弟が700万円のボーナスをもらっていた。
帰省して、同じく県外から戻ってきた弟にひさしぶりに会いました。
弟はいま仕事がとても楽しいらしく、聞いてもいないのに仕事の話ばかりしてきます。
まぁ仕事が楽しいのはいいことです。
わたしの弟は営業・販売の仕事をしていて、給料は基本給+歩合制。
商品を売れば売るほど給料があがるシステムです。
とはいえ商品が高額なので、売るのにも相当の努力がいるし努力したからと言って売れるわけではない。
成果が出ずに辞めてしまう人の方が多いのだそうです。
ボーナスもどれだけ売り上げたかで決まり、売り上げ額の1割がボーナスとして支給されるそうです。てかすごいな1割って。
そしてそのボーナスの支給の仕方を聞いて驚きました。
社員を部屋に集めます。
部屋には細長いテーブルが置かれていて、その上には左から支給額の少ない順に現金が積まれています。
貰えるだけまだよくて、ゼロの人もいるんだとか。
トップの人は一番右端に、1000万を超える現金の束が積まれています。
そうして左端の人から順番に名前を呼ばれ、現金が手渡されるのです。
さすがに高額になってくると、あくまでそれは見せ金で、あとで口座に入金されるらしいですが。
いまどきすごいことやってる会社だな、と思いましたが、支給額を可視化することで、社員の対抗心や向上心を煽ろうという狙いなのでしょう。
弟は前回のボーナスではトップ2になったらしく、テーブルの上に積まれた現金をバックに満面の笑みで立っている写真を見せてきました。
入社して初めてもらったボーナスは5000円、と言っていたから、きっとそれからものすごくがんばったんだろうと思います。
それにしてもこれは、売り上げが少なかった人にとってはキツいイベントだなーと思いました。
ボーナス支給額だけでなく、自分の「できなさ」もが可視化されてしまっているように感じるからです。
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ブログ辞める理由って
あ、これってブログも一緒?とふと思いました。
ブログを辞めてしまう人の多くは、たぶん「アクセス数があがらないこと」そのものがキツいんじゃないと思います。
いや、それ自体もキツいでしょうけどもっとキツいのが、
「アクセス数の差が可視化されること」
なんじゃないかと思いました。
特に収益のみを目的としてブログをやっている人の場合、ブクマの数やブログ運営報告などを見たり、他の人との差はどうしたって気になります。
自分のアクセス数が少ない場合、「ブログを書く」という「同じ作業」をやっているのになぜ自分は成果が出ないのか?と、他人と自分を比べます。
自分の「できなさ」をまのあたりにして、がんばろうって思うタイプか、そんなこと気にせず淡々としていられる人は続けられますが、他人との差を目にし続けることに耐えられない人たちが辞めてしまうのかなぁ、と。
まぁ、ただでさえブログより楽しいことはいくらでもありますしね。
てかこのできる・できないっていうのも、単にアクセス数だけを基準にした場合の話ですけども。
でもそういう人多いんじゃないかなぁって。
弟の話を聞いていて、そんなことを思いました。
わたしと同じ頃にブログをはじめた人で、今はぱったり更新が途絶えてしまった人がたくさんいます。
まだ3か月です。
ちなみにわたしは、いつか収益があったらいいなぁー、オフ会とかにもあこがれるなぁーと夢を見ているポンコツブロガーです。
淡々と粛々と続けていこうと思ってますので、どうぞよろしくおねがいします。
平成生まれのバブリーな弟
最近の若者は車どころか免許を取る人も減っているなんて話を聞きますが、うちの弟は中古とは言え高級車に乗り、時計はわたしでもわかるようないかにも高そうなやつで、オーダースーツまでつくっていてそれもまたかなり良さげな生地のやつです。しかもダブルの。
なんかもう全般的にバブリーでチャラい。
「しもしも?」って電話に出てないか心配になるレベルです。
まぁでも使えるお金があるのなら、これはこれでいいのかなぁと思ったり。
多少というかかなり心配になるところはありますが、お金は使ってみないとわからないこともあるでしょうし。
若いうちから変にミニマリストとか言い出すよりいいかなーってのが姉ちゃんの感想です。
そのうち落ち着くでしょう。たぶん。
ふと思ったのですが、ミニマリストを自称している人に1000万わたしたら、どんな使い方をするのか?
気になるところです。