原因を探してると、どうも「実メモリを使ってくれてない」という結論に至りました。
で、色々調べてみた結果と行った対処を備忘録として残しておきます。
vmwareは以前はゲストOS設定時に設定したメモリを実メモリとして予約する仕組みでしたが、それだと大量のメモリが必要となる為、人によっては複数のゲストを起動したくてもできない状況でした。
そこで、いつからか「メモリファイル」なるものができて、メモリをディスクで代用する仕組みが導入されています。
普通にvmwareを起動すると割り当てたメモリと同容量のファイルが作成されています。
赤枠の部分がそのファイルですね。
これをメモリとみなす事で、実メモリがなくても複数のゲストOSの稼働が可能になってます。
ただ、これって全メモリが「スワップファイル」になってるのと、ほとんど同じなので、スピードが犠牲になってます。
そこで、実メモリを使わせる方法が以下のとおり。
（vmware workstationの場合）
まず、vmwareの設定から、赤枠の所にチェックを付けます。
「VM(M)」→「設定(S)」→「オプション」タブ→「詳細」項目
続いて、ゲストOSフォルダにある「～.vmx」ファイルを開き、以下の１行を追記します。
最終行への追記で大丈夫です。
（vmware起動時に正しい行にvmwareが移動してくれます）
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mainMem.useNameFile = "FALSE"
-----------------------------------------------------------
この状態で、ゲストOSを起動してみると・・・
さっき作成されていた「～.vmem」というファイルが作成されなくなります。
タスクマネージャで確認してみると・・・
赤枠が設定をしてからゲストOSを起動した所です。
メモリ使用量が上がってますね。
ちなみに、その直前の減っこんでるところは、設定を行っていた時間帯です。
その前の状態がメモリをファイルにして起動していた時間です。
ちゃんと実メモリを使ってくれているようです。
動作もスムーズになりました。
キーワード
vmwareで実メモリを使用
vmwareの動作が遅い
