象に該当しています。
その場合は、その下の「レイアウトを変更する」ボタンをクリックします。
6.「ハードウェアキーボードレイアウトの変更」画面で、「日本語キーボード(106/109キー)」を選択したあと、「サインアウト」ボタンを押す。
「サインアウト」ボタンを押すと、一度アカウントがログオフされて、起動時のログイン画面に戻ります。
再度、ログインした後に、先ほど入力できなかった「@」などの記号が正しく入力されていれば、正しく設定ができています。
おわりに
Surface Laptopのセットアップでやったことのまとめは、もう少しいろいろ環境ができてから書こうと思ったのですが、このトラブルが他のマシンでも起きているとしたら、あまりに初心者殺しかと思い、整理して書いてみました。
英語キーボードレイアウトのままでも、Chromeなどでは正しく入力できたり、「キーボードの認識が怪しいのかな?」と思って検索しても、デバイスマネージャからドライバを選び直して、再インストールをする手順が案内されたページが上位にヒットしたりと、下手に知識を持っていると余計に解決方法に辿りつきにくかった...。
私はなぜ休みの日なのに、こんなお仕事っぽいことをしているのでしょう。