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日本の核武装を急げ

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  • 2017/08/23 00:40
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  • 北朝鮮の核による恫喝が今世界を揺るがし、緊張が高まっている今、決まって日本国内では核を持つべきではない、唯一の被爆国である日本が先導して世界の核廃絶を目指すべきだ、被爆者の悲劇を二度と繰り返してはならないとの主張がまた出てきています。

    しかし、日本が唯一の被爆国だからこそ、そして被爆者の悲劇を繰り返さないためにこそ、日本は十分な核武装をする必要性が高まってきていると思います。

    現実には今の日本では核武装は少数意見であり、大多数が核武装などとんでもないと考えているとの報道があるかと思えば、一説には85%が核武装をすべきと考えているとの報道もあります。いずれにせよ、かつては核武装論などはとんでもない、と言うのが大半だったのに、少なくとも論争はすべきだとの意識は出来てきたようです。

    なぜ日本は核武装をしなければならないのか、順次説明してゆきますが、経済的な可能性、技術的な可能性、国際関係としての可能性なども含めて、是非活発なコメント投稿をお願いいたしたいと思います。

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  • >>128

    訂正

    「幸い、通常兵器ではどのように努力しても国土面積や体制の違いから彼らと同等の戦力など持てるはずがない。」  誤

            ↓

    「通常兵器ではどのように努力しても国土面積や体制の違いから彼らと同等の戦力など持てるはずがないとしても、幸い、核なら比較的簡単に持てるし、領海面積が広い日本だから、彼ら以上に破壊攻撃が出来ない、確実な確証破壊手段を持てる。」  正

  • >>127

    つまり相互確証破壊と言っても、必ずしも同等の破壊力が必要なわけではない。

    しかし、日本が核抑止力を持つとしたら、その対象は中国でありロシアであって、米国ではない。つまり人命の意識の違い、政治体制の違い、そして上記の理由から米国の核の傘が機能しない相手なのだから、構築する核抑止力は、完全な相互確証破壊、すなわち相手を草木の一本も残さず破壊し尽くす規模でなければ役に立たないと言う事だ。

    幸い、通常兵器ではどのように努力しても国土面積や体制の違いから彼らと同等の戦力など持てるはずがない。国家予算の全てを使っても無理は無理なのだが、核ならそれが可能である事は既に書いている。したがって、日本が採りうる手段は一つしかないと言う事になる。

  • >>126

    で、話を戻すと、なぜ北朝鮮のような、米国からすれば線香花火のような規模の核を持っただけで米国は手を出さないのか。

    以前に、ビル・クリントンの時代、北朝鮮が核開発を進めているとの情報を得て、米国は真剣に北朝鮮を攻撃する事を考えた。が、結局思いとどまったのは、むろん北朝鮮の後ろにロシア、そして中国が居る事が大きな理由だったとは容易に考えられし、さらに当時国境に沿って大量の砲兵部隊を展開していた北朝鮮が、ソウルを総攻撃すれば大量の韓国人及び在留米国人が死ぬ事が確実だったからだと言われている。即ち、核がなかったにせよ、北は人命を人質にした。似非人権国家の米国としては、その評判を傷つけないとの選択を採ったというのは私のひねくれた解釈だ。

    一方、それより前のキューバ危機ではケネディは真剣にソ連との戦争を覚悟したと言われている。そのままキューバにソ連の核ミサイルを配置される事は、米国にとって真の危機であり、ソ連との戦争を覚悟してまでキューバを封鎖する必要がありそしてソ連にミサイルの撤去を迫った。

    結局、そのつばぜり合いにフルシチョフが負け、キューバからミサイルを撤去したのだが、それにより、フルシチョフは失脚し、更にその後のソ連解体の遠因となった。

    当時、既に両国は相手を完璧に破壊してあまりある核を保有しており、既に相互確証破壊が成り立っていた。それでもケネディがソ連との全面戦争を覚悟したのは、米国自身が核の脅威に直接さらされたからだ。

    そのような事が有れば、むろん米国は戦争を決心するだろうが、他国のために米国が核の脅威にさらされるなら、米国は戦争をしない。それが今までの歴史であり、そして今回の北の核に対して米国が口酒だけで終始している理由と考えるべきだろう。

    つまり、相互確証破壊の意味は様々な条件で変わりうる。

    1)既に書いているように、人命を権力の消耗品と考えるか、最優先して自国民を守らなければならないと考えるかの違い。

    2)民主国家であるか独裁国家であるかの違い。米国のような民主国家であれば国民が反対する戦争に政府が逆らうわけには行かず、独裁国家にはそのような理由がない。

    3)他国を守るために自国民を殺すかも知れない核の脅威は、結果としてどのような小規模でも核保有国を攻撃出来ない。


    ー 続く

  • なにやらそうは思わないポチがやたらに増えているが、ポチだけならクリック一つで押せるし、一人で何度も押せるからね、まあ理屈では到底反論出来ないクリックマンがやってるんだろうな。励みになる。一方、そう思うポチは、私が書いている事に概ね賛意を示してくださる方々であり、それまた大いに励みになる。

    賛否ポチのいずれでも、大量発生はそれだけこのトピが人目に触れているのだと確信しつつ、次の記事に進む。

    一方的な核による破壊 相互確証破壊について書いたが、もう少し別の面から掘り下げてみたい。以前にも書いた事なのだが、

    米中ソ、散々戦争をしているが核保有国との直接の戦争はしていない。中ソ代理戦争のみ。例外はダマンスキー島(珍宝島)を巡る小競り合いだが、それこそなあなぁで済んでいる。本格的な戦争は到底出来るはずもなかった。また印パは核武装をした途端に戦争をしなくなった。今、米中ソなど核保有国に喧嘩を仕掛ける非核保有国があるだろうか。北も核を持ってから米国相手に喧嘩を始めた。

    しかし、それに対し、圧倒的な核戦力を持つ米国が北朝鮮に対し直接の軍事行動を採らないでいるのは、北朝鮮の核が米国に対し抑止力を発揮しているからだと考えるのが一番適切であり妥当であろう。なにしろ、米国は今まで核を持っていない相手に対しては殆ど難の躊躇いもなく戦争を仕掛け、ほぼ一方的に叩いているのだ。だが、代理戦争とはいえ、その相手の背後に中国やロシアが控えている場合、米国はベトナム戦争以降戦争をしていない。クリミアなどはそうだろうし、あれほど人権を戦争の理由にしている米国が、チベットやウィグルなどの中国に於ける大々的な虐殺にはただ非難するだけだ。

    先にも書いたが、シリアは一方的に不意に攻撃したが、あれだけ声高に牽制しあっている北朝鮮にはゴムパチンコ一発さえ打ち込みはしない。米国が何の得もないソマリアやルアンダの大虐殺などには口先だけの非難以外、全く見向きもしない。

    まあ、米国の人道主義を今更あげつらっても仕方がない。勝てる確信がある相手にしか攻撃を仕掛けないのは昔からなのだから。米国のヒューマニズムの本質を我々が理解しておけばよいだろう。これについてはいずれまた書く必要があると思っている。日本の核武装実現に無視は出来ない問題だから。

    ー 続く

  • >>124

    > 祝! 新スレッド

    ありがとうございます。

    > 初めてお邪魔します。

    いらっしゃいませ。

    > いつの間にか、我々はそんなネガティブな印象を植え付けられてしまっています。
    > 奴らの方が一枚も二枚も上手の様ですね。

    右翼、特にネトウヨなどというと印象としてはとにかくネットを利用して左翼を罵倒する者という印象が植え付けられている感がありますが、誰かの意図的な印象操作のように思えます。

    保守でも革新でもそれなりの信念があるなら尊重すべきと思っていますが、私の心情としては国を大切に思い、誇りにし、自分がこの国の人間である事に居心地の良さがじっかんできることです。国家や国旗などをその象徴として大切に思うのは、誰かに強制されるからではなく自然に抱く感情でしょう。それすら、暴力的だ、軍国主義だとゆがめる連中を私は認める事が出来ません。この日本はそのような国ではないはずです。

    また、国を大切に思えばこそ、国の安全な存続を願うのは当たり前でしょう。平和主義はよいでしょうし、私も日本は平和であるべきだと思います。しかし、平和はそのように唱えていれば訪れるのではなく、努力をしなければ得られません。日本人は水と安全が只だと思っていると良く揶揄されますが、世界は暴力に満ちています。日本から出れば、平和とは自分が努力しなければ得られない事が実感出来ます。

    そして、日本の隣に、自分達への国民の憎しみをそらせるため国策として日本を敵視する国があります。そのような目的で日本敵視をしている国に、理を説いても話し合いをしても無駄です。

    平和を守るためには力が要るし、力を得て平和になれば力を使う必要が無くなります。そんな当たり前の事を主張してゆきたいと思います。

    > キョーレツな個性も含めて全てがあなたですから、思う存分に暴れて下さい。

    自分では暴れているつもりはないのですが、

    > ご活躍を祈っております。

    ありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。

    > ロム専に戻ります。

    いずれまた。

  • 祝! 新スレッド
    初めてお邪魔します。

    国を愛す事は至って当たり前の事なのですが、‟国歌”とか‟国旗”となると右翼の代名詞に利用されています。
    いつの間にか、我々はそんなネガティブな印象を植え付けられてしまっています。
    奴らの方が一枚も二枚も上手の様ですね。

    良質なトピが生き残る事こそ、こうした弱味に正当性を持たせられると思います。
    ‟君が代”なんてとても綺麗ですよね。

    私は距離の壁を当たり前のように超えているネット世代に明るいものを見ています。
    でも彼らに必要なのはスピードです。
    手遅れになる前に、時間の壁も易々と越えられるように、彼らに自信を持たせられる様に、
    私もアナウンスをしていきます。

    キョーレツな個性も含めて全てがあなたですから、思う存分に暴れて下さい。
    ご活躍を祈っております。


    ロム専に戻ります。

  • >>122

    相互確証破壊が抑止力になる、相互確証破壊のみが抑止力になると言う意味が分かるだろうか。日本の敵が米国や西側諸国なら、恐らく数発の核で済む。が、中国が対象なのだから、相互確証破壊のみが抑止力になるということだ。むろん言うまでもないが、もしそれが発動すれば日本が勝つなども有りえない。消滅する。だから、日本はその能力を使わない。使わないが抑止力に使うと言う事だ。恫喝に使うなどは有りえないが、もし日本が核攻撃をされたらいずれ日本は消滅せざるを得ないのだから中国の存在も許さないという意味だ。

    自分達も生き残れないと言う恐怖のみが、中国を抑制すると言うわけで、実際中国の歴史では結果として力による恐怖が国を支配してきたのだ。毛沢東の建国もそうだし、そして今も現在進行形で存在しているのをみれば、この国を抑止するにはそれなりの恐怖を与えるしかない事がよく分かるのではないか。

  • >>121

    シリアのアサド政権と何年にも渡って争ってきた米国が、いきなりシリアを一方的に巡航ミサイルで攻撃した。折しも北朝鮮が核ミサイルを続けざまに撃っていた時期で、トランプが北に対し軍事行動を起こすと盛んに言っていたときだ。

    が、シリアには一方的な攻撃を加えながら、北朝鮮には言葉だけ、と言うのがいかにも事実を示している。北朝鮮が本格的な核弾頭付きの弾道弾を開発し、米国本土も射程距離ないだと恫喝していたが、本当にその能力があったかどうかはともかく、万が一北がミサイルを発射した場合、米国人が多数居る韓国や日本が標的になる可能性は十分にあったから、と考えるのが一番納得出来るのではないだろうか。確かにシリアとは争っていたが、シリアが北朝鮮のような脅威になっていたわけではない。それでも一方的にミサイル攻撃をしたのは、シリアには反撃手段がないからだ。

    一方、北朝鮮は追いつめられれば何をするか分からない。正に窮鼠猫を噛むでミサイルをぶっ放す可能性が有ったのだ。今、今でもある。だからこそ、米国は空母やイージス艦を多数派遣して北を締め付けたが、北にしてみれば助かる道は核を持ちそれを恫喝に使う事だけだと思えば、そうするだろう。つまりトランプが期待したように、北が米国の軍事力に白旗を掲げる事はなかった。

    一方、ティラーソン氏は、北の体制を認めるから、とにかく核を放棄すれば話し合いで解決しようと言っている。もちろん、北が核を放棄すれば、リビアやイラクの二の舞だと分かっているから、北が核を放棄して話し合いをするわけがない。核保有を認めるなら話し合いに応ずると言っているが、当然だろう。

    ここまで書いた事で分かるだろうが、核はその大小にかかわらず、米国のように人命を最優先する国にとっては抑止力になるのであり、中国も北朝鮮も、そしてロシアもその米国などの西側諸国の人命最優先主義を最大に利用している。

    その反対は成り立たないのだ。なにしろ国民が死んでも自分達指導部だけが助かればよいと考える中国や北朝鮮には、その論理が通用しない。

    となると、国土や国民の完全破壊はむろん、その指導者達も絶対に生かさないという完全破壊しか彼らにとっての抑止力にならないわけだ。

    ー 続く

  • >>120

    したがって、他国の人間、特に有色人種に対しては極めて残虐な行為を繰り返してきた。ただし、これは西欧人一般に言えるので米国人だけの話ではないが。しかし、朝鮮戦争で初めて米国人が大量に死に、それは日米戦争などと違い自国のための戦争でなかったにもかかわらず考えていたよりも多くの米国人兵士が死んだ事で、38度戦を挟んで休戦し、撤退した。韓国兵は米国が与えた最新武器を捨てて敵前逃亡したり寝返ったりで、結局そんな韓国人のために米国人が死ぬ必要は無いという判断だった。余談だが、李承晩は、自分が逃げるために橋を爆破して敵に追われないようにし、そして多くの韓国人が逃げられずに死んだ事は良く知られている。

    いずれにせよ、米国は真剣に原爆の使用を考えたと言うが、当時金日成の後ろにいるソ連が既に核保有をしていたなどの理由があった(と考えれらているが)核爆弾の使用には踏み切れなかった。

    それはベトナムでも同じであり、本気で原爆の使用が検討されていた。が、北ベトナムの後ろにいる中国やソ連は核保有国だった。米国が核を使用しなかったのは人道的理由だと喧伝されているが、戦う相手が核保有国だったからと考える方がよほど理に適っている。米国がベトナムでやった様々な残虐行為を見て、彼らがアジア人に対し原爆使用をためらう理由があったとは思えず、当時は現在以上に日本への原爆投下が正当であり戦争を早期に終結させたと思われていたのだ。

    となると、米国が朝鮮戦争やベトナム戦争で核を使用しなかったのは単に中ソの核が抑止力になっていた事を証明している。

    その後も米国は何度も戦争をしているが、かつての朝鮮戦争やベトナム戦争ほどの苦戦もせず、一方的に相手を破壊し尽くしている。反撃出来ない相手を一方的に叩いて、世界の警察官を演じていた。一方、米国の権益の関係がないところで、例えばソマリアやルアンダの内戦、数十万の大虐殺があっても米国は動かなかった。動いても利益にならなかったからだ。いずれにせよ、湾岸戦争でもアフガン戦争でも中ソ(露)が相手ではなかったが核を使用する理由もなかった。

    上記の、朝鮮ベトナムで核を使用しなかったのが中ソの核による抑止力故かどうかは、米国が本当の事を言わない限り分からない。が、それを納得させる事がごく最近起きた。

    ー 続く


  • さて、相互確証破壊での安定 相互確証破壊(MAD)とは何か、それは既に何度か書いているので、ごくごく簡単に説明すると、戦争当事国双方が互いに大規模な核攻撃をするので、双方共が完全に壊滅し、国家も消滅してしまう。したがって、結果としてこの戦争に勝つ国はどちらでもない、ということだ。いずれ書くが核攻撃を防ぐ事は不可能なのだ。それは分かり切っている。だから相互確証破壊が起きないとすれば一方が核攻撃を受けながら一切反撃しない場合のみだ。つまり自国が壊滅し消滅しても、相手国の生き残りを考えて反撃しない場合を言う。つまり、そのような事は有りえない。報復攻撃は、倍返しが当たり前で、双方共ある程度の破壊で止めるなど出来ない。結局双方がありったけの核を撃ち合って、双方が消滅すると言う事になる。

    相手が一方的に消えるなら攻撃するが、その一方自国も消滅するなら攻撃出来ない、そして最初の一発も核を撃てないのは無論、通常兵器での攻撃もできない。核を撃ち合いを止めようと予め確約し合っての開戦など漫画でもないのではないか。

    また、そこまで至らなくとも、人命の価値の違いがある。中国では権力維持のために人命が消耗される事は数え切れないほど有り、大躍進時代、一説には一億人もの中国人が餓死しているのに地方から食料を集めそれを輸出して党や軍の資金にしていた。もっとも、これは地方が成績を水増ししていて農民が餓死しているにもかかわらず食糧が増産されていると嘘の報告を上げていたからだとも言われている。が、原因がどうであれ、人命が権力のための消耗品であった事実に変わりはない。

    それに続く文化大革命、そして天安門事件では数千万とも言われる人民が権力闘争で殺された。その後も、チベット、内モンゴル、ウィグルなどそのような事が何度も繰り返されているのはいくら中共が否定しても事実だろう。

    一方、米国は今まで戦争に負けた事が無く、また自国が戦場になった事はない。独立戦争は米国が出来る前の事だかし、後は対メキシコ戦争などで主としてメキシコ領を奪っただけだから、自国領とは言えないだろうし、アメリカンオリジン、すなわちインディアン虐殺などは戦争とも言えない。

    ー 続く

  • >>118

    イスラエルはほぼ核保有をしていると見られている。公式には認めていないが、いずれにせよ、それでイスラエルが制裁を受けた事など無い。イラクは疑いをもたれて攻撃された。

    さて日本だが、技術的資金的に核開発が全く問題なく出来ると見られているし、それは瞬間的に核保有が出来るのだから核保有国と同じではないかとの言葉も普通にある。瞬間的に出来るわけではないが、日本が核を持っても当然と考える人は世界中に大勢居る。さらに、日本が核保有国だと思い込んでいる人もいるし、保有しているが隠しているのだと言う人もいる。

    いずれにせよ、日本が核を持つ事で嫌悪するという意見は、特亜を除けば日本国内にしか居ない。

    となると、本当に日本が核開発をする事で米国や世界から日本が立ちゆかなくなるほどの制裁を受けると言う話の信憑性は無いのではないか。その筈だと思い込んでいるだけなのではないのか。

    日本が核を持つべきではないというのは全く根拠のない、いわば信仰のような物だ。つまり対話をして解決するはずがない。神を信じている人に神を否定しても通じるわけがない。

    此処にも、核は持つべきではない、他国からの制裁で日本が滅びるという書き込みがたくさんあるが、その根拠が説明された事はないし、更に説明を求めると話題をずらし罵倒に走る典型的なわんこ脳味噌、そしてそうは思わないポチの連打だ。

    日本世論がこの信仰に因っている事は分かるが、だから仕方がないと言える事ではない。だからこそ、積極的に理を持って核保有の必要性を繰り返し説き、民意を変える必要があるのではないか。日米安保も自衛隊もかつては日本人にとって疫病神扱いだったが、今ではそんな事など無かったかのように受け入れられている。

    同じ事を核武装論でもしなければなるまい。そして、確実に核武装の是非を問う論議はすべきだとの意見はもはや過半数を占めるようになっている。核武装をすべきだとの意見は未だ過半数に届かないが、それでもかつてに比べれば劇的に増えている。

    ちょうど、改憲が今政府の最優先になっているように、核保有がその次に最優先になっても不思議ではない。そして、日本のような国では、ある時点で民意が180度変わる事が今までも何度もあった。戦後世代が退場して行き、ネット世代にむしろ核武装論が盛んになってきている。それも喜ばしい変化だと思っている。

  • >>117

    この様に考えるには無論それなりの理由がある。日本は米国の核の傘を提供されている。即ち、日本が攻撃された場合、米国は核でそれに対応すると言うものだが、それは米国が核による報復を招くリスクを大幅に増やしている事になる。日本だけを叩けばよい物を米国が核で応戦するというなら、米国を核で攻撃すると威す口実を与える事になる。また、そのリスクが当然増える事になる。

    むしろ、日本に核武装をさせて、日本が自分で国を護れるようになるなら米国のリスク、負担が大幅に減るという考え方だ。他国の戦争のために米国人の血を流すのは馬鹿げていると言うのがベトナム戦争以来の米国の風潮であり、湾岸戦争の折米国にいたが、各戸黄色いリボンを付けていて、海外に送られた米兵の数が生半可ではない事を実感した。日本のために米国人が血を流すべきではない、日本は自分で国を護るべきだというのが今の米国に増えてきている主張なのだ。


    何度も書いている事なのだが繰り返す。仮に中国が日本を手に入れようと攻撃した場合米国が日本を護るために戦う。もし全面的な米中戦争になったら、中国が勝てるわけがない。そこで、日本をもし助けるなら、米国を核攻撃するぞ、と中国は必ず米国を威すだろう。

    日頃、中国人が半分死んでも世界を滅ぼして中国が世界を支配する等の言葉を朱成虎、解放軍の幹部が言っている。朱成虎でググって見ればいくらでもその記事が出てくるし、羅援なども同じ様な事を言っている。単なる個人の見解ではなく、解放軍の幹部の言葉として、中共の意志と見るべきだろう。

    本気でそうすると言うより、中国はそのような恫喝を平気ですると言う事だ。日本が核を持って同じ様な事をする国と今見られているのだろうか。

    世界ではかつて核開発をしてそれを止めた国がいくつもある。南ア、スイス、スェーデン、ブラジルなど。彼らが止めたのは別に制裁があったからではない。彼ら自身の判断でやめた。すなわち、彼らにとって今核で恫喝指している国がないと言う判断だ。

    ー 続く

  • 日本が核武装をすると世界から制裁を受けるのかについて書く。

    折からこの問題についても書き込みがあったので、いずれ書くつもりでいたのだが、今回書く事にする。

    さて、これについては何度も書いているので、現実に世界が日本に対し制裁を加える事は不可能なのが現実だ。これは様々な根拠を挙げて説明しているので繰り返す必要はないだろう。が、それで世の中が納得してくれるなら世話はないのだが、殆どの人は、理屈はどうでも日本が核武装をする事を許すはずがない、とその時点で思考が止まっている。

    別の面から考えて、日本が核武装をする事で具体的に不利益を被る国は何処だろう。日本に対し強硬姿勢を取れなくなる中国やロシアがそうだと言えばそうだろう。が、他国で、本当に日本の核武装で大きな不利益を被る国が何処なのか、もし知っている人が居るなら教えて欲しい。

    もし、日本が中国や北朝鮮、或いはロシアのような国で、核を他国への恫喝の道具として使う事が明らかなら、当然日本の核武装には猛反対があるだろうが、日本はそのように見られているのだろうか。

    戦後一度も戦争をした事が無く積極的に海外支援をした事実はあるが、通常兵器による戦争はおろかそれを見せびらかして他国に無理強いした事があるだろうか。

    それどころか、日本は核武装をして抑止力を持つべきだとの意見も決して例外とは言えない。これはむろん国家として正式な声明では有りえないが、個人の意見としてならかなりある。日本は核武装をすべきだと思うか、などでググって見ると結構そうすべきだとの意見が見られる。


    また、トランプが日本の核武装を推進すべきだと言ったことも良く知られている。ただし、米国の正式な声明ではないし、トランプの個人的意見としてその後言わなくなった。が、日本が核武装をすべきだと考える米国の識者は確実に増えている。

    http://newsphere.jp/world-report/20170804-3/
    「日本に核武装させるべきか?」米メディアに現れ始めた「日本頼み」の論調

    これは今月4日の記事だが、米国が積極的に日本の核武装を支援すべきだという意見だ。これは未だ少数意見だが、しばらく前までは決してみられなかったものだ。

    ー 続く

  • >>115

    >日本の世論を核保有に啓蒙するのは極めて困難な作業だと思います。

    結局それにつきますね。だから、積極的に民意を形作らなければならないと言う事です。

    米国の反発については、そう言う意見があるだけ。実は、それが絶対的なものである根拠が語られた事はありません。

    その論拠になっているのは、日本に核を持たせれば米国の地位が危うくなる、と言うところでしょうか。しかし、日本を本当に失えば米国の地位はもっと危うくなる事も様々な根拠があります。米国と対立する事で被る日本の被害は、もし本当に米国にその敵意が生ずるとして大きいのでしょうけれどね。でも、中国が米国の敵意を煽るだけだろうし、それが収まるまで中国が待っていてくれれば良いんですが。実際は中国の尻に火がついています。

    結局、民意がそうだから難しいと言ってしまえばそれまで。尻に火がついた中国を無視して、民意が整うまで時間があるのかを考える必要があり、現実にそのようなときが来てしまえばそれから民意がどうなろうと不可能です。

    とは言え、中国との核戦争が必ずあると決めつけているのではありません。それは、中国にとってもとんでもないリスクですから。ただ、リスクだからしないだろうと言う我々の常識が中国に通じればよいと言うだけです。

    つまり積極的に民意を形作る事をしなければならないと言う事ですね。

  •  日本の核保有に対する態度としては、
    1.核兵器の保有は何が何でも反対。たとえ条件的に保有できても反対。
    2.保有できるのならその方が良いかもしれないけれど、国際社会の反発が大きく事実上は無理だから反対。
    3.様々な困難があるのは承知の上で、あくまでも核保有に努力する。

    こんな感じに分類することができるかもしれません。

    1.は基本的に中共を脅威としない立場と共通すると思います。尖閣は中共の領土であると考え、もしかしたら沖縄の独立も認めるべきとするのかもしれません。中共が怒るのは日本の反省が足りないからだとか信じている人たちでしょう。

    2.は常識的な判断をする人達だと思います。現状では日本の核保有は国際社会はもちろん、米国も認めることはないでしょう。現状で日本が核保有を強行しようとすれば、大きな反発を招き、かえって国益を損なうことになるのは事実でしょう。
    BESTを求めてWORSTに陥るよりは、BETTERを選択してよしとする、我慢するというのが現実的な選択という立場ですね。
     米国への一定の信頼と、まさか日本はウイグルやチベットのようにはならないだろうという思い、それに、場合によっては中国の覇権のもとにくだるのもやむなしと言う諦観(?)が根底にあるかもしれません。

    3.は10年後、20年後を見据えて、国際社会はスタティックではなくダイナミックなのだから、現状に拘泥せずに変化の準備をするべきだ(特に日本の国内世論への啓蒙)という感じでしょうか。
     確かに、日本と米国が軍事同盟を結ぶとか、ソ連が崩壊するとか、中共が急成長するとかはその前の時代の常識では考えられなかったことです。

     多くの日本人は1.か2.だと思います。
    さきの大戦でも、満州や中国に拘らずに撤兵していれば、欧米の従属国に成り下がったとしても、200万人以上の犠牲者を出すことはなかったと言われればまったく頷けないというわけにはいきません。
     
     日本の世論を核保有に啓蒙するのは極めて困難な作業だと思います。

  • >>113

    私は違うが、理想を持って努力しても実現出来ない物は出来ないという現実が有るのだ。それでも理想を捨てる事をしてはならない。理想を捨てれば、プロサッカー選手もプロ野球選手もプロ棋士も生まれない。そして現実を受け入れ自分にはその才能がない、環境がないと割り切ったらその情熱で他の事を目指すべきなのだ。

    ちなみに環境とは親の熱意、資力等を言うがそれは子供自身にはどうにも出来ない事なので、生まれつきの才能と同じと考えるべきだろう。本人の努力ではどうにもならない事という意味だ。

    さて、理想と現実の事をこれだけ書いたのは、核廃絶が理想であってその訴えを捨てる事はしてはならないと思うが、現実にはそれが不可能である事も認識しなければならないと言う事だ。そうでなければ、才能もないのにプロ選手を目指して一生を台無しにする子供と同じ事が世界に起きる。核廃絶を叫んでいる内に強大な核戦力を持つ国に世界が牛耳られ、他の可能性を全て奪われてしまうと言う悪夢だ。

    けっして単なるフィクションではない。今、もし中国だけが核を持っていたら世界はどうなっていたか、ロシアだけが強大な核戦力を持っていたらどうなっていたかを少しでも筋道立てて考えてみれば分かる事だ。

    核廃絶の主張は正しい。理想として核のない世界は美しい。が、世界は現実を無視して存在出来ない。理想を主張しながら現実にどうすべきかを考えなければならないのだ。核廃絶が出来るほど、人類には才能がないと割り切れば分かるのではないか。人類は聖人君子の集団ではないのだ。

    もしかしたら千年後、二千年後に核廃絶が実現するかも知れないが、今出来るのは核を使用しない、使用させない仕組みを作る事であり、それは核を保有して核使用には相応の報復があるという仕組みを作るしかない。核を廃絶しろと主張するのはよいが、現実には核を使用させない方法を採るという、実現性のある方法を採るべきなのではないか。

    信仰に基づいて核廃絶を唱える人を別に軽蔑もするつもりはないが、核廃絶が出来るというのは単なる信仰でしかない。そしてその信仰を広めたのはむしろ自らの核保有を絶対化する保有国かも知れないと疑ってみてはどうかと思うが。日本に於ける核アレルギーは明らかに米国によってもたらされた核廃絶教の信仰に反するからだろう。

  • 理想を持っても人類は現実的な選択をすると言う事実を書く。

    人間は理想を持っている。理想がなければ、生きている甲斐さえ無いというのだから大した物だ。しかし、それは当然だろう。子供に訊いてみると、サッカー選手になりたい、野球選手になりたい、アイドルになりたいなどなど様々有る。中にはお姫様になると言うのもある。私が幼い頃の夢は偉い科学者になってノーベル賞を貰う事だった。

    残念ながら私は科学者にならなかったし、ノーベル賞も貰えなかったが、私ばかりではあるまい。殆どの子供が、プロのサッカー選手にもプロ野球選手にもお姫様にもなれないだろう。だが、現実にごく少数の子供達は成長してプロサッカー選手やプロ野球選手になっている。科学者にもなっているしノーベル賞も受けている。まあ、お姫様は努力だけではなれないが。

    これらの夢を実現した子供達は、理想を持っていたから夢を実現出来た。むろん、生まれながらの才能、生育環境も大きく関わるが、なにより本人が理想を持ち続けたからだろう。理想を持ち続ける事の大切さは言うまでもない。

    が残念ながら、理想が実現するのは極一部の人達で、むしろ例外とさえ言っても良い、偶然と言っても良いのだ。私自身将棋は嫌いではないが、熱中する事はなかった。子供の頃学校で将棋がはやってそれなりにやったのだが、流行が過ぎると誰も殆どしなくなった。もし私が当時から将棋に熱中し続けて研鑽に励んでいたら、どうなっていたろう。

    恐らく、アマチュアとしてはそれなりの地位、と言って町内会で優勝出来るレベル、位二離れたかも知れないが、それ止まりであって、絶対に14歳でプロ棋士になって、デビュー戦から29連勝をするような事はなかったろう。いや、試してみなくては分からない、と言う事ではない。はっきりそれは断言出来るしそれを残念だとも思わない。努力では絶対に実現出来ない事が確実にあるのだ。

    ー 続く

  • 今日は

    はい、そう言う事でしょうね。形ばかりは米国も日本に制裁を加えなければならないのはお約束です。でも本当の制裁がたとえば原油の完全封鎖になった場合、状況は大きく変わります。石油輸出で経済を支えているサウジや中東諸国の経済が下手をすれば破綻します。それを米国が買い支えれば、米国内の石油産業が破綻します。ま、理屈では、と言う事ですが。

    また日本には化石燃料1年分の備蓄があります。本格的な核開発には十分な時間ですし、当然、そうなれば食い延ばしをするでしょうね。各種のレアアースなども同様です。日本近海にはクラフトリッチ、マンガン団塊などの希少金属が極めて大量に存在しています。ただ、コストの問題で採掘されていませんが、いざとなればするだろうし、当面は都市鉱山で充分です。備蓄もあります。金ですら、菱刈鉱山の品位は世界でも飛び抜けて高く、それ以上膨大な量の金鉱石が青森で確認されています。今は必要がないし金価格を維持する意味で採掘はおこなわれていません。

    海水からの資源回収も本格化してきています。

    日本には石炭がありかなりの埋蔵量がありますが経済的に輸入炭が安いから採掘を止めただけの事。必要になれば石炭はかなり自給出来ます。鉄鉱石なども同じ。間に合うかどうかはともかく、ハイドロメタン(メタンハイドレート)等の採掘も真剣に考えるでしょうね。採掘自体は成功しています。あとはコストの問題ですから、石油が止まれば当然採掘するでしょう。

    食料も先に書いたとおり。備蓄があるのと、今は輸入した方が安いから自給率が低いけれど、直ちに増産体制に入ればかなり回復出来るでしょう。

    万が一米国などが日本に本格的な経済制裁をしたら、基軸通貨国の地位を失うでしょうね。したがってなれ合いのしゃんしゃん手打ちでおしまいになると思いますよ。

    それはそうと、やたらにそうは思わないポチが増えています。結構励みになりますよ。彼らの悔しさが見えるようですし。

  • >>109

     米国が本気で経済制裁を加える状況では日本が核保有に走り出すわけがないでしょうね。
    口だけ制裁ですまそうという状況になってからでしょう。
    つまり、できレースみたいな感じ。

     で、本気で経済制裁となった場合は、やはり産油国に圧力をかけて日本への石油輸出をストップさせてしまう。。
    備蓄は国と民間で150~200日でしょうか。
     一年以内に白旗?

     日本からの輸出をストップさせるのは。。そういう法律を緊急に提案したとしても国会で通るのは難しいような感じがします。法律が通らないと、民間の輸出をストップできないでしょうし。

     当然すぎるほど当然のことなのかもしれませんが、米国の暗黙の了解、口だけ制裁の状況が必要ではないかと。

  • >>109

    日本が世界から制裁を受ける事はないと書いたら(むろん形ばかりの制裁は面子の問題もあるから有るだろうけれど)せっせとそうは思わないポチをつけられた。むろん、誰が何を考えようと私がどうこうするつもりも言われもないが、制裁を受けて、日本が成り立たなくなるとしきりに主張する御仁達は、その裏付けを自分で知らないと言う事でしかない。誰かにそう言えば核武装論者は震え上がる、とでも吹き込まれたのだろう。

    例えば、日本の輸出が成り立たなくなるとの説を披露された方が居るけれど、日本はとうの昔に輸出立国ではなくなっている。輸出入の収益で言えば、ほぼ毎年赤字であり、今期は輸出が減少したのに先進七ヶ国の平均のほぼ倍という未曾有の経済成長をしている。

    上記のように、輸出が駄目になるから日本経済が成り立たないと信じている人々は、自分でデータや統計を確認するなどした事が無く、単に誰かがそう言うからそうだろうと言うだけ。

    確かに制裁はあるだろう。国際社会にしても面子があるから。でも、本当に日本が世界経済からそっぽを向いたら、むろん、日本にとっても痛手だろうが、世界にとっては取り返しの付かない痛手である事は各種の事実、データが示している。故に、形ばかりの手打ちで終わる程度の制裁でしかない。また中露にしても、日本からの投資や技術輸出が止まれば、更に経済が失速する事は目に見えているから、両国とも経済関係での密接な結びつきを日本に求めている。そのような記事は無数にある。

    トランプが自動車問題で日本に制裁をするとぶち上げ、専門家からバカな事を言うなと言われてその言葉を引っ込めた。なにしろトランプは実業家ではあっても国際政治には全く無知だから。かつて米国がマスキー法などで日本車を規制したらその被害を受けたのは米国車であり、日本車の米国市場席巻がそれから始まった。

    中国がハイテク産業で伸びてきたというが、中国産の自動車はエンジンなどが日本製なのだが、日本にしてみれば、この様な形で基幹部品が売れるなら良い商売なので別に出来上がった車がどんなガラクタでも気にしない。

    単に、日本が制裁を受けて滅びると主張する人々、全く根拠が無くそうに違いないと思い込んでいるだけ。こうなると、猿の尻が赤いのも猫がひっかくのも日本のせいニダと信じている某国と同じではないのか。一種の宗教なのだろう。

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