玄海・大飯原発 冬以降再稼働へ 規制委が工事計画を認可

玄海・大飯原発 冬以降再稼働へ 規制委が工事計画を認可
原子力規制委員会は、佐賀県にある玄海原子力発電所と福井県にある大飯原子力発電所について、安全上重要な設備の詳しい設計を25日、認可しました。

九州電力と関西電力は準備が整いしだい、再稼働に向けた最終の検査を申請することにしていて、2つの原発の再稼働はこの冬以降になる見通しです。
玄海原発と大飯原発のいずれも3号機と4号機は、原発の再稼働の前提となる原子力規制委員会の審査にことし5月までに合格し、九州電力と関西電力は、安全上重要な設備が地震の揺れに耐えられるなどとした「工事計画」と呼ばれる設備の詳しい設計を提出していました。

これについて規制委員会は25日、玄海原発3号機と大飯原発3、4号機について設計は妥当だとして、「工事計画」を認可しました。玄海原発4号機も手続きが済みしだい、近く、認可される見通しです。

これを受けてそれぞれの電力会社では、準備が整いしだい、原発の再稼働に向けた最終段階となる検査、「使用前検査」を申請することにしています。

ただ、再稼働には、地元の同意が必要で、玄海原発については、ことし4月に佐賀県が同意していますが大飯原発については福井県が同意するかどうか判断していません。

いずれの原発も再稼働はこの冬以降になる見通しで、すべてが再稼働すれば、鹿児島県にある川内原発、福井県にある高浜原発、愛媛県にある伊方原発と合わせて全国で5原発9基が運転することになります。
玄海・大飯原発 冬以降再稼働へ 規制委が工事計画を認可

玄海・大飯原発 冬以降再稼働へ 規制委が工事計画を認可

原子力規制委員会は、佐賀県にある玄海原子力発電所と福井県にある大飯原子力発電所について、安全上重要な設備の詳しい設計を25日、認可しました。

九州電力と関西電力は準備が整いしだい、再稼働に向けた最終の検査を申請することにしていて、2つの原発の再稼働はこの冬以降になる見通しです。

玄海原発と大飯原発のいずれも3号機と4号機は、原発の再稼働の前提となる原子力規制委員会の審査にことし5月までに合格し、九州電力と関西電力は、安全上重要な設備が地震の揺れに耐えられるなどとした「工事計画」と呼ばれる設備の詳しい設計を提出していました。

これについて規制委員会は25日、玄海原発3号機と大飯原発3、4号機について設計は妥当だとして、「工事計画」を認可しました。玄海原発4号機も手続きが済みしだい、近く、認可される見通しです。

これを受けてそれぞれの電力会社では、準備が整いしだい、原発の再稼働に向けた最終段階となる検査、「使用前検査」を申請することにしています。

ただ、再稼働には、地元の同意が必要で、玄海原発については、ことし4月に佐賀県が同意していますが大飯原発については福井県が同意するかどうか判断していません。

いずれの原発も再稼働はこの冬以降になる見通しで、すべてが再稼働すれば、鹿児島県にある川内原発、福井県にある高浜原発、愛媛県にある伊方原発と合わせて全国で5原発9基が運転することになります。