アニメはロボットものからハマったすやまたくじです。
今回はそんなロボットアニメのおすすめランキングを。
- 動画解説:巨大ロボット【名作】アニメおすすめランキング(約18分)
- 【巨大】ロボット名作アニメおすすめランキング
- スーパー系とリアル系の解説
- まとめ&その他の巨大ロボットアニメおすすめランキング候補作品
動画解説:巨大ロボット【名作】アニメおすすめランキング(約18分)
【巨大】ロボット名作アニメおすすめランキング
ここではアニメの中でもロボットものだけに絞って比較し、特に面白かった名作をおすすめ人気ランキング形式で紹介しています。
ただし、巨大ロボットだけで人が搭乗できない、またはしない人間サイズの作品などは除外しています。
また、ガンダムやマクロスといった一つのシリーズで何作品も出ているものはその中から1つだけというルールにしました(そうしないと一つの作品に偏るので)
あと、同じ作品をテレビアニメ・OVA・劇場版・リメイクと複数展開している場合もありますが、これらは全部合わせて1つとして評価しています。
第10位:トップをねらえ!(スーパー系熱血SF)
トップをねらえ!は、ガイナックス制作・庵野 秀明(あんの ひであき)監督により1988年からOVAで販売されたSFロボットアニメ。
キャッチフレーズが、
『炎の熱血友情ハードSF宇宙科学勇気根性努力セクシー無敵ロボットスペクタクル大河ロマン!!!!!』
とパンチが効いた作品。
ロボットに乗って走ったりトレーニングしたりと、
それ意味なくないっ!?
という演出に度肝を抜かれたものです(笑)
ストーリーは宇宙に進出するようになった人類が謎の宇宙怪獣に攻撃されて危機に陥っているというもの。
そんな宇宙怪獣との戦い、そして主役メカ:ガンバスターの活躍を描いています。
まあー、ガンバスターがスーパー系だけあってめちゃくちゃ強い!
そして、絶叫しながら繰り出す必殺技などが熱い!
炎のような熱い展開が楽しめる作品ですw
第9位:聖戦士ダンバイン(リアル系ファンタジー)
聖戦士ダンバインは、日本サンライズ制作・富野 由悠季(とみの よしゆき)総監督により1983年2月~1984年1月までテレビ朝日系列で放映されたファンタジーロボットアニメ。
海と陸の間にあるバイストン・ウェルという異世界に日本人の主人公:ショウ・ザマが召喚されることから始まる物語。
『風の谷のナウシカ』のようなファンタジーな世界観と昆虫をモチーフとしたオーラーバトラーと呼ばれる異形のロボットが登場するのが特徴。
ファンタジー作品らしく『オーラ力(ちから)』と呼ばれる不思議な力と剣を主体にして戦う(飛び道具もありますが)のが好きでしたね~
また、途中で変わる主人公機:ビルバインのデザインがカッコよくてテンション上がったものです(笑)
他にも、
俺は人は殺さない!
その怨念を殺す!!!
など、何気に名ゼリフが数多く、古い作品ですが僕の記憶に深く残っています。
第8位:コードギアス 反逆のルルーシュ(リアル系ダークファンタジーSF)
コードギアス 反逆のルルーシュは、サンライズ制作・谷口 悟朗(たにぐち ごろう)監督により2006年~2008年(1期とR2(2期)を合わせて)までMBS・TBS系列で放送されたダークファンタジーSFロボットアニメ。
また、2017年から劇場版3部作も公開されます。
現実とは違った歴史をたどった世界観。
世界の3分の1を支配する超大国『神聖ブリタニア帝国』に対し、反旗を翻す主人公:ルルーシュの物語。
舞台が植民地化されてイレヴンと呼ばれている日本、主人公がアンチヒーロー(ダークヒーロー)でギアスという特殊な力を持っている点が特徴ですね。
また、このシリーズはロボットアクションがすばらしく、出てくるナイトメアフレーム(ロボット)も『ランスロット』や『紅蓮(ぐれん)』、主人公が乗る『ガウェイン』など魅力的な機体が揃っています。
が、主人公はナイトメアフレームにも乗るけれど、あくまで本業はパイロットではなく指導者。
ロボットアクションはあくまでエンターテイメントとして取り入れているだけで、メインとなるのはルルーシュのアンチヒーローとしての活躍ですから。
なので、熱いバトルが繰り広げられてもそれは主人公以外の人物同士といった点がロボットアニメとしてはざんねんでしたね。
第7位:アクエリオンEVOL(合体スーパー系SF)
アクエリオンEVOL(エヴォル)は、サテライト×エイトビット制作・河森 正治(かわもり しょうじ)総監督により2012年にテレビ東京系列などで放送されました。
2005年に放送された『創聖のアクエリオン』の続編にあたる作品。
アクエリオンといえば合体。
ベクターマシンと呼ばれる3機の戦闘機が合体することでアクエリオンという巨大ロボットになるのですが、その組み合わせとフォーメーションによって様々なタイプのアクエリオンになるというのが斬新でしたね~。
また、合体時に、
気持ちいい~
といったセリフを発するのも衝撃でした(笑)
EVOLではそんな合体や男女間での恋愛部分が強化されており、そこが初代の『創聖のアクエリオン』よりもお気に入りな部分ですね。
戦闘面も『三位一体拳(さんみ いったいパンチ)』など、次々と新しい必殺技が出てくるのが好きでした。
第6位:機動警察パトレイバー(リアル系近未来SF)
機動警察パトレイバーは、押井守さんなどが監督を務め、1988年からさまざまなメディアで展開した近未来SFロボットアニメ。
OVA・テレビアニメ・映画版の他に、ゆうきまさみさんによる漫画版(原作ではなくあくまでマンガ版)も存在するメディアミックス作品。
1988年から10年後の近未来を描いた世界観となっています。
ロボット技術の向上により、レイバーと呼ばれる作業機械が普及した日本。
その結果、続発するレイバー犯罪や事故に対処するために結成された『特車二課』と『パトレイバー(パトロールレイバーの略)』の活躍を描いた物語。
警察が舞台ということもあり、戦闘以外も多く描かれるのが他のロボットアニメとの大きな違いですね。
子供の頃はそれが退屈でしたが、今観ると交通整理や警備などの仕事をこなすロボットというのも他にはない感じでイイ!
ただ、全くレイバーが活躍しない回も多くあり、ロボットアニメとしてはそこがネックですね(作品としては社会的な部分を取扱って点は面白いですが)
とはいえ、
グリフォン戦など、数は少ないですがここ一番のバトルも熱い!
第5位:超時空要塞マクロス(歌と恋とSFのリアル系)
超時空要塞マクロスは、1982年10月~1983年6月までTBS系列で放送されたマクロスシリーズの第1弾となるSFロボットアニメ。
また、1984年に石黒 昇(いしぐろ のぼる)&河森 正治(かわもり しょうじ)共同監督により劇場版『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』も公開されています。
劇場版は総集編ではなく、テレビ版を再構成した別物ですね。
地球統合政府と異星人『ゼントラーディ』との宇宙戦争を舞台とした物語。
マクロスはやっぱりバトロイド、ガウォーク、ファイターと三段階に変形する可変戦闘機バルキリーが魅力。
そこから繰り広げられる板野サーカスとも呼ばれる空中戦は圧巻でした。
とはいえ、空中戦なら後の作品である『マクロスプラス』の方が好き。
ただ、マクロスにはSFロボットアクション以外にも歌・恋の三角関係と3つのテーマがあり、歌の演出がこの第1作、特に『愛・おぼえてますか』がいい。
ラストの歌と共に始まるバトルはアニメ史上に残る名シーンです。
第4位:天元突破グレンラガン(熱血SFファンタジーなスーパー系)
天元突破グレンラガンは、ガイナックス制作・今石 洋之(いまいし ひろゆき)監督により2007年4月~9月まで放送された熱血SFファンタジーロボットアニメ。
また、2008年~2009年に劇場版も公開されました。
はるか未来、地中に穴を掘って生活するようになった人類と獣人やアンチ・スパイラルといった襲撃者との戦いを描いた物語。
グランラガンの魅力は暑苦しいぐらい熱血な展開。
主人公:シモンやそのアニキ分的な存在のカミナなど、ハートが熱い登場人物が物語を盛り上げます。
ガンメン(この世界のロボット)によるバトルはもちろん、大絶叫の必殺技に加え、それ以外の見得や口上でもその魅力は存分に発揮されます。
特にラストバトルはその全て詰まった集大成とも呼べる内容となっています。
観るとハートが熱くなる作品。
第3位:交響詩篇エウレカセブン(リアル系SF)
交響詩篇エウレカセブンは、ボンズ制作・京田 知己(きょうだ ともき)監督により2005年4月~2006年4月まで毎日放送などで放送されたSFロボットアニメ。
また、2009年に『交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい』が、2017年から新劇場版三部作『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』が公開予定です。
スカブ・コーラルやトラパー、コーラリアンなどの不思議なものが存在する惑星を舞台に、主人公:レントンとヒロイン:エウレカのボーイ・ミーツ・ガールの物語。
二人の恋と成長を軸にさまざまな出会いと別れを繰り返していく。
肝心のロボットアクションはLFOと呼ばれる人型機動マシンがリフボードに乗り、リフライディング(空中で行うサーフィンのこと)しながら空を滑るように飛ぶ。
これが他にない感じでカッコいいんですよね~
この作品では搭乗員はパイロットではなくライダーと呼ばれるなど細かい設定も◎
『装甲騎兵ボトムズ』のローラーダッシュにも衝撃を受けましたが、この空中をサーフィンするという発想にはそれ以上の衝撃を受けましたね。
第2位:エヴァンゲリオン(特殊系SF)
エヴァンゲリオンは、タツノコプロとガイナックス制作・庵野 秀明(あんの ひであき)監督により1995年10月~1996年まで『新世紀エヴァンゲリオン』のタイトルでテレビ東京系列放送されたSFロボットアニメシリーズ。
1997年~1998年に旧劇場版シリーズが、2007年からヱヴァンゲリヲン新劇場版(リメイク作品)が公開されています。
タイトルが『新世紀エヴァンゲリオン』から『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』に変更になったのでちょっとややこしい。
また、キャラクターデザインを行っている貞本 義行(さだもと よしゆき)さんによる漫画版も展開されています。
大災害『セカンドインパクト』後の世界が舞台。
人型兵器『エヴァンゲリオン』のパイロットとなった少年少女たちと謎の敵『使徒』との戦いを描いた物語。
深くて濃いストーリーはもちろんですが、野獣のような動きや迫力を見せるエヴァ独特のロボットアクションにも釘づけになりました。
まあ、そもそもエヴァは正確にはロボットではないのですが、ロボっぽいものを全て含めてのロボットアニメということで。
ビースト化が進むと戦闘シーンがなかなかにハードな展開を見せるため、そこが苦手という人もいますね。
第1位:機動戦士ガンダム(リアル系SF)
機動戦士ガンダムは、日本サンライズ制作・富野 由悠季監督により1979年4月~1980年1月までテレビ朝日系列で放送されたガンダムシリーズの記念すべき第1作(無印と呼ばれることも)
その後、さまざまなガンダムシリーズが展開されましたが、この作品も1981年~1982年まで劇場三部作が公開。
さらに、安彦 良和(やすひこ よしかず)さんによりアニメをベースに外伝的エピソードも加えた漫画版『機動戦士ガンダム THE ORIGIN(きどうせんしガンダム ジ・オリジン)』も2015年からOVAでアニメ化。
主人公のライバルであるシャア・アズナブルを主役とした外伝的エピソードが映像化されました。
子供の頃はガンダムやシャア専用機の特別感に憧れ、大人になってから見るとランバ・ラルやマ・クベといったおっさん達の活躍にニヤリとさせられる作品。
正直、絵や使い回しのシーンなど、今観ると初代ガンダムは古さを感じる作品ですね。
ただ、SFリアルロボットアニメのパイオニアと呼ばれるだけあって今観てもストーリーや設定なんかがおもしろい!
ガンダムとジオングのラストシューティングはアニメ史上屈指の名シーン。
また、THE ORIGIN本編もアニメ化されるという噂もあり、その期待も込めて第1位としました。
スーパー系とリアル系の解説
ここでは、スーパー系とリアル系が分からない人向けの解説を。
正しくはスーパーロボットとリアルロボットで、これはゲーム『スーパーロボット大戦』などで出てきたロボットを大きく2つの系列で分ける呼称ですね。
- スーパー系:超科学的なスーパーヒーロー的ロボット(マジンガーZやグレンラガンなど)
- リアル系:リアリティを重視したロボット(ガンダムやマクロスなど)
といった感じ。
とはいえ、これらには明確に当てはまらない、またはエヴァみたいにその両方を兼ね備えたタイプもありますが。
なので、僕の中では特殊な機体は除き、大型怪獣なんかと格闘戦が行えるパワーと耐久力があるものをスーパー系、そういったことはできず現実の兵器に近い雰囲気があるものをリアル系と考えています。
まとめ&その他の巨大ロボットアニメおすすめランキング候補作品
好きなロボットアニメということで今回も選ぶのに大苦戦でしたね~
他にランキングに入れようか悩んだ作品としては、
- フルメタル・パニック!
- クロスアンジュ 天使と竜の輪舞
- シドニアの騎士
- ブレイク ブレイド
- STAR DRIVER 輝きのタクト
- 機動戦艦ナデシコ
- 翠星のガルガンティア
- 装甲騎兵ボトムズ
- 戦闘メカ ザブングル
- 重戦機エルガイム
- 天空のエスカフローネ
- ナイツ&マジック
- ガン×ソード
- 蒼穹のファフナー
と、こっちだけでも別におすすめランキングが作れるほどの名作の多さ!(笑)
また、違う縛りでこれらの作品も紹介したいですね。