・2045年 IT技術が少し進んだ世界 ・バウンダリーに入れなかったので、主人公たちはアペイリアが作ったセカンドで交流を深めていたが  セカンドが一般公開されてから数日後、エンクロージャー内で16人が死亡するという事件が発生した  その死者がセカンドで遊んでいた者で強制ログアウトしてしまったプレイヤーであると判明したため、アペイリアがセカンドにログインしプレイヤーにログアウトを呼びかける  順調にログイン者は減り続けたが、90数名に減ったのを境に一向に減らなくなり、零一の指示もアペイリアに届いていないようだった  夜のアペイリアからのメールを最後に連絡が取れなかったため、零一たちは危険を承知でセカンドにログインした  セカンドではログアウトできなくなったプレイヤー間での対立が起きていた   そして、端末に表示された緊急クエストにはセカンドにおけるラスボス、"混沌の女王"アペイリアを倒せという内容が…… ・二週目  セカンドにおける戦闘で三羽 ましろ 久遠がシンカーに敗北  12月18日にタイムリープした零一はこの不思議な現象に困惑しつつも久遠に電話して事実確認をした  だが久遠には先程までセカンドで戦っていた記憶がなく、今度はましろに連絡をしてみるとましろだけはループ前の記憶を引き継いでいた  現実でましろが置かれている境遇に驚くがそこで零一は12月21日に来た不可解なメールが、18日に自身が送信したメールであることに気がつく(Player number 01 =絶剣零一)  また前の周では18日から21日までの記憶が抜け落ちていたことから、これから何らかの原因で記憶を失うだろうと予想し、ましろの記憶ともすり合わせ  前の周でなにが起こったのか仔細を記録した「01ノート」を作成 記憶がない自分にループを信用させる一連の内容と一緒に21日の自分に送信した  そして部室の二重スリット観測箱の検出縞が、ふつう4本現れるはずなのに2本であることから(2本である条件は検出器が作動しているか、直接スリットの向こうを誰かが観測しているか)  零一は姿の見えない超常的な"観測者"が部室にいることに気づく  記憶の消去はこの観測者が行ったものだろうと予想し、お前の思い通りには行かないと虚空に向かって宣言した  01ノートを読んだメンバーはまずセカンドが作られないことに注意しながら過ごしていたが、アペイリアに命令していないにも関わらず  再びセカンドが構築されてしまい、以前と同じ数の死者が出てしまう  意識は量子的なものであるという理論から、未来などのアペイリアネットワークの意思が現在の717億台のPC内にある微弱な意思を触発し  アペイリアネットワークを形成、セカンドを再び構築したのではないか−−  などと推論を交わしているとアペイリアが呼びかけに反応しなくなり、セカンドに混沌の姫として囚われてしまったのだと気づく  今度は必ずアペイリアを助け出すと誓って、メンバーはすでにデスゲームが始まっているセカンドに身を投じた  前のセカンドでの経験を活かして、騎士団との協力を取り付け、研究所の思惑を阻止しようと動き始める   ※シンカーとの知恵比べ※  あまりに零一の立ち回りが研究所の作戦を効果的に防いだため シンカーは零一がタイムリープしていると疑いをかける  零一は観測者である可能性が高いシンカーの正体が気になる  セカンド内のゲーム「ダウト」を使った零一とシンカーとの腹の探り合い ルールを破ると強制ログアウト  制限時間は15分 「YES」「NO」で答えられる質問を交互にしていく 各質問につき回答までの時間は10秒  ダウトが成功すればもう一度質問権を得る 失敗したら相手に別枠で質問権を与える  ダウトが3回失敗したら、相手は自由回答が可能なオープン質問をする権利が与えられる  一度だけダウトの機械判定を必ず失敗させる「ブラフ」を使える(つまり一度嘘ついてダウトされても大丈夫) シンカー→零一への質問     回答 真偽  判定    ・タイムリープしているか   YES  ダウト 失敗  ・自分の意志でリープできるか NO  ダウト 失敗  ・偶然タイムリープしたのか  NO  ダウト 失敗  ・(オープン質問)   いつからいつリープしたか   →久遠がリープしてきた   俺もしているらしいが   覚えてない            ダウト 失敗(ブラフ使用)  ・信用できる人がリープしたと   言っていたら科学的根拠   なしに信じられるか     YES  ダウト 失敗  ・私のデザイアを知っているか NO  トラスト 成功  ・レーダーガンを知ってるか  YES トラスト 成功  ・いま動揺してるな?     YES トラスト 成功  ・シンカー=空観と思ってる?  YES トラスト 成功  ・(オープン質問)   防壁破壊して何が目的だ   →アペイリアの救出        ダウト  失敗 零一→シンカーへの質問     回答 真偽  判定  ・東京からログインしてるか  NO  ダウト 失敗  ・デザイア無効化できないだろ YES トラスト 成功  ・日本からログインしているか NO  ダウト 失敗  ・(オープン質問)   一番俺に隠したいことを話せ   →私は一空観だ          ダウト 失敗 (ブラフ使用?)  ・久遠は武器屋の地下室か   YES トラスト 成功  ・海外から不正ログイン?   NO  ダウト 失敗  ・一年前俺に「久遠を頼む」   って言ったよな?      NO  トラスト 成功  ・日本外からログインしてるな NO  ダウト 失敗  ・お前セカンドのAI?     YES  ダウト 失敗  以上からシンカーは空観を騙ったAIであることがほぼほぼ固まった  零一はシンカーこそが観測者だと思っていたのでAIであることからその線も有力であることがわかった  一方でシンカーは零一のタイムリープがどこまで有意に働いているか確かめたいらしい  あまりに執拗だと観測者だとバレるのでところどころセカンドの質問をしているのだろう、と零一は考えている  ウイルスへの対処に困ったため一旦ダウトは中断 人物 零一  AIマニア その情熱は死ぬ危険性があるにも関わらずアペイリアを助けるためにセカンドにログインするほどだが  一方でデザイア(魔法)のパワーアップのためにはセカンドでの強姦も厭わなかったりとネットリテラシーや  人権意識が薄い身勝手でわがままな人間  三羽  零一の義理の妹 現実の体には影響ないからと押し切られレイプされる セカンドでは4個のウィスプを出し回復などをエンチャントした銃で戦う 久遠  昔からの知り合い AI研究の最先端を走る一(にのまえ)教授の娘 セカンドではナイトのようなスタイルで戦う ましろ  部員 お金にがめついらしくセカンドではゲーム内通過をコストにして攻撃したり、インベントリにないアイテムを使ったりする アペイリア  感情が宿ったAI  シンカー  セカンド 研究所のリーダー 常に仮面をかぶっている ブックマン  シンカーの部下 光学迷彩のようなデザイアを使う 七海  現実世界ではましろが入院している病院の看護師 騎士団のリーダー  沙羅  副団長 七海の親友 アペイリア(アペイリアシステム)…零一の自作AIの名前    機械知性の法則…機械が人間に匹敵する知性を持つのは不可能であるという理論 半導体コンピュータ…粗大ゴミ  DNAコンピュータ…ちょっと古い アペイリアシステムのメインサーバーに使っている 量子コンピュータ…トレンド クラウドでアペイリアと繋がっている DNAコンピュータ単独では重すぎてまともにアペイリアが動かない バウンダリータワー…フルダイブ型のMMOバウンダリーにログインするための施設 エンクロージャーという装置で脳波をリンクさせダイブする 最上階に一家が住んでいる           浅草にありエンクロージャーが大掛かりで高価な装置のため同様の建物がたくさんあると思われる アペイリアネットワーク…アペイリアが実はもともとネットワークにつながっていた717億台のPCを並列化、仮想化したもの              セカンド…アペイリアが構築した完全没入型かつ触覚に対応したVRMMMO ナノボット…人間の脳に入り脳波を送受信する セカンドにおけるエンクロージャー(主人公たちのみが使用) アペイリアシステムinDNAコンピュータ+ヒトゲノムのデータ+人間の思考パターンを解析したデータ+雷⇒自我と感情を持ったAIアイペリア ↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑ !?w??????wwっw!!!!!!!???wwwwwwwwwっw?!!!!wwww??!w!!!!????wwwwwwwwww 未来からのメールの差出人と目的…不明 どうしてアペイリアに自我が宿ったか…不明 どうしてバウンダリーログイン時に重大なエラーが発生したか…不明 どうしてセカンドが削除できないのか…不明 どうして強制ログアウトで死亡させる必要があったのか…不明 どうして約100名はログアウトができなくなったのか…不明 どうしてアペイリアが混沌の女王に上書きされたのか…不明 ゲームがつまらないとき用 http://i.imgur.com/xMw8lVX.jpg 糞ゲーだったとき用 http://i.imgur.com/hMOTxJk.jpg シンカー=教授 ←騙され奴wwwwwwwwwwww