① 生後1か月の子だと歯が生えているので、離乳食を食べられます。
ただし、最初からたくさん食べられるわけでは無いので、最初は子猫用のミルク（哺乳瓶）と併用をします。

乳首から母乳を吸うのと、「お皿から水を飲む、お粥の様な「離乳食」を食べる。」のでは、舌の使い方が違います。
そのため、最初は水を飲む練習、離乳食を食べる（舐め取る）練習をさせる必要が有ります。
指に離乳食を塗って口に入れて舐めさせる、猫の上唇に塗って舐めさせる等の練習をさせます。

② 生後1ヶ月の子猫（体重450～600ｇ）程だと、1日に必要なカロリー数は150～200kcalです。
ドライフードは、約360kcal/100ｇ程度なので、1日に40～50gほどを、ぬるま湯に浸して食べさせます。
ドライフードは、20分ほどぬるま湯に浸けて柔らかくしてから、指で潰してお粥状にします。
お粥状にしたものは腐敗しやすいので、半日以上は保管しないでください。

食事の回数は1日に4～5回にします。

③ 離乳食はパウチに入っていてそのまま使えるもの、パウダーをお湯で溶かすものなども市販されています。 （猫用の缶詰は、栄養バランスが考慮されていない「一般食」と、「栄養バランスを整えた「総合栄養食」が有ります。総合栄養食を食べさせてください。
最初は、固いドライは食べさせない方が良いです。（消化不良）

④ 生後2ヶ月くらいになったらミルクは、止めます。
また、その頃からドライフードをメインに切り替えて行くと、経済的にも楽になります。

⑤ 1ヶ月程度だと、自力で排便できる子と、できない子の両方が居る時期です。
トイレを教えるには、トイレの砂の上に子猫を乗せて手を持って砂を掻かせます。
何回も掻かせて、「ここがトイレだよ。」と言い聞かせれば理解してくれます。


0～6週齢の仔猫の育て方のポイントを、『 拾ってしまった仔猫の命を救うための4箇条 』として、「My知恵ノート」に掲載しています。
よろしければご覧下さい。
http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n81384

排便のさせ方については、ノートの中で紹介している｢にゃんこのおうち｣さん（/赤ちゃん猫の育て方）に動画が有ります。