19世紀から20世紀頃は、ステージ・トリックが劇場エンターテイメントの主役であった。動物を使った芸や人間の曲芸を劇場や天幕で見せるサーカスは各地で興行され人気を博した。
多くの人に見に来てもらえるよう、死、悪、獣、妄想、そして奇術の熱狂的で幻覚的なイメージを持つポスターが数多く作られた。
オカルトは大きな釣り針だったのだ。
いやまさか!とは思いながらも人々の潜在意識を刺激していった。
ここでは、ビクトリア時代のサーカスと手品の公演を宣伝する魅力的なポスターのコレクションを紹介しよう。
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1. サーカスの女性の空中ブランコ(1890年)
image credit: VINTAGE EVERYDAY
2. Barnum&Baileyの自転車とローラースケートの面白シーン(1900年)
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3. マジシャン・ケラーとその召使(1894年)
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4. 悪魔と乾杯するケラー(1899年)
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5. 浮遊マジックを披露するケラー(1894年)
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6. 驚異的な訓練を受けたアシカとアザラシ Forepaugh&Sells Brothers(1899年)
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7. 壮大な水サーカスの風景 Barnum&Bailey(1895年)
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8. 斬首マジックをするケラー(1897年)
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9. サーカスの象徴である象の上を飛ぶ Forepaugh&Sells Brothers(1899年)
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10. 球蹴りをする犬 Barnum&Bailey(1900年)
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11. 人間ダンベルを持ち上げるSandow Trocadero Vaudevilles(1894年)
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12. 驚くべき芸をする豚の一団 Barnum&Bailey(1898年)
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13. ウィリアム・H・ウエストによるミンストレル・ショーのアクロバティックなピエロ(1900年)
**カネヒラ注**ミンストレル・ショー(minstrel show)とは、顔を黒く塗った(Blackface)白人(特に南北戦争後には黒人)によって演じられた、踊りや音楽、寸劇などを交えた、アメリカ合衆国のエンターテインメントのこと。
image credit: VINTAGE EVERYDAY
14. 手品師Zan Zigとウサギと薔薇(1899年)
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15. バルーン・アクロバットをするMiss Stena(1890年)
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via:VINTAGE EVERYDAY・translated by どくきのこ / edited by parumo
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