大阪の大規模停電 送電設備2か所で破損

大阪の大規模停電 送電設備2か所で破損
23日、大阪・吹田市などの3万4000戸余りで起きた停電について、関西電力が調査を進めた結果、送電設備が2か所で破損していたことが分かり、関西電力では、これによって送電が遮断された可能性があると見て、さらに詳しく調べています。
23日午前5時40分ごろ、吹田市や大阪市東淀川区、それに摂津市で合わせて3万4000戸余りが停電し、復旧には11時間余りがかかったほか、病院の診察や店舗の営業開始が遅れるなど、市民生活に大きな影響が出ました。

停電の原因を調べている関西電力によりますと、23日の時点では、吹田市内の地下の送電ケーブルが1か所破損しているのが見つかっていましたが、その後、1キロほど離れた別の場所で、地下の送電ケーブルをつなぐ設備が破損し、絶縁用の油が漏れ出しているのが見つかったということです。

関西電力は、2か所で漏電が発生して設備が破損し、送電が遮断された可能性もあると見て、原因をさらに詳しく調べることにしています。

また、24日も吹田市や摂津市の合わせて1300戸余りで一時停電が発生したということです。関西電力は「多くの皆様にご迷惑をおかけしたことをおわび申し上げます。引き続き原因究明を実施し、必要な対策を検討してまいります」とコメントしています。
大阪の大規模停電 送電設備2か所で破損

大阪の大規模停電 送電設備2か所で破損

23日、大阪・吹田市などの3万4000戸余りで起きた停電について、関西電力が調査を進めた結果、送電設備が2か所で破損していたことが分かり、関西電力では、これによって送電が遮断された可能性があると見て、さらに詳しく調べています。

23日午前5時40分ごろ、吹田市や大阪市東淀川区、それに摂津市で合わせて3万4000戸余りが停電し、復旧には11時間余りがかかったほか、病院の診察や店舗の営業開始が遅れるなど、市民生活に大きな影響が出ました。

停電の原因を調べている関西電力によりますと、23日の時点では、吹田市内の地下の送電ケーブルが1か所破損しているのが見つかっていましたが、その後、1キロほど離れた別の場所で、地下の送電ケーブルをつなぐ設備が破損し、絶縁用の油が漏れ出しているのが見つかったということです。

関西電力は、2か所で漏電が発生して設備が破損し、送電が遮断された可能性もあると見て、原因をさらに詳しく調べることにしています。

また、24日も吹田市や摂津市の合わせて1300戸余りで一時停電が発生したということです。関西電力は「多くの皆様にご迷惑をおかけしたことをおわび申し上げます。引き続き原因究明を実施し、必要な対策を検討してまいります」とコメントしています。