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新品の金具をそのまま使っちゃうの!?簡単にアンティーク調にエイジング加工する方法を教えます!

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こんにちは、ロクパパです!

DIYをするときに参考にするオシャレ―な作品たちは、単純にデザインや木材の塗装だけではなく、細部にまでこだわりを持って作られていることが多いですよね!

そんな素敵なDIYに近づけるよう、今回は「金具のエイジング加工」についてご紹介したいと思います。

先日の記事で、壁に穴をあけずに棚を作る方法をご紹介しましたが、ホームセンターで購入した新品の金具を取り付けると、せっかく古民家風の落ち着いた色に塗装をした柱が台無しになってしまいますよね。

今回は、ホームセンターで買える新品の金具を、簡単に経年劣化したように見せる方法をご紹介します。

DIY初心者の私でもとても簡単にできた方法をご紹介しますので、是非お付き合いください!

お家で簡単DIY!ピカピカの金具を簡単に経年劣化風に見せる方法

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以前の記事でもご紹介しましたが、写真の木材はホームセンターでツーバイ材を購入して、水性ウッドステインで塗装しました。

DIYをするときに、折角いい感じに棚に使用する木材をいい感じに塗装したのに、そこに取り付ける金具が新品のままだと、上の写真のようにどうも浮いて見えてしまいます。

私が購入したのは、ホームセンターで買える100~300円の普通の「金折」と呼ばれる木材固定金具です。

 

私はブロンズ(色)を購入しましたが、何も加工しないで使うとやっぱりそこだけピカピカ光って目立ってしまいました。

そこで、この金折もチョッとひと手間加えて、落ち着いた印象に変えたいと思います。

金具をアンティーク調に加工するのに必要な道具はコレ

ピカピカの新品の金具を加工するのに必要な道具は3つです!

  1. 金属プライマー
  2. 布用スタンプインク(金、茶、黒)
  3. 布やすり(80番以上の荒いもの)

金属プライマー(メタルプライマー)とは

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メタルプライマーは、非鉄金属の下塗り用のスプレーです。

これを吹きかけることによって、そのままでは定着しなかった塗料が金具の上に乗るようになります。

普通にホームセンターに売っているので、金具を加工する予定の方は、金具と一緒にメタルプライマーも購入してしまいましょう!

メタルプライマーのみ購入したい方は、ネットでも購入できます。

 

布用スタンプインク(金、茶、黒)

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こちらは良く見かける「布用スタンプインク」です。金具の経年劣化風の塗装はこのスタンプを使います。

アクリル絵の具などでもいいですが、このスタンプだと手も汚れにくく、荒いものも出ないので簡単!

色は、の3色があれば十分かなと思いますが、購入した金具の色によっていろいろ試してみてもいいかもしれません。

色の使い分けは、

  1. 金 ⇒ シルバーの金属のメッキが剥がれて錆びた風合いにする下地
  2. 茶 ⇒ 光沢を落ち着かせて、古い質感にする
  3. 黒 ⇒ 茶色の上に重ねることで、濃い汚れを表現する

 

といった感じです。

後述しますが、シルバーの金具のエイジング加工には「金色」はあった方が良いと思います。

 

布ヤスリ(80番以上)

 

 

私が購入したのが、この布ヤスリ#80です。ホームセンターでは100円ちょっとくらいで購入できます。

金具の表面を傷つけてメッキを荒く剥がすのに使うため、#80程度の荒いものを選びましょう。

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道具がそろったら加工をしてみよう!

メタルプライマーを金具に吹きかける

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まずは、使用予定の金具(この画像は金折)にメタルプライマーを吹きかけます。

20~30cm離れた場所から、まんべんなく吹きかけます。

夏場でしたら15分~20分位(冬場なら30~40分)で乾燥するので、乾燥させたら次の工程に移ります。

金具をヤスリで傷つける

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メタルプライマーが乾いたら、次は金具を布ヤスリで擦って傷をつけます。表面のメッキを傷つけながらはがすイメージです。

※写真は、既に柱にネジで留めた状態で行っていますが、加工前後の比較用に先に留めているので、実際の作業は柱に付ける前でOKです。

布用スタンプインクで色をのせる

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工程は終盤です。

傷をつけた金具に、布用スタンプインクで色をのせていきます。

私が使った色は、前述した「金、茶、黒」の3種類です。

そして、色を付けた後の金具はこのようになりました。

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購入したての時のピカピカ感は薄れ、いい感じに落ち着いた存在感になりました。

シルバーの金具も、

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ゴールドを先にのせ、黒や茶色を後からのせることで、黄色みがかった年季の入った質感になります。

スタンプインクを直接のせても良いですし、使い捨てのゴム手袋などを使って指に色をのせて、直接金具に擦り込むと味が出ます。

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実際に取り付けると、いい感じに錆びた雰囲気が際立ちますね!

布用スタンプインクを使った後に、若干ベトつく感じになりますが、もし気になる方はフィキサチーフやくもりガラススプレーなどを上から吹きかけることで、コーティングすることが出来るでしょう。

 

 

まとめ

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今回は、金具のエイジング加工の一例をご紹介いたしました。

私が知っている中で、使用する道具も一番シンプルでそれらしく見える方法の一つです。

錆び加工やひび割れ加工など、もっと手の込んだエイジング加工の方法もありますが、今回ご紹介したものは比較的簡単に行える方法だと思います。

こういう細かいところにも手間暇をかけるというのもDIYの楽しいところですよね。

是非、ご家庭でDIYをするときに試してみてください!

今回ご紹介したエイジング加工は、先日の記事「壁に穴をあけずに棚を作る方法」でもご紹介した、こちらの本にも詳しく載っています。

 

 

 是非参考にしてみてください。

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