めしがくいたい

あるMENSA会員の生活

初めて相席居酒屋に行った話

今回は、昔初めて相席屋に行った時の話をします。

 

 

 

女性と出会う方法にはいくつかあると思いますが、

 

  1. 友達づたい
  2. バイトや習い事
  3. 出会い系やSNS
  4. ナンパ
  5. 相席居酒屋

 

 

今回は➄の相席居酒屋に行ったときの話です。

 他のエピソードはおいおい別の記事で書きます。

 

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先に断っておきますが、

僕は相席居酒屋に女性と出会いに行ったわけじゃありません。 

性欲がバケモノなので、一線交えに行きました。

 

 

 

今までに何度か行っていますが、これは初めて行った時の話です。

 

 

 

そもそも相席居酒屋ってどんなかんじなの?システムは?出会えるの?という皆さんのためにスペシャルレクチャーをしましょう。

 

相席居酒屋とは・・・・

男性複数人と女性複数人をマッチさせて飲食を提供するお店。

女性が余っている場合は見た目・年齢などを指定することもできる。

相席カフェ等の亜種も存在する。

 

 

今回行った店は、

基本女性は無料、男性は30分ごとに飲み放題の金額がかかる。

食事は別料金だが、面白いのは女性が頼んだ分も男性が支払うということ。

同席してから30分以降は女性をチェンジすることができるので、大飯喰らいの女性はたらいまわされるという愉快なシステムでした。

 

(チェンジするときはなるべく大きな声で「チェンジ!!!」と叫ぶとマナー違反にならない。)

 

 

女性無料だけあってタダ飲み目的の女性が多いので、女性の方が多いことがほとんど。

女性が店の前で列をなしているのはよくあること。

 

 

 

 

そんな相席居酒屋に行くとかシャバいというその気持ち、わかるわかる。僕もそうだった。行ってみなわからないこともある。行ってみた。

 

 

 

夏休み、

僕の性欲に理解のある友達S君を連れて二人で相席居酒屋に行くことに。

(そういう友達ってかけがえがないですよね。)

 

 

その時は僕も若く、経験人数は童貞に毛が生えた程度だった。

女性との会話もおぼつかなく自信がない、という状態。

 

 

女性慣れしていて、女性をちぎっては投げちぎっては投げる、そんな渋い男になりたいという建前と、ただただヤリタイという本音から生まれた行動力で相席居酒屋の門を叩く。

 

緊張をごまかすために、その界隈にこなれたS君と居酒屋で酒ブーストをした後、相席居酒屋に足を運んだ。

 

酒ブーストとは・・・

緊張するイベントの前に酒を飲んで緊張を解いたり、テンションをブーストする行為。 

 

相席屋の受付に向かう、心臓の鼓動が自分でわかる程度に緊張は高まっていた。

 

 

そんな状態でまともに女性と話せるわけがない。

「落ち着け、相手はただの肉塊だと思え、普通の表情をして話せ」と自分に言い聞かせるが、緊張は止まらない。

 

 

受付にて、20代前半の女性を指定して、入場。

 

そして店員に連れられた先には二人の女性が待っていた。

 

 

一人はもう名前も覚えていないが・・・・タヌキに似ていたので仮名クソダヌキ。

学生。タヌキ。デブ。かわいくない。ミディアム黒髪。タヌキ。身長155くらい。

 

二人目・・・・こっちは名前覚えてるのでAちゃん

学生。ガッキーぽい顔。就活生。かわいい。普通体型。ミディアム黒髪。身長160くらい。

 

 

 

自分も学生なので、まともに相手にしてくれそうな学生と相席したかった自分は正直ガッツポーズ。

しかも片方は結構かわいい。

ありがとう相席居酒屋。

ありがとうビギナーズラック。

 

 

席に着くなりお酒を注文し乾杯。

 

 

男女

机机

女男

 

という形で座ったのだが(そう座らされる)

僕は運悪くクソダヌキと横に並ぶ形で座ってしまったのだ・・

配置はこんな感じ。

 

ク僕

机机

AS

 

 

 

横に座った方が喋りやすいし、したがってうまくいきやすいのでクソダヌキの横に座らせた店員とクソダヌキに怒りを覚えるも、とは言ってもほぼ童貞。

 

緊張しながら

「どこの学校通ってるの?」

「何の勉強してるの?」

「お酒強いの?」

「へー普段どこで遊ぶの?」

など、初心者らしいジェントルマンな質問攻め。

童貞丸出しである。

 

しかし人間の愛に飢えていたクソダヌキはノリノリである

 

 

 

1時間くらいグダグダ会話していると、

 

クソダヌキは無駄にノリが良いので、最終的に「今度ビアガーデン行こうよ!」という話になってラインを交換してその日は幕を閉じる。

 

 

 

Aちゃんとは、僕はご縁がなかったが・・・・・・S君がしっかり回収していった。

 

 

 

まあ初回はこんなもんか、と思いながらも、

僕の手元に残されたクソダヌキの連絡先にLINEを仕方なしに送る。

 

そしてラインすること約一週間、ビアガに行く約束を取り付け、その当日。

 

駅前で待ち合わせ。

クソダヌキがやってくる。

あんまりかわいくないなあと思いながら迎え討つ。

 

 

今日の僕の作戦はこうだ。

  1. 滅茶苦茶に自分が酔って、シラフじゃできない言動をして距離を詰める
  2. そしてホテルに行く

 

単純なタクティクス。 目標はセックス。

 

 

そして、ビアガ会場に入る。

 

Tちゃんもなかなかに飲める子で、ビールが進む。

進まなきゃやってられなかったのかもしれない。

 

ある程度飲んだところで、

男関連の話から性的な話に持っていき、なんやかんやでなしくずしセックスに持ち込む作戦を決行。

 

 

僕「彼氏はいたの?」

クソダヌキ「いたよ」

僕「いつまで?」

クソダヌキ「一年前までかな。。」

僕「どんなひとだったの?」

クソダヌキ「30代の人で・・・」

僕「おっさんやん!w」(酔ってる)

僕「セックスはどのくらいしてたの?」(滅茶苦茶に酔ってる)

 

クソダヌキ「週に一回くらい~??」

 

 

 

 

あっ、これはやれる。

そう思いました。

 

こういう質問に答えるようなどうしようもない節操のない女はやれるという童貞方程式。

 

ほかにも具体的な質問もした気がするけど割愛。

 

 

もう、ヤレルヤレルしか考えていない僕は、既にビアガからホテルに連れ出そうと画策していた。

 

 

適当なベンチに座って

僕「この後どうする~?」などと聞く。

 

実はこの時、ホテルに言った経験が乏しく、正しいホテルへの導き方が全然わかっていなかったため、探り探りだった。

 

そこでクソダヌキが衝撃の一言

クソダヌキ「体目的なんじゃないの~?」

 

ま、まずい。。。。。童貞方程式が壊れる。。。。。。

 

 

僕「い、いや違うよ~」

僕「で、でもさ、ホテル行かない??(意味不明)」

 

もうごり押しだった。理論も破たんしていた。

シミュレーションにないことだ。この後のことはわからない。力技だ。

強い方が勝つんじゃない。勝った方が強いんだ。 

 

 

 

クソダヌキ「まぁいいけど。。。」

しぶりつつも承諾を得た。

 

これは勝った。

手をつないでホテルに向かう。もう目的達成のためなら何でもよかった。

 

そして、友達から聞いていた町で一番キャッチーなホテルに足を運ばせる。

 

いざ、自動ドアをくぐって、ホテルのパネルで部屋を選択。これは勝った。

 

もうこの時点でとんでもなく気持ちは高揚していた。

ヤレる。これは勝った。今日ヤレるんだ僕は。実質もう入っちゃってるようなもんだ。

 

エレベーターに乗り、手をひき、自分たちの部屋へ向かう。これは勝った。

 

 

ここでクソダヌキは衝撃の行動に出る。

 

「やっぱり、無理だわ」

彼女は走り出した。エレベーターの方へ。

 

 

 

勝利を目前にして意見を変えたのである。

秋の空かよ。女心は。

 

 

呆気にとられる僕。

光るホテルの部屋番号。

 

 

(パネルで部屋選択しちゃったから、入らないとまずいのでは??)

(でも一人で入っていいものなのか?)

(というか一人で入って楽しいのか?)

 

などと、ほぼ童貞の頭はパニックである。

 

 

 

 

 

僕はとりあえず一人でその部屋にはいった。

  

そこに待ち構えていたのは

 

 

 

精算機「ご精算をしてください。ご精算をしてください。ご精算を・・」

 

 

混乱したままの頭で、とりあえず5千円を課金した。

 

 

 

閉まるオートロックの鍵。

 

 ラブホテルの一室で一人。

 

 

なんだこれは。

 

 

しかし気持ちの切り替えは早かった。

とりあえず部屋の自販機でTENGAを買った。

サッと抜いてシャワーを浴びて、ホテルからログアウト。

たまたま近くにいた友達にラインして焼肉屋にいって性欲と食欲を短時間で満たした。

 

 

その焼き肉屋はタレを使わない店で、こだわりの塩で肉を食べる。

安くて多くてとてもいい店だ。

その時の焼肉屋の味は一生忘れられないなあ。

 

 

 

という僕の初めての相席居酒屋体験談でした。

 

クソダヌキとはその後連絡も取っていません。

ブロックされたんじゃないかな。

 

 

 

 

タヌキってより、とんだ女狐だったな。