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【大相撲】

大露羅288キロ 小錦超えて歴代最重量

2017年8月23日 紙面から

健康診断の採血で顔をしかめる大露羅=両国国技館で(岸本隆撮影)

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 大相撲の力士健康診断が22日、東京・両国国技館で行われ、ロシア出身の大露羅(34)=山響部屋=が体重288キロを記録し、小錦が持つ歴代最重量記録を21年ぶりに塗り替えた。

 1月の健康診断では小錦まであと1・2キロに迫る283・8キロだった大露羅。そのときは「ご飯食べればすぐに超えちゃう」と余裕の口ぶり。この日は「体重を見たいから」とわざわざ表示計を自分に向けて体重計に乗っかったが、いざ超えたのを確認すると「昨夜、おにぎり1個しか食べてない。それが効いたよ~。別に狙ってないのに更新。びっくり。まあ記録は永遠に残りますから」と複雑な心境を吐露した。そのおにぎりのサイズは定かではないが、「部屋の近くに荒川があって歩いたり汗をかいてるのに。夜はあんまり食べてないし、しかもこんなに暑いのに痩せるはず。何かおかしい」と自分でも不思議な記録更新となった。

 先代の師匠(元横綱北の湖)の付け人を長く務めた。「一緒にサウナでガンガン汗をかいたけど、ガンガンビールも飲んだのが楽しかった。(天国で)バカ野郎って言ってると思う」。まだまだ現役続行を誓う34歳。300キロの大台も近い。 (岸本隆)

 

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