開発中の超小型衛星 愛称募集
来年度、国産ロケットで打ち上げられる予定の愛知県蒲郡市の愛知工科大学と地元金属メーカーが開発している超小型衛星について開発グループは、より多く人に知ってもらおうと、一般から愛称を公募することになりました。
衛星は愛知工科大学と蒲郡市内の自動車部品などの金属加工メーカー7社が開発に取り組んでいて、地上から肉眼で見える強い光を放つLEDなどを搭載し、縦・横・高さが、それぞれ10センチしかない超小型のものです。
JAXA=宇宙航空研究開発機構の公募に採用され、来年度、国産大型ロケット、H2Aロケットで打ち上げられる予定です。
蒲郡市や開発にあたっているグループは、この超小型衛星をより多くの人に知ってもらおうと、愛称を公募することになりました。
愛称は蒲郡市役所内に設けられた事務局が郵送やFAX、それに、メールで受け付けます。
事務局の担当者は、「蒲郡市をあげて取り組んでいる衛星なので、市民にも参加してもらい、いつまでも親しみを感じる名前を応募してもらいたい」と話しています。
受け付けは、9月29日までで、採用された愛称は11月上旬に発表される予定で、衛星の機体内部のプレートに記載されるということです。