株式会社CureAppにジョインしました

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25歳、独身。夏。
地元の友達や大学の友達からは転職や結婚の話題が上がるお年頃になってきた。
気づけば転職して約2ヶ月、社会人になって3年ちょっと経っていた。

色々読んでたはずなのに、いざ自分が書くとノリが分からなくなる転職記事を書いてみようと思う。

株式会社CureAppにジョインしました

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CureApp, Inc. 株式会社キュア・アップ

2017年7月から、株式会社CureAppという会社に勤めている。
ひらたく言えば医療系スタートアップで、医療機器に分類されるアプリケーションを開発している。

なにやってる会社なの

"医療系"と聞くと大きな病院と提携する受託開発やら電子カルテとかが思い浮かぶ人が居るんじゃないかと思うけども、そうではない。例えば院内においておく医療機器(ハード)の管理コンソールとか、ハード(組み込み)とか、医師や患者のSNSとかでもない。

特定の疾患に対し治療効果を持つアプリケーション、医療機器承認される「薬」を開発している。
承認されれば保険が適用され、患者は3割負担のアレである。
詳しくは公式サイトとかニュース記事とか読むとわかりやすいと思う。

【プレスリリース】IoT デバイス「ポータブル呼気CO 濃度測定器一体型治療アプリ」を発表
モバイルアプリで生活習慣病の治療に挑むキュア・アップ、Beyond Nextや慶應IIらから3.8億円を調達——禁煙以外の治療アプリにも横展開を強化 - THE BRIDGE(ザ・ブリッジ)

治療行為には患者、医者、病院など様々な視点があるので、それぞれの利用シーンに合わせてネイティブアプリも作るし、IoT系の開発もやるし、webアプリも作るし、当然サーバサイドも書く。
言語はほぼ全てJavaScriptで、DDDをベースにした開発体制を取っている。
ドメインは実質Universalなjsで書かれており、webでもネイティブでもサーバでも同様に扱えるようにできている。
その辺は創業者の @shinout 、CTOの @janus_wel がこだわり持ってやってるだけあり、雰囲気だけ、口だけ、「イケてる"感"」といった類は感じず、実際割とイケてると思う。

マルチプラットフォーム時代のReact / React Native / Universal JS - SSSSLIDE

あとテストがちゃんと書かれているのでつよい。 :clap:

職業プログラマーとしてちゃんとしたjsを書いたことなかったけど、趣味ではjsばかり書いていたので経験値やスキル的にはついていけていると思う。
日々勉強の毎日だけど、職も変え住まいも変え、新しい趣味とともに心機一転楽しい毎日を過ごしてます。

なんで入ったの

「まずは3年」なんてよく言ったものだが、社会人になって3年経ったので土俵を変えて戦って見ようかなと思った、というのがきっかけ。
前の職場にもすごいと思っている人はそれなりに居たし、よく聞く「学ぶことがなくなった」とはあまり感じなかった。

それでも慣れには弱いのが私という人間で。
自分の中に「必死さ」やら「熱量」といったものが欠けているなと思った。
必死にならずに済むように予めスケジュールを、とかそういう話ではない。
必死にあがいて言い訳の余地もなく出し切った結果を、受け止めて、次にはもっといいものを作る。ついでに会社をちょっと大きくする。
とか、循環が自分の中で起きにくくなったな、と感じた。

あとは個人的な性格から「できそう」なものや「あとはやるだけ」なことにあまりモチベがわかないので、
「え、そんなことできんの?」ぐらい思い切ったプロダクトに貢献したいと思っていた。

まだ拙い経験値ながら、CureAppには貢献したいと思えるものを感じた。
あとは、なんやかんやご縁があったので、転職に踏み切った。

Builderscon のスマートフォン版セッションタイマーを弊社エンジニアが作りました !! - CureApp開発者ブログ
Buildersconのセッションタイマーを作った | WEB EGG

1年以上昔の話だけど、BuildersconというイベントでReact(私)とReactNative(CureApp)で殴り合うきっかけがあったのが、そもそもこの会社を知ったきっかけだった。

とりあえず会社説明聞きにいってみたら、出てきたのはReactNative版作ってた張本人(CTO)で第一声が「あ、、web版やってたれこと申します」という謎の自己紹介になった :innocent:

実際入ってどうなの

開発に関しては多分なんとかなってるんじゃないかな、と思っている。
私の主な業務は、禁煙治療のプロダクトの開発。
私は喫煙者なのだが、煙草について、禁煙治療について知らないことしかなかった。
知らないことが多くて焦るし勉強せねばと痛感するものの、知っていく過程も楽しいし毎日楽しめている。
オフィスに居ると隣には医者も居れば看護師さんも居るし、やたらアカデミックな話題が飛び交ってるし、技術以外の話題でも得られる刺激は多い。
それでいて無知な私に対しても嫌気がないやさしい世界だと思う。

技術に関しては自分とあっていると感じている。
今までは仕事以外の時間でやっていたことが、今の仕事にどストレートで役に立ってるので、今まで以上に勉強しているような感覚はない。
興味の赴くままに食指が動くままにコード書いたり情報収集してるだけで最低限の貢献はできてるのではないか、と感じるくらいには自分の好奇心と会社の技術戦略がマッチしていると思う。
例えばDDDは技術者だけで頑張ったところでどうにもならない手法だと思っている。
(規模が小さいこともあるとは思うけども)DDDが組織として回っているのは珍しいんじゃないだろうか、と思っている。

働き方はかなり柔軟だと思う。
例えばご家庭のある人はお子さんの生活リズムに合わせて出勤日や時間帯を変えたり、リモートしたり。
あとはフルリモートで働いている人もいる。暑いし私も北海道行きたい。
強いてあげるなら朝はやいのと満員電車がつらいけど、朝早いのは帰りが早くなってメリハリつくので、これはこれでありだなと感じ始めているところ。

これからどうするの

今携わっている禁煙のプロダクトをしっかりローンチまで持っていく
というのを芯に据えつつ、医療機器承認は長丁場になるので他のプロダクトにも貢献しつつノウハウを蓄積させて「うまい、やすい、はやい」開発ができるようにしていきたい。
あとは、他社の技術者の人とつながりを持ちたいなと思っている。
とりあえず中規模な勉強会に参加したり、受かるかは分からないけど東京Node学園祭にProposal上げてみたりとかしている。

あとはCureAppはNihonbashi.jsというjsの勉強会を開催しているので、そこからも繋がりを広げたいなと思っている。

あとは、普段からお世話になっているOSSたちに貢献したい。
貢献というか、バグってたらIssue上げて治せるなら治すし、ドキュメント読んでも使いにくかったら聞いたり書き足したり、使わせてもらっている分フィードバックするギブアンドテイクが大事なんじゃないかと思っている。
ちょっと前にOpenAPIのv3の仕様が公開されたが、ParameterやRequestBodyの仕様を読めば読むほど分からずハマるのでIssue読んだり立てたりして理解を深めたりしている。

なににつけても「やってから言う」「やろうと思ったら即行動」というのがモットーになると思う。
すでにご縁のある方は今後とも、これからご縁がある方は何卒よろしくおねがいします。

さいごに

CureAppのことが気になった方が居たら、ぜひお話しましょう!
GreenとかWantedlyとかにも求人出てると思いますが、絶賛エンジニア募集中です。

メンバー紹介。何人かインタビュー載ってます
https://cureapp.co.jp/recruit.html