【実録】普通の恋愛をしたことがないオタクが1年間【婚活】やってみた。

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画像【婚活】

※今回はかなり真面目な日記です。
日記のTOP画像から去年放送されたアニメのパロ画像ですが、今回の日記は
かなり真面目な内容
です。
Facebookのようなツールとは違い、ブログでは私個人は特定できないので、思ったことをそのまま書いていきます。
約1年間活動してきてわかったことを記録として残していきます。
婚活をしている方のご参考になれば幸いです。

初めに全部は明かせませんが、私のスペックを書いておきます。

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・1984年5月生まれの30歳。
・身長172㎝、体重58㎏。運動はできる方で、子供の頃はクラス対抗リレーで選出される感じです。
・現在は会社の寮に在住。
・学歴は大学院卒業。大学名は出せませんが、偏差値だと約60の理系大学です。
・仕事はIT企業の開発職。
・企業名は出せませんが、グローバルの大手企業でYahoo!のTOPに名前の出ることのある会社に勤務。
・メーカーのため、他の同水準大手企業と比較すると給与水準は低いですが、全国平均と比較すると給与水準は上。
・参考までに去年1年間の貯金額は250万円。
・ギャンブルは一切やらない。あえて言うならたまに買っているロト6。
・タバコは吸っていない。過去に吸っていたこともなく、歩きタバコをしている人を見ると嫌な気分になるレベル。
・家族構成は弟4人。女の兄弟はいない。
・家族は親戚も含めて無宗教、無党派。
・お酒は付き合い程度。1人酒はやらない。
・趣味はアニメ、ゲーム、漫画、料理、サイクリング、ジョギング。
・結婚歴はなし。(…というか恋愛経験ゼロ)
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相手の女性に求める条件は以下。(…といっても、最近固まったのですが…)

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・同居を求めない女性(核家族構成を望んでいるので、婿養子等の同居を希望する女性はNG)
・無宗教であること(私の家族は親戚含めて無宗教であるため、宗教をやっている女性はNG)
・無党派(私の家族は特定の政治家を応援したりということはないため、特定政党、政治家を応援している女性はNG)
・子供が好きな女性(子供が苦手な女性はNG)

上の4つは絶対条件。ここから先はあれば嬉しい。
・住んでいる場所が片道2時間以内(互いの家が遠いと続かないと考える)
・大学卒業以上、または専門卒以上(おそらく高卒では経験上話が合いにくいと考える)
・休日が土日祝であること(休みが合わないと続かないと考える)
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こんな感じです。上の条件があえば、あとは人柄重視です。
結婚は生活なので、やはり性格の相性が良くないと続かないと思います。


さて、ここまで自分のスペックと女性に求める条件を書いてきましたが、婚活と無縁な方、つまり、
恋愛結婚されている場合は何故こんなことを書いているかはわからないと思います。
どういうことかというと、婚活って互いの条件がまずありきだからです。自己紹介の延長版ですね。

私も婚活を始めた当初はよくわかっていなかったのですが、婚活で会う人って基本的に間に共通の
知人はいません。そのような人と互いに結婚願望がある状態で会うことになります。
特に女性は不安な気持ちが大きいでしょう。どうしても疑心暗鬼になりやすいと思います。
これが婚活の難しさを生むと気づいたのは、最近なのですが、それについては追々話します。


では、ここからはこれまでの婚活の経緯を綴っていきたいと思います。


【2013年10月】
この頃、母親から地元の町で婚活パーティがあるから出てみない?という話を受けました。
話を聞いた時は「結婚する気はないので、いいよ。」と拒否しました。
ただ、「社会勉強になるし、出てみるのもいいかもよ。」と言われ、当時29歳という年齢もあり、出てみようかな…と
思いました。結構悩んだため、参加を決断したのは募集締切日です。
そのような経緯から、当時は軽い気持ちで参加をしようとしていたと思います。


【2013年11月】
パーティの前に、身だしなみ講座というものが男女別で開催されました。
ここに行かないとパーティには出られないということなので、参加をすることに。

当時は身だしなみ講座の開催の理由がわかっていませんでした。パーティに出るのだから、身だしなみはきちんと
すべきということだと思っていたのですが、今思うと、何を考えていたんだと思います。女性に失礼のないように、
という意味もありますが、根本は異性に対して、自分をアピールするためにオシャレをするということにあります。

恋愛をしていれば、自然と相手に失礼のないようにしなくちゃ、自分をよく見せたい、という思いから、自然に
オシャレに気を遣うようになります。恋愛をして来なかったため、これまでの人生で服は過去の服を使いまわす
だけで、服屋に服を買いに行く、ということに全くの価値を見いだせていませんでした、着られればいいじゃん、
という発想しかそれまでの人生でなかった訳です。今思うと、損な人生を過ごしていたな…と思います。

講座は結構面白く、女性と話す時の目の場所、姿勢、話し方など多岐に渡りました。
面白かったのは、眉毛の剃り方ですね。え?眉毛を剃るの?と最初は思っていましたが、眉毛の剃り方1つで
相手に与える印象は良くなると知り、なるほどなーと思ったことをよく覚えています。
後日、Amazonで眉毛を剃ることのできる電動カッターを買っています。難しいですが、眉毛剃りは奥が深い。


【2013年12月中旬】
地元の婚活パーティ当日がやってきました。人生初のパーティデビューです。
正直緊張しました。何を話せばいいのかな…と結構考えましたね。今思うと、良い人生経験です。

パーティの流れですが、自己紹介タイム2分→立食形式の歓談タイム90分でした。
男性は20代から50代までいたかな。後で主催者に聞いたら、20代は自分を含めて3人だったとのこと。
女性は20代~40代まで。記憶が合っていれば、最年少は21歳だったかな?フリーターの女性でした。

職業は色んな方がいましたが、今思うと、農家をやっていて女性に同居を求めている男性がいました。
地元の産業を考えると特に何も感じていなかったのですが、同居をする、これって世の中で難アリと
言われる部分、つまり、結婚しにくい理由になりやすいということに気付いたのは最近です。

さて、話を戻しますが、パーティの自己紹介では、自分をアピールする方法として、大手企業に勤めて
いるということを匂わす発言をしていました。今思うと、これは最低の行為だったと思います。
この時の自分のダメだったことは、自分の発言が女性側にどのように受け取られるか?ということを
全く考えていなかったことです。これは客観的に見ると自慢話をしているだけで、話していることは金持ち
アピールみたいなものです。そんなことを話す男性をいいと思う女性は基本的にいません。気分を悪くする
でしょう。それに気づいたのは、しばらく時間が経った後だったのですが、追々お話しします。

自己紹介タイムの後は立食形式の歓談タイムが始まりました。
自己紹介タイムの時に気になる女性が2人程いたので、私の方から話をしにいきました。
仕事の話や趣味の話など、今思うと結構、話が弾んだのではないかと思います。
2人のうち1人の女性は自分の連絡先を配っており、私も連絡先をもらいました。
他にも何人かの女性の方と軽く話もできたので、こういう感じで話をすればいいのか!と思ったことを
よく覚えています。そのため、上に記述した自慢話の改善には時間がかかることになりましたが…。

パーティが終わった後は、そのまま解散となりました。
私は帰り道、色々考えた末、勇気を振り絞って連絡先をくれた女性に電話をしました。
おい、ちょっと待って。いきなり電話ってありえないでしょう!?
と今なら思いますが、これも恋愛経験の無さですね。当時は何も不思議に思っていませんでした。

しばらくして、女性側からメールが来た(私もその女性に連絡先を渡していました)ので、何往復か
メールをしました。今思うと、自分の気持ちの制御が全くできていませんでしたね。これが恋愛なのか!
と高鳴る気持ちがやばかったです。…今だから言えますが、30歳目前にして、何て恋愛スキルのない人
なんだろうと自分自身を思います。。。

ただ、メールでやりとりするうちに、ある違和感を感じました。発端は女性からの
「高卒で給料は低く、その給料もほとんど家に入れている。」
「そのため、お金がないので、お茶くらいしかできない。交通費も簡単には出せない。」
という言葉です。当時は全然わからなかったのですが、これ、男性にお金を出させようとしていることだと
後で気づきました。違和感を感じた理由は、パーティで都内に時々遊びに行っている言葉があったから
です。都内に遊びに行く交通費やそこで遊ぶお金が出せるのに、何故こんな発言をするのか。
今思うと、失礼ですがかなりわがままな性格の女性であったと思います。

当時の私は恋愛スキルが低過ぎてわからなかったのですが、行動として間違っていなかったことは、
このことを有識者に相談していたことです。実はパーティの主催者に母の知り合いがいて、このことも
含めて色々婚活パーティに臨むために必要なアドバイスをいただいていました。自分が初心者であったため、
色々意見をもらいたいと思っていたからです。母の知り合いが恋愛経験豊富であったことも頼りになりました。
そして相談したところ、その女性はかなり恋愛経験も豊富で、男を落とす仕草や化粧、服装を着こなしている
とのこと。男性にはわかりにくいかもしれませんが、同性からみると「やるな、この女」という思いで見ていた
そうです。同時に「かなりのわがままな性格であることも見て取れた」とのことです。ただただ感心してしまいました。

結局その女性とは、パーティ後数日で終わりになりました。私から断りの連絡を入れ、以降、連絡は取っていません。


【2013年12月(下旬)】
さて、一度ここで振り出しに戻ったので、私は次の出会いを探そうと思いました。
色々考えた末、行った場所はアイムシングル(http://imsingle.tv/)です。ちなみに地元のパーティに参加してから
1週間後のことです。あとでこのことを知人に話したら、行動力あるね…と言われました。

いわゆる「オタク婚活パーティ」です。行こうと思った理由は、まず料金が婚活パーティの中で安かったこと。
男性初参加&20代限定ということであったこと、自分がオタクであったことです。
女性もオタクならたぶん共通の話題は見つけやすいので話が弾むのではないか?、男性陣はみんな初参加で
同性にも親近感がわきやすい、あと20代がもうすぐ終わるので、参加できるうちに20代限定のパーティにも参加
してみようかな、と思ったことが理由です。

パーティの形式は自己紹介3分→フリータイム10分×3回(だったかな?)です。
フリータイムとは、上に記載した地元のパーティの歓談タイムみたいなものです。
自己紹介タイム(婚活業界では回転寿司と呼びます)で気になった異性に声をかけてもう少し話をするというものです。

ちなみに結果は惨敗でした。自己紹介後の人気ランキングで男性の順位の最下位でした。
地元のパーティと同じように自慢話していたらそりゃそうだよな…と今なら思います。
しかし、当時はそこではなく、別の問題にパーティ後に気付きました。
きっかけは、パーティ後のネットの掲示板の書き込み

「今回のパーティの男性のレベルは低かった」

このことで自分の容姿が良くないことに気付きました。当時172㎝、体重73㎏。明らかに太り気味でした。
この時、パーティでは第一印象がとても大事で、痩せることが必要であったと初めて理解しました。
そりゃそうだよな、太っている人より痩せている方がいいに決まっている。と思ったことを覚えています。

そこから、体の改造に着手しました。まず、毎日2kmのランニングを取り入れ、食生活、睡眠リズムを改善。
元々料理が好きだったこともあり、食事は3食全て自炊、栄養成分にも徹底的に拘りました。
参考までに最近の献立です。

【朝食】
・野菜炒め(鶏ささみ、小松菜、舞茸、にんじん、タマネギ、ひじき、大豆、熟トマト)
・目玉焼き
・ごはん
・のり
・生ジュース(りんご、バナナ、みかんにはちみつを入れてジューサーで3分)

野菜炒めにはオリーブオイルを使用しています。サラダ油は健康にあまり良くないので使っていません。
安かろう、悪かろう、です。
生ジュースではバナナとみかんの組み合わせは絶対です。バナナにはアスコルビナーゼという酵素が存在し、
これがビタミンCを破壊します。しかし、柑橘系のみかんをいれると、破壊スピードが落ちます。生ジュースは
健康の宝庫であるため、作ってから早目に飲むことが最も効率が良いです。朝食作成にかける時間は1時間です。

【昼食】
・サバ
・ごはん
・バナナ(そのまま食べます)
・みかん(そのまま食べます)
・鉄分飲むヨーグルト

会社から寮に戻って自炊しています。5分でできる簡単な食事ですが、栄養バランスは考えています。
青魚の摂取は重要ですね。オメガ脂肪酸など、健康に必要な要素が詰まっています。
鉄分飲むヨーグルトをここで飲む理由は、鉄分はビタミンと結合しやすく、体内に吸収されやすくなるためです。
果物を生で摂取し、そこに鉄分飲むヨーグルトを加えます。

【夕食】
・高野豆腐
・うめぼし
・納豆
・亜麻仁油
・一味唐辛子
・豆乳ココア
・ブロッコリースプラウト

うめぼしは1日の体の疲れを取るのに最適です。安眠効果を生みます。
納豆には一味唐辛子と亜麻仁油をそれぞれ大さじ一杯入れます。
唐辛子には他の食材では簡単に摂取できないカプサイシンが含まれており、これが健康に効果を発揮します。
ココアは添加物が多いものを避けるため、純ココアを使っています。しかし、純ココアはおいしくないため、
はちみつを入れて甘めの仕上がりにしています。


献立は以上です。会社や友人との飲み会がなければ、ほぼこの生活を続けました。
その結果、3か月で健康的に15㎏落とすことに成功しました。今でもこの生活は休みなしで続けています。
人間は自分に甘いため、ここまでストイックにやる人はなかなかいませんが、私は自分に妥協しませんでした。
全ては見た目を変えるためです。会社の健康診断の時は体重が急激に減っているため心配されましたが
理由を話したら、健康管理センターの方に、あなたは従業員の鏡です!と言われました。

さて、体の改造も一定水準を満たしたので、次のパーティに行くことにしました。
参考までに、アイムシングルはこれを最後に二度といかないと決めました。理由は以下です。

・運営の進行が若干不親切
・女性の本気度が低い

女性の本気度は少し考えると低い傾向になりやすいことにはすぐ気づきました。
というのも、アイムシングルって女性は無料とか500円とかでとても安いのです。
他にも婚活パーティが色々ある中で、この値段で来るような女性に本気度の高い人が多いとは思えません。

また、男性初参加のパーティも男性はいかない方がいいです。基本的に男性初参加に来る女性の質は
大変失礼ですが、低いと思います。女性側に立つと理由はわかります。女性は初参加ではなくてもいいからです。
つまり、いくつかパーティに出て、いい男いないかなーと思い、初参加男性にいい男いないかなーと軽い気持ちで
男性を物色する女性が多いということです。真剣に結婚を考える男性にとって男性初参加パーティにメリットはない
でしょう。ただし、値段だけ考えると、婚活パーティ入門にはちょうどいいかもしれません。

そういえば、偶然だと思いますが、アイムシングルのパーティで女性とご縁がなかった男性陣と反省会を開いたら
リコー、キャノン、パナソニック、JAXA等、皆さん、有名企業に勤めていました。
出身大学は東大2人、東工大1人、東京理科大1人、中央大1人、立教大1人、明治大1人と、いいところを卒業してました。


【2014年3月】
さて、肉体改造が終わったので次のパーティに行くことにしました。
次に行ったパーティはアエルラ(http://aellura.com/)です。場所は東新宿でした。
アイムシングルの反省会の際に、居合わせた男性に紹介されました。
男性は8000円と高額にも関わらず、スゴイスピードで満員になるオタク婚活パーティです。
私が参加したのはR27ですね。27歳から36歳の男女が参加します。

パーティは男性女性20名ずつの参加ですが、女性が9名欠席したため、男性は料金が半分返金になりました。
稀に見る欠席率だそうです。男性は20名全員いました。8000円なので、簡単に男性はキャンセルできません。

パーティは自己紹介タイム3分+フリータイム10分×3です。
男性は11人の女性と話す形式だったので、休憩→自己紹介→休憩→…みたいな感じだったのですが、女性は
休みなしで自己紹介3分×20セットだったため、大変だったと思います。

しかし、振り返ると、当時パーティに参加していた女性は本気度が高い女性が多くなかった気がします。
というのも、人の顔を見て相手をすぐにアリナシを判断している女性が何人かいたからです。
自己紹介始まる前に顔だけで男性を判断する女性は、ちょっと…と思いました。せめて話してから決めようよ…と。
今ならわかるのですが、本気度の高い女性は基本的に相手と話をして内面もみようとします。

ただ、話していると色んな人がいました。ロードバイク買ってサイクリングしている人や、漫画家のアシスタントを
している人がいました。皆さん、色々な人生を歩いているなーと思いました。
女性とのトークについては、まずまずだったと思います。この時、私が自慢話をパーティでしてしまう傾向にある
ことにはまだ気づいていませんでしたが、偶然にもパーティでは自慢話をしていませんでした。
あくまでお互いの趣味について話をした感じです。ある意味ラッキーというべきでしょう。

さて、自己紹介後は20分の休憩タイムです。アエルラではケーキが出ます。このケーキが結構おいしいです。
休憩中は、向かいに座った男性と歓談してました。確かゲームの話をしたかな?

休憩後、運営から自分が女性に指名されているかどうかの結果(以下、中間結果と表記)が返ってきました。
アエルラでは、自己紹介後にフリータイムに話してみたい異性を第3希望まで書きます。その結果になります。
結果、私は1人の女性に指名されていて、人気ランキングは全男性20人中7位でした。
指名してくれた女性は一番最初に話した女性です。私は指名していませんでした。
私が指名した女性3人については、女性からは指名されていませんでした。

あとから分析してわかったのですが、アエルラの中間結果に記載されている「あなたを指名した人の番号」欄には
自分を第一希望で書いた人の番号だけ伝わるようです。これはカップリング成功率を上げるための仕組みだと
思います。これに気づいたことには明確な理由がありますが、追々話をします。

さて、フリータイムが始まります。
私は自分を指名してくれた女性と話をすると決めていました。自分が指名した女性は私を指名していない以上、
カップリングする可能性はゼロだと思ったからです。また、私が指名した女性の中に男性17人から指名されている
女性がいて、これは無理だと思ったこともありました。

アエルラのフリータイムは1回目は女性から男性のところに行きます。
1回目、私のところに私を指名した女性が来てくれました。そのまま話をすることに。
私が指名していないのにきてくれたということは、結構脈ありだったのかもしれません。
年収は450万-500万の29歳の女性だったので、高学歴な女性だったのだと思います。
トークについて、一度話した内容を2度話したことがあったため、1回目のフリータイム後、ダメかなーと思いました。
ただ、おそらく別のところに理由があったことには、つい最近気づきました。それは追々話します。

2回目のフリータイムは1回目とは別の女性と話すルールだったため、別の女性と話し、3回目のフリータイムで
もう1度、1回目のフリータイムで話をした女性と話をしました。

そして最終カップリング発表。結果はカップリングなしでした。全体でのカップリング数も2組で厳しい回だったと思います。
ただ、中間で初めて女性に指名されたため、それは少し自信になりました。
帰りは、消費税増税目前だったので、新宿西口ヨドバシカメラでNINTENDO 3DS LL買って帰りました。


【2014年4月】
アエルラのパーティ参加から1か月。次のパーティに行くことにしました。
ゴールデンウィークなので、一気に攻めようと思った次第です。
次に行ったパーティは、パーティパーティ(http://www.partyparty.jp/)です。
オタク婚活パーティは一度止めようと思いました。一般の婚活パーティも行ってみようと思ったからです。
あとはアエルラの料金が高いので、一般に行ってみようと思ったこともあります。

開催場所は横浜でした。昼過ぎに現地に到着。
パーティの形式ですが、個室で異性と10分会話×10セットです。フリータイムはありません。
1人1人とじっくり話すことができるタイプですが、フリータイムはないので一発勝負になります。

はっきり言って、この日の私のトークは最悪でした。「稼いでいます!」とか自慢話に終始していました。
今思うと、女性陣は変な顔をしている人が多かったです。基本的に自分の事ばかり話して、相手の話を
聞く機会は少なかったです。最悪中の最悪でした。

しかし、この日は女性と初めてカップリングすることができました。
相手はアニメ、ゲーム好きのオタク女性でした。オタクにしかモテないのかな…と当時は思っていました。
それでも、初めてのカップリングだったので嬉しかったですね。私を指名してくれた理由を女性に聞いたところ、
アニメ、ゲームの話で盛り上がれた(他に盛り上げれた方がいなかった)という理由でした。

…なんだか消去法ですね。ただ、帰りは食事(私がおごりました)して、横浜の風に当たりながら少し歩きました。
別れる時に次に会う約束をしてから別れました。正直、やったー!と思いました。

しかし、次に会うことはありませんでした。次の日の夕方、女性から突然電話したいとメールが来たからです。
話をしてみたところ、実は私は宗教をやっていて、毎日お祈りしている。あなたが真面目な男性であることは
わかった。でも、あなたの家族のことを考えると、きっと結婚まで仮にいけたとしても不幸にしてしまう、そのため
今回の話はなかったことにして欲しい、というものでした。

…正直、憔悴しました。

この理由が嘘か本当かはわかりません。でも、電話の向こうで泣いていたので、本当なのだと思います。
ちなみにこの時、婚活パーティには訳アリが多い、と言われていることについて私には認識がありませんでした。

それにしても、理由は何であれ、振られるって精神的な体力を消耗しますね…。
恋愛経験のない自分を呪いたくなりました。この時、言葉で振られたのはこれが初めてでした。


さて、どうしたものか…。と考えていたのですが、たまたまアエルラのページを見たら、自分の参加できるパーティに
男性のキャンセル者が!すぐに予約しました。こういうのは切り替えが大事です。

パーティまで残り5日。私はこれまでの自分の行動を振り返ることにしました。気になることがあったからです。
それは、パーティパーティで出会った女性に断られたことではなく、何故他の女性に指名されなかったかです。
自分の何が良くないのか?この時、初めて自分が自慢話ばかりしていることに気付きました。
女性は基本的に相手に共感を求めるタイプで、自分の話を聞いてもらうことに喜びを感じることが多いということです。
これを参考に、次のパーティでの対策を練ることにしました。


【2014年5月(上旬)】
アエルラのパーティの日になりました。今回の場所は秋葉原です。参加したのはR27のぬるオタパーティです。
秋葉原は男女10人になります。新宿の半分です。しかし、料金は変わりません。たくさんの異性との出会いのチャンスを
求めるなら新宿の方が良いでしょう。

秋葉原を選んだ理由は、たまたまキャンセルが出ていたから、というのもありますが、新宿の20人では、訳がわからず、
疲れてしまうと思ったからです。10人だと全員としっかり話ができそうかなと思いました。自己紹介タイムも新宿3分に
対して、秋葉原5分は大きかったです。

話は少しそれますが、アエルラでは基本的にR27を狙いました。
理由は30歳手前の女性は結婚に対して本気である女性が多いと考えたからです。
また、前回のパーティパーティでは宗教をやっている女性とカップリングしましたが、オタクの女性の場合、趣味に
没頭してしまい、結婚を忘れていて良いと思える女性が多いのではないか?つまり、宗教をやっている女性はいない
可能性は高いのではないか?いう計算もありました。

さて、パーティでは、女性に話を振ることを意識して話をしました。しかし、ただ話を振るだけでは芸がありません。
聞いた話を理解して、そこから話を膨らませるように努めました。相手の引き出しを色々出そうと思ったからです。
「へー、そうなんだ。」で終わってしまうと話は盛り上がりません。とにかく楽しいと思われることを意識しました。

その結果、中間で女性2人から指名をされました。この時は、第1希望のみが表示されていることには気づいて
いなかったため、この時点で私はこの2人にターゲットを絞りました。
ちなみに、私を指名した2人の女性のうち、1人は私も指名をしていました。確か成田から来ている女性だったかな?
テイルズの話で盛り上がった記憶があります。

続いて、フリータイムが始まりました。1回目のフリータイムは女性から。
来てくれたのは、私を指名した女性のうち、私が指名していなかった女性です。女性側から来てもらえるってやっぱり
嬉しいものです。ただ、その女性が私のところに来る途中、気になる発言をしました。

「え!?みんないいの?」

…え?どういう意味?みんなって誰?他の女性のこと?私は2人の女性にしか指名されていないのですが…。
アエルラの中間結果で表示される「あなたを指名してくれた人」には、第1希望~第3希望関係なく、私を指名した
人の番号が書かれていると思っていましたが、どうやら違うのではないか?ということにこの時に疑惑を持ちました。

さて、フリータイム1回目は来てくれた女性と話をしました。仕事の話をしたのですが、何だか面接みたい…と
言われてしまったのは失敗でした。もっと気を付けないといけない、とその時は思いました。

2回目のフリータイムは私も相手も指名した女性のところへ。3回目と4回目のフリータイムは少なくとも私を第1希望
では指名していない女性のところへ行き、当たり障りのない会話をしました。

さて、最後のカップリング希望を出す時間に来ました。当時の私が考えていたことは、中間で私を指名したくれた
女性のうち、どちらを第1希望に指名するかです。他の女性からは中間で指名されていない以上、指名される可能性
ゼロと当時は考えていました。しかし、特に決め手がある訳ではなかったので、迷った末、1回目のフリータイムで私の
ところに来てくれたという理由で第1希望にその女性を選びました。第2希望は2回目のフリータイムで話をした人、
第3希望は、フリータイムでは話さなかったのですが、私が中間で第一希望で選んだ女性を選びました。
結果、1回目のフリータイムで話をした女性とカップリングが成立。よし!と思いました。

しかし、この女性とも唐突に関係が終わります。カップリングした女性と帰りに飲み会をしたのですが、その女性、なんと
友人と参加していました。…え?1人で参加してないの?友人と来るってことは遊びなのかな…とも思いました。
ただ、1人では不安なので友人と参加したのかな…と思い、そこまで気には留めませんでした。
問題はその後の飲み会です。友達の女性とも一緒に飲んだのですが、

カップリングした女性の友人「その男の人はあなたが○○で知り合った人でしょー」

…ちょっと待って。他にパーティで出会った男性がいるのに、今日パーティに来ていたの?
婚活だし、他の男性がいてもいいけど、それを口に出すのは…。

カップリングした女性「○○でスポーツ観戦しているときに△△(ヤジ)をした」

………。

この2つの発言が決定打になり、次の日にごめんなさいのメールをしました。
相手の気持ちを傷つけないように、文面には配慮をしました。
同時に、これからどうしようかな…と再び考え始めました。


話はそれますが、ここでアエルラの中間の仕組みについて説明しようと思います。
今回のパーティの後、ネットの掲示板に参加したパーティのレポートが上がっていました。
流れ的に女性の書き込みだったのですが、注目すべきは男性のレポート内容

「高収入男性が1人いて争奪戦だった。あの男性、サクラっぽい」
「今回は全体的にレベルが低かったけど、高収入男性は○○○万円以上、他は△△△万円だよ」
「中間でライバル7人とか初めてみた」

残念ではありますが、サクラと言われているのは話の流れから私のことだと思いました。
本気で参加していたので、ちょっとショックでしたね…。プロフィールは詐称したくないので、全部本物です…。
私の年収が同年代の平均より多いのはわかっています。話の流れから高収入男性は1人しかいない雰囲気だったので、
私のことでしょう。
問題は、最後の「ライバル7人」発言。私を指名した女性が8名いたということになります。(当日の女性参加9名)
こう考えると、1回目のフリータイムで話した女性が「え?みんないいの?」と発言した理由に全ての納得がいきました。
アエルラの中間結果では「あなたを指名した女性の番号」が第1希望のみ表示される可能性が極めて高いと思いました。

ちなみに、私はネットの掲示板に書き込みはしていません。ROM専です。会社に何らかの影響を与えてしまうには
知名度が高い会社なので、そこは1社会人として絶対にしません。


【2014年5月(中旬)】
たまたま会社の昼休みにアエルラのページを見たら、R27のぬるオタ(秋葉原)で男性にキャンセルが出てました。
ラッキーとばかりに即予約。すぐに対策を練ることにします。

前回のパーティでは女性に楽しんでもらうことを意識していました。しかし、それだけではダメだと思いました。
そこに自分の気持ちがなかったからです。結婚ってお互いの歩み寄りです。そこで、大事にしたのはフィーリングです。
パーティでは時間が短過ぎて相手の人柄まではわかりません。人柄を知るには時間が必要です。
しかし、フィーリングで相手の人間像を感覚的に感じ取り、自分が良いと思った女性を選ぶことは可能です。
お互いが良いと思えないと、関係は続かないだろう。そう考えました。

そんな思いから、パーティではとにかくフィーリングを大事にしました。
女性のプロフィールは趣味の欄だけチェックして、話を膨らませる。これだけを考え、相手の女性がどんな女性かを
感じることに終始しました。
自己紹介を終えての感想としては、今回のパーティは女性のレベルが高いなと感じました。
笑顔が印象的な女性が多かったからです。

その中で特に気になった女性が1人いました。実はパーティの会場に入ってから、1人の女性の視線を感じていたから
です。気のせいかな?とも思いましたが、気のせいではないことには、すぐに気づきました。
その女性とは、自己紹介の時に印象的な質問をされていて、実家はどこですか?と聞かれました。
一瞬、「え?実家?」と思いましたが、実家の場所はそのまま素直に教えました。
今、思えば、この質問の意味をよく考えるべきだったと後悔しています。当時はわかりませんでした。

さて、中間発表の時間です。私は3人の女性から指名されていました。うち2人は私も指名した女性です。
会場に入った時から私に視線を向けていた女性も含まれていました。その女性、ライバル数8でかなりの人気だった
のですが、相互に第1希望だったので、フリータイムに行くしかない!と思いました。

1回目のフリータイムは女性から男性に話をする時間です。
私のところには、私が第2希望で指名していた女性が来ました。ちなみに相手の女性からは中間で指名されていません
でした。その時はちょっと出遅れていた感があったので、空いていた私のところに来たのかな…と思いました。
第1希望の女性が来てくれるといいなと思いましたが、その女性は他の男性のところに行ったのは残念でした。

私はフリータイムで自己紹介タイムの話の続きをしようと思っていたので、まずは自己紹介時の話の内容を確認しました。
「スゴーイ!」と言われたことは今でもよく覚えています。私は自己紹介時に女性10人と話した内容は全て覚えていま
した。フリータイムでもフィーリング重視だったので、話の続きをすることがベストだと思っていたからです。

話をしていてわかったことは、純粋な女性だなーと感じたことでした。
今だから推測できるのですが、フリータイムって自分が気になった異性のところに基本的に行こうとすると思います。
おそらく私を中間で指名しなかった理由は、私の方が年齢が1つ下だったからでしょう。

結婚をしたい場合、女性は年下狙いより年上狙いの方が確実だと思います。
これは遺伝子のいたずらなので致し方ないと思うのですが、男は本能的に子孫を残そうとします、そのため、どうしても
年齢が若い女性にアプローチしやすく、年上にはアプローチはしにくいと思います。
私も例外ではなく、年下の方がいいなーと思ってしまいます。その辺の気持ちからその女性は年下を選べなかったの
かもしれません。
でも、不思議なもので、実際に会って話をするパーティ会場では、年齢は気になりませんでした。
結婚って生活なので、私は人柄最重視です。今振り返ると、なかなか見つからない素敵な女性だったと思います。

2回目のフリータイムは男性の番です。
私は迷うことなく、相互に第1希望(と思われる)女性に話をしに行きました。
この時、途中でガンダムの話をしたのですが、私はガンダムシリーズを見ていなかったので、女性からガンダムについて
詳しく話を聞いて「そろそろ見ないとなー」という発言をしました。後の話になりますが、この発言が良くなかったのかな?
と当時は夜に思っていました。でも、今ならこれは間違いであったと思います。それは日記の最後の方で記載します。

3回目のフリータイムは女性から指名があって、私が指名していない女性のところに行きました。
最初は自己紹介タイムの話の続きをしましたが、途中から料理の話をしました。お互いに料理が好きだったので、
結構盛り上がれたと思います。

4回目はお互いに中間で番号を書いたもう1人の女性のところへ。
話の内容は自己紹介タイムの延長のみになりましたが、盛り上がれたと思います。


そして、カップリング希望を選択する時間になりました。
私は、第1希望は中間で互いに第1希望にしたと思われる女性、第2希望で、4回目のフリータイムで話した女性、
第3希望で1回目のフリータイムで話した女性を希望しました。中間との違いは、第2希望と第3希望の入れ替えだけです。
自分を中間で希望してくれた女性を優先しましたが、第3希望に3回目のフリータイムで話した女性を希望しなかった
理由は、私のフィーリングの結果も今回は取り入れたからです。

結果は第2希望の4回目のフリータイムで話した女性とのカップリングでした。正直ショックと嬉しさと半々でした。
何故ダメだったかが、今なら分析できるだけに、当時の自分の経験の無さを後悔するしかありません。
第1希望だった女性は、私の記憶が合っていれば、1回目のフリータイムで話をしに行った男性とカップリングしてました。

カップリングした女性とは、そのあと1時間程、飲み屋さんで話をしました。
その女性も良い女性だとフィーリングで感じたので、このご縁を大切にしたいと、まずは相手のことを知りたいなと思い、
女性が好きなことを聞いてメモしました。
初対面の間に共通の知人もいない男性では不安だと思い、名刺もその時に渡しました。
この会社、知っています。と言われた時は嬉しかったですね。


【2014年5月(下旬)】
その女性と1回目の食事に行きました。
話をすればする程、良い女性だとわかりました。職業柄、身だしなみには気を使っている女性だったと思います。
食事の最中、結構家の話をされたので、え?なんでだろう?と思ったのですが、当時はあまり気に留めていません
でした。でも、これには明確な理由がありました。
最後にまた会って欲しいと伝え、はい、と言われました。


【2014年6月】
1回目のデートに行きました。場所は都内の某所です。電車が遅延して集合に少し遅れましたが、順調でした。
…思えば、これが人生で初デートだったのかもしれないな…。
帰りに新宿の飲み屋さんに行って少し話をしました。しかし、ここで自分の経験の無さが露呈します。

食事の最中、女性から「30歳になったら子供ができにくくなっちゃう!」と言われました。
当時のその女性の年齢は27歳。女性に対して失礼なので、あまり言いたくないのですが、医学的には女性は
30歳を境に卵子の老化が始まると言われます。30歳以降の女性の不妊治療が多い理由でもあります。

子供が好きということは話を聞いていてとても感じ取れたので、正直戸惑いました。
でも、いい女性なのは間違いないかな…と思ったので、近いうちに答えを出したい。その結果を受け止めてくれますか?
と話して、「はい!」と言われ、その後、解散しました。今思うと、自分の気持ちの制御をするって如何に難しいか、という
ことが良くわかります。

その後、雑談メールをしても返信がなくなりました。そりゃそうだよなー、重いと思われて当然か…。
ただ、次のデートの約束はしていたので、デートの日は待ち合わせ場所に会いに行きました。
そして、その女性から告げられた言葉は、「家の事情で、将来実家に帰らないといけない」というものでした。
だから、2回目の食事の時に、家の話をしたのか…。
実家の場所は関東ではありません。しかし、私は仕事のため、関東を離れる訳には行きません。
おそらく目が潤んでいたので嘘ではないと思います。

ここで、また振り出しに戻りました。


【2014年7月(下旬)】
7月の頭に大きな出来事があったため、1か月婚活は休止したのですが、再び動き出しました。
行ったのは横浜の料理合コン。料理が好きなので、料理好きな女性と話が弾みやすいかな、と思ったからです。
しかし、その後、関係が続いた女性はいませんでした。そこで一度会ってお終いで、連絡先も交換しませんでした。

もう婚活止めようかな…、と思っていた料理合コンの直後、母から何とお見合いの話が来ました。
迷いましたが、タイミングが絶妙過ぎたため、受けることに。


【2014年8月(中旬)】
8月半ば、子供の頃によく会っていた知り合いのおばさんの紹介で女性に地元の近くのカフェで会いました。
カフェに来たのは、女性とおばさんと私だけで、両者の親はいません。そんな形式ばったお見合いではありませんでした。

相手の女性のスペックは高かったです。年齢は2つ下で、都内の某有名大学を卒業しており、勤務先は、某グローバル
企業のグループ会社でした。給与水準も高いと思われ、結婚したら世帯収入1000万超えるのかな?等、別に結婚する
と決まった訳ではないのに、色々先のことを考えていました。女性は実家住まいで、小学校、中学校、高校が同じだった
ので、子供の頃にどこかですれ違っている可能性はあったと思います。

相手の女性は美人の部類に入ると思われましたが、カフェで1時間半話した限りでは、ほとんどしゃべらなかった(私が
基本的に話題を振っていた状態)ので、大人しい人だな、緊張してうまく話せないのかな?と思いました。
ただ、帰りに女性側から私の連絡先を聞かれたので、印象は良かったのだと思います。
私はよくコミュ力が高いと言われます。そんな人がお見合いに来たので印象が良かったのかもしれません。


【2014年8月(下旬)】
お見合いした女性と会社帰りに都内のレストランで食事しました。
緊張している様子が見て取れたので、私から話題を振り続け、ゆっくり話すように心がけました。
帰り際「不安や悩みがあると思いますが、今回のご縁を大切にしたいので、○○さん(女性の名前)のことを、まずは
しっかり知りたいです」と話ました。不安が少しでも和らげば良いと思ったからです。


【2014年9月~2014年10月】
その後は2週間に1回ペースでデートに出かけました。女性からは特に何も提案してくれなかったので、基本的に私が
店の予約を含めて全ての段取りを決めました。何も提案してくれないのは引っかかりましたが、これも含めて、デートを
重ねるごとに徐々に緊張しているだけでは説明できない様子が見えてきます。あまりに無表情なのです。
たまーに笑いますが、写真を撮られることが嫌いで写真を撮ろうとしても全て断られましたし、沈黙が続いた時は、あまり
長く続くのはよくないので、こちらからとにかく色々話題を振りました。でも、時々恐ろしく素っ気ない返事をされてしまい、
さすがに途中でおかしいと感じました。デートをしても全く楽しくないのです。デートに誘えば来るけど、やる気があるように
とても見えなかったので、さすがに限界を感じ始めました。


【2014年11月】
限界を感じて、自分のデート中に感じている正直な気持ちを話して、デートの誘いに応じる理由を聞きました。
その結果、「私は愛想がないし、過去に付き合ったこともないため、誤解を与えたのなら申し訳ない」「結婚を真剣に
考えている」「結婚後の数十年を考えると、慎重になるのは許して欲しい」と言われました。

…何かズレている、

そう感じずにはいられませんでした。結婚とはお互いの歩み寄りなのに、ありのままの自分を受け入れて欲しい。
そう言っているように感じられました。自分を変えるという発想はないのか…。
休みの日に何をしているのかを聞くと、スポーツジムに行く。ニコニコ動画をみる。時々母と出かける。という話のみで
友達と出かける、という話が全く出ません。話を聞くと、友達にメールを送っても返事がないのが怖いといってました。
高校1年の時に一緒にいたサークルの友達が3年生になる時までに自分を除いて全員辞めたと言っていたのも、引っか
かりました。…今、交流の続いている友達いるのかな…。

ただ、結婚には本気ということだったので、その後も女性の好きな場所をチョイスしてデートしようと思いました。


【2014年12月(上旬)】
デートを仕事が忙しいと理由をつけて断ろうかな…と真剣に考えるようになっていました。
もはや、ボランティアでデートしている感覚しかなかったです。
でも、デートじゃなくて、友達と遊びに行く、という感覚なら、と思い、モチベーションを上げてデートしました。

しかし、もう気持ちが持ちそうもないので、やりたくはなかったのですが、女性を試すことにしました。
具体的には家族連れや子供が多いキャラクターショップ街に連れて行きました。
家族になるなら、どうしてもキャラクターショップ街でどのような反応をするかを見たかったからです。

…結果、ものすご~くつまらなそうな顔をしました。

他人の好きなことに興味を持とうとしない。申し訳ないですが、自己中心的な女性にしか見えませんでした。
この日の帰り、母に話をして断る決心をしたことを伝え、どのような文面で断るべきか考えることにしました。


【2014年12月(中旬)】
突然、仲介人をされたおばさんから、相手の女性から断りの連絡が入ったと伝えられました。
まだ、私の方からは何もアクションを起こしておらず、驚きました。ただ、デートの帰りにこちらから送ったお礼の
メールに返信がなかったので、可能性としては考えていました。しかし、デートしてから2日後って…。早過ぎる。
こっちは少し時間をおいてから断るつもりだったのに、向こうは迷わず、しかも私に直接ではなく、仲介人のおばさんを
介して連絡するとは…。

ただ、一方で自分が傷つくことから逃げる精神的にとても弱い女性だと確信できたので、断る決断をしたことは間違って
いないと思いました。心の弱い女性と結婚しても、結婚生活が続くとはとても思えません。
断られた理由は、私がデート中に機会があれば海外勤務してみたいと発言したことだと思います。
海外勤務に興味ありますか?と聞いたら全く興味ないと言っていましたが、正直その返事の言葉より、そんなのはあり
えないという表情をしていたことに驚きました。余程、嫌なんだろうな…と。

ただ、私の海外勤務したいという言葉は半分が本当で半分は嘘です。
スキルUP(給料UP)のために海外勤務の経験を積みたいという思いは本当ですが、別に転勤してまで海外勤務したい
訳ではありません。人生1回だし、出張レベルで海外で勤務してみたいという意味しかありませんでした。
それに家族を持ったら家族の意向もあります。仮に海外勤務になったとして、家族に反対されたら、単身海外に行くつも
りでした。まあ、うちの会社は本人の意向を必ず反映するので、断れば海外勤務はないのですが…。

しかし、家の問題ではなく、心の問題で絶対に許容できないことが1つあっただけで、あっさり断りの連絡を入れるとは…。
結婚相手には、公務員か農家の男性を選ぶしかないぞ…。民間はどこの企業でも今は海外勤務の可能性はゼロでは
ないのに…。

今回の事で1つ勉強になったことは、相手の親だけのオススメの見合いは受けてはいけないということです。
仲介人のおばさんは相手の女性にたまにしか会っておらず、今回私を紹介したのは、親からいい人がいたら娘に
男性を紹介して欲しいと言われたからだと言っていました。
その男性に私を選んでくれたおばさんには感謝しかないですが、やはりお互いをよく知っている人が仲介人になった
方がお見合いは成功しやすいのだと思います。


後日、ネットで面白い書き込みを見つけました。なかなか結婚できない人の特徴をまとめているものです。

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男の高齢未婚は容姿に問題ありだけど女の高齢未婚は性格に問題ありだと思う
別に性格が悪いって意味じゃなくて奥手すぎるというか男慣れしてなさすぎるというか

テレビでよくやるアラフォーの結婚相談?みたいな番組見て思う高齢未婚女の共通点は
静かすぎる、受動的すぎる、笑わなさすぎる
自分に自信がないのか、恋愛は男から始めるべきだと決めつけてるのか、自分から行動しようとしないんだよね
なんでも男がやってくれると思ってたら大間違いだし、自分勝手もいいところ
-----------------

大変失礼ですが、今回お見合いした女性にそのまま当てはまると思いました。
街コン、合コン、婚活パーティ全部行ってないといってたし…。怖くていけないんだろうな。
結婚したいなら、早いところ、気づいてくれるといいんだけど…。


【2014年12月(下旬)】
さて、今の時代はお見合い話もめったにないし、次に何をすべきか考えました。
以前から友人にいい女性いたら紹介して~、とは話していましたが、紹介は全くありません。
途中で気づいたのですが、結婚していない友人にいい女性がいたら紹介してと頼んでも、人に紹介したくなる
女性がいたら、自分がアプローチすると思います。
そのため、結婚している友人に声をかけるのが一番早いのですが、周りに結婚している友人があまりに少ない。
結婚してて紹介したい女性がいても、その女性とあまり仲良くないのであれば、友人も声をかけにくい。
この年齢になってくると良い思われる女性は結婚している女性も増えてくる。
仕事は開発のため、自分から何かしないと何も起こらない。
大手なので同期の女性はいますが、年に1回2回しか会わないし、既に彼氏がいたり、婚約中の女性もちらほら。
…袋小路ですね。…どうしようもない…。

そんな時、久々にアエルラのHPを見たらパーティの募集があったので、応募してみることに。


【2015年1月】
つい先日になりますが、アエルラのパーティに参加しました。R27の同世代婚活パーティです。
これまでのパーティは自分を客観視して見つめ直すための参加でもありました。
しかし、今はスキルも必要なレベルには身に付いていると思います。
この1年の活動で得た最大のスキルは、自分の気持ちをコントロールできるようになったことだと思います。

今回、私は自己紹介タイムでは女性のプロフィールを最初に確認しようと思いました。
ポイントは、タバコを吸っていないか、専門卒or大卒か、仕事は何をしているか?(アルバイトではないか?)です。
良いと思えた女性がいたら、フリータイムで同居はなしか?、無宗教か?、家族の特定政治家・政党の応援はないか?
これらの条件を確認してみようと思いました。自分でも驚く冷静さでパーティに参加していたと思います。

結果は、中間では人気ランキング最下位でした。誰からも指名はなかったです。
最下位ということは、第2希望、第3希望での指名も全ての女性からなかったのだと思います。
単に好みでない可能性もありましたが、1年前のアイムシングルの最下位の時とは訳が違うと思いました。

自分で言うのもなんですが、おそらく今の私は婚活者としては異質なのだと思います。
たぶん、婚活者としては欠点がないように見えるのだと思います。女性には全員にサクラと思われたかもしれません。
これには明確な理由があります。自己紹介タイム中、聞かれた内容を以下に挙げます。

「仕事は何ですか?」
「実家はどこですか?」
「子供は好きですか?」
「街コンや合コンにはよく行きますか?」

5~6人くらいの女性から聞かれました。
今だからわかりますが、これらの質問はみんな私に興味があったからこそ、出た質問なのだと思います。
特に特筆すべきは、最後の質問です。意図は質問した女性本人に聞かないと確実とはいえませんが、何故、あなたは
ここに(アエルラのパーティに)来ているんですか?という意味だと推測します。
街コンは行ったことない、合コンも去年の料理婚を含めて2回だけ(しかも、最初の1回目は数合わせでやる気なし)。
という状況だったので、素直に滅多に行かないと答えましたが、この回答は本気で婚活してないと捉えられるには
十分だったと思います。

正直なところ、この状況を打破する手段を私はわかっていました。私がパーティには真剣に来ていると伝えるだけです。
しかし、それはできませんでした。それにも明確な理由があります。女性陣が給料が皆、低かったことです。
この理由だけでは?だと思いますので、順を追って説明します。

参加女性10人全員のプロフィールの年収を見ましたが、300万未満7人、300~350万1人、年収未記載2人です。
年収未記載の女性は300万からほど遠く、かなり年収が低いと推測します。
年収未記載の女性の中に幼稚園の教諭の女性がいました。知り合いに元幼稚園の教諭(結婚を期に強制退職)が
いるのですが、幼稚園の教諭って物凄く給料が低いです。年収100万~150万だと思います。200万はたぶんない。

他にも話を聞いていて感じたのは、ほとんどの女性が結婚、出産による休職はできないだろうな…と思ったことです。
例えば、先の知り合いの元幼稚園の教諭は妊娠を機に休職を申し出ましたが、休職するくらいなら辞めてくれと
言われて、強制退職となったと言っていました。

この時にわかったのですが、替えが利きやすい職業程、育児休暇が取れないということです。
公務員、大手企業はその辺の制度は充実していますが、現実に日本はまだまだ働く女性に厳しいということです。
大手企業にいるため、現実をきちんと見えていなかったのですが、これが今の日本の現状と認識しました。

そうなると、私が気にしたのは自分の貯金額です。
女性陣はどの女性もおそらくあまり貯金はなかったでしょう。しかし、仮に結婚することになったとして、結婚式や
住まい、出産、子育てを考えると、莫大な費用がかかります。以前結婚した友達に話を聞いたら、これらに使った
お金で破産するかと思ったと言っていました。いくら使ったかは聞いていません。100万単位と思われます。

でも、結婚式って女性にとっては夢だと思いますし、白いウェディングドレスを着たいのかなって思います。
子供だってきっと欲しいと思います。パーティでは特に子供が大好きそうな女性が2人いました。
自己紹介タイム、フリータイムで話していて感じました。しかし、そうすると、どうしてもお金がかかります。
結婚後のことも考えると、入籍段階で貯金1000万は欲しいところです。お金がないなら出してあげたいと思います。

本当は順調にいけば、今の段階で貯金1000万はあったと思うのですが、実は2年程前に大学、大学院時代に借りた
奨学金を繰り上げ返済して、8割返してしまいました。今から計算すると、1000万到達まで2年近くかかります。
この2年が正直、私には重過ぎました。理由は、女性陣が全員真剣に結婚を考えていることがわかるからです。

おそらく、パーティにいた20代後半の女性陣は、女性は30歳を過ぎたら結婚しにくくなることと、卵子の老化で子供が
できにくくなることを真剣に考えているのだと思います。年収が低い女性は、大変失礼ですが、若さしか武器がないと
考えている可能性もあるかもしれません。社内の同期の女性が良い例で、みんな結婚は時期が来たら、と考えている
節を感じます。年収は私と同水準です。子供が切実に欲しいと思わないと婚活はしないでしょう。

ここ1年間の婚活で婚活する女性がどんな想いでパーティに来ているのかを感じられるようになりました。
そんな女性陣に結婚まで最低でも2年は待って欲しい、とは言えません。そう考えたからこそ、私はここに真剣に
パーティに来ているという話をすることがどうしてもできませんでした。話をする覚悟が持てませんでした。
仮に2年待てると言われたとしても、その時に何らかの事情で別れたら、女性側は30歳になります。
結婚を考えて真剣に婚活している女性に対して、こんな酷な話はありません。しかし、1年後に結婚するとして、
今度はお金の問題が出てきます。女性陣が結婚を機に仕事を辞める可能性が高いからこそ、色々考えてしまいました。

これらのことはだいたい自己紹介タイムで整理していました。しかし、それが良くなかったかもしれません。
意識がそっちに一部取られて、女性陣全員と話を盛り上げることができなかったと思います。
中間の結果が最下位の1つの理由でしょう。

今なら、去年のパーティで中間で自分のことをいいと思ってくれた女性とカップリングできなかった理由がわかります。
パーティに来ている理由が遊びと思われた可能性が高いからです。つまり、結婚相手探しではなく、恋人探しという
意味です。本当に結婚したいなら、フリータイムでそれらしい話をしてくるはず。女性陣が期待しているのは、その言葉
だと思います。しかし、ストレートな表現を使い過ぎると今度は重いと女性には思われるでしょう。言葉選びって難しい
です。でも、女性は男性に対して「察してくれ」と考える傾向にあると思うので、致し方ないかもしれません。
思えば、去年パーティに参加している時は、女性がどんな気持ちで婚活パーティに来ているか考えていませんでした。
自己中心的だったと思います。

※その後の分析でおそらく違うということに気づきました。詳細は以下参照。
http://lightningplus.blog.fc2.com/blog-entry-45.html#more

今回のフリータイムでは、話した女性から私がサクラではない可能性も捨てきれないのかな?と考えていることを
何となく感じました。私のおごりかもしれませんが、もし、そうだとすると、そういう話ができなくて申し訳ないと思います。
やはり、結婚相手は人柄重視で考えたいので、最低でも数回はデートしないと覚悟を決めることは難しいです。
それに結婚は生活を意味するので、今はどうしても先を考えてしまい、パーティの場だけでは決断も難しいです。
特に子供が好きそうな女性は結婚に対する焦りが感じられたので、一度落ち着くことも必要に思いました。
おそらく本人たちは焦りを周りに伝わるレベルで持っていることに気づいていないかもしれませんが…。


さて、話は戻りますが、私は最後のカップリング希望の紙は白紙で提出しました。
今思うと、去年まではカップリングすることが目的でしたが、今は明確にその先の結婚を意識しています。
だからこそ、覚悟の固まらない気持ちではカップリング希望の紙は提出できません。
もちろん、フリータイムまでの結果を含めて、私を指名する人はいないと考えたことも理由です。
このパーティでは6組のカップルが誕生しましたが、男性陣と話をしていると、正直結婚後のことを私くらいのレベルで
本当に真剣に考えているのかな?と思いました。ただ、それは表面上、感じたことです。女性陣が結婚出産を機に
退職の可能性があることも考えているのであれば、成婚することを心から祈りたいと思います。

今思えば、大学時代、社会人は職場に女性がいない状態ではありますが、高校生までは共学でした。
友人に共学時代モテていたと言われますが、実際に何人かの女性からのアプローチがあったことはわかっていました。
でも、恋愛する気持ちが持てなくて、全てのアプローチに応えませんでした。
婚活してからわかったのですが、女性って一般的に恋愛は受け身で、男性からの告白待ちなんですよね。
女性は誘われる側の性なので受け身になりやすいですが、そのために男性の私が受け身では何も起こりません。
恋愛に積極的になった今だからこそ、婚活する女性には異質な存在に見えるのだと思います。
私の年齢が30歳超えているのも良くないですね。30歳超えて婚活する人としては、何かありそう。そう思われるかな。
これが日記冒頭の疑心暗鬼の話です。間に共通の友人がいなければ、女性が男性を疑うのはしょうがないと思います。

婚活する人は、何かある人、とネットでは言われます。でも、私はそうは思いません。少なくともアエルラは。
アエルラは女性も2000円します(割引券利用でも1000円)。一方で男性は8000円です。わざわざ8000円もするパーティに
来るのだから、男性はみんな本気に違いない。だからこそ、アエルラは真剣に結婚を考える女性が多く来るのだと私は
思います。やはり、他の会社のパーティや合コンとは女性の本気度が違うと思います。特に20代後半の女性です。

私に何か問題があるとしたら、おそらく、これまでの人生で恋愛に対して草食であったことだと思います。
女性側からの告白を待ったことは、ヘタレ以外の何物でもありません。叶うなら人生を巻き戻したいな…。
私はおそらく婚活ではなく、恋愛結婚をすべきタイプの人間なのだと思います。


さて、これからどうしようか…。もう一度アエルラに行くか、結婚相談所に行くか、紹介をお願いする友人を増やすか…。
友達の結婚後の様子や子供を見ていると、家庭を持ちたいなーという夢は今は捨てられないですね。
難しいのはわかっていますが、自然な出会いが欲しいなー。



<2015/3/8追記>
アエルラのパーティに再び参加したので、追記します。今回参加したのは、男性エグゼクティブパーティです。
男性は全員一部上場企業、外資系企業、年収600万円以上等の高学歴者が参加します。
その影響もあって、これまで参加したパーティと違って、皆さん優秀な匂いを感じました。
同時に女性陣もほとんど優秀な方ばかりで、参加女性のうち、大卒率90%はありました。
年収も350-400がアベレージで、1人400万超えもいましたね。結婚=生活と考えると、やはり学歴は近い方がいいです。

ただ、1つ気がかりだったのは、年齢層がかなり若かったことです。
23歳1人、24歳4人、25歳1人…を筆頭に、20代半ばに人数構成比が集中。
正直、御縁は簡単にはできないと思いました。私は今年で31歳ですからね…。
それにしても20代半ばで、年収350-400の女性が多いって普通に考えて高学歴です。

1人3分の自己紹介タイム×18セットを行った感想ですが、前回(1月)と違って、女性陣から異質に見られるような
視線は感じませんでした。というのも、1月参加の時は、女性陣から「御縁ができてもレベルが違うので続かない」
と思っているような空気を感じたのですが、今回はそれはありませんでした。
休憩タイムも男性陣との話が弾みましたね。やはり学歴が近いと良いと思いました。

話は戻してパーティに参加した女性陣全員と話を終えての感想ですが…、正直、結婚まで結びつく可能性を
感じた女性は0でした。これまでそれなりの婚活経験をしてきたので、話をしていて何となくわかりました。
仮にご縁があったとしても、絶対にどこかでお別れになると思いました。正直、インプレッションシートに番号を書きたい
女性がいなかったので、フリータイムなしで帰りたいと思ったのは事実です。
どうやら、それは女性陣も感じていたようで、私の人気ランキングは13位でした。男性参加人数18人で13位…。
たぶん、第3希望までに私の番号を書いた女性は0だったと思います。最下位ですね…。さすがに凹みました。

女性の中に1人、子供は好きですか?とストレートに聞いてきた女性がいたので、たぶん、その女性は私に興味が
あったと思いますが、答える時に目を見て答えられませんでした。我ながらヘタレだ…。それもあっての最下位ですね。
ただ、ごめんなさい。あまり見た目好みのタイプではなかったです。

正確にいうと、結婚したいと思えて番号を書きたい女性はいました。でも、みなさん、20代半ばだったんですよね…。
若ければ若い程、男性も女性も魅力的に映るのは、もはや致し方ないことかもしれないです。
何というか…、20代半ばの女性って、やはり華があります。
これまでのパーティは、基本的に27歳以上限定パーティを選択してきました。年齢が近い方がお互いに結婚を真剣に
考えている人が多いと思ったからです。そのため、27歳以上の女性の中から自分に合いそうな女性を選択するという
縛りがあった訳ですが、今回のパーティでは女性は20歳~32歳限定だったため、20代半ばの女性がいました。
パーティは相対評価です。20代半ば女性の相対的な魅力が半端なかったです。これまで20代半ばの女性がいる
パーティに参加したことは1回しかなかったため、それもあって20代半ばの女性が眩しかったです…。
20代半ばの女性って、やっぱりノリがいいですね。アラサー女性は逆に落ち着いた雰囲気の人が多かったです。

女性もほぼ全員高収入ということは、皆さん高学歴である訳で、同レベルである以上、やっぱり年齢が近い方がいいに
決まっています。23歳で年収350-400万の女性がいましたが、26歳で年収300-350万の男性とカップリングしていました。
容姿が良い爽やかイケメンだったのですが、はっきりしたことは年齢という要素は本当に重要であるということです。

魅力的な高学歴女性が5歳前後以上離れた年齢の男性を選ぶ可能性は、はっきり言って高学歴イケメンでないと無理です。
余談になりますが、パーティでは29歳のイケメン好青年が24歳(だったかな)の女性とカップリングしてました。
ちなみに、その29歳の男性はちらっと横からインプレッションシートを見たら4人の女性から1位指名されていたので、
たぶん人気ランキング1位かな。
私は良くも悪くもない容姿だとは思いますが、世間一般から見たらイケメンではないです。
皆さん高学歴高収入なので、容姿、年齢という要素は物凄く重要です。

学歴が同レベルである場合、私に圧倒的な容姿レベルがない以上、やはり狙うべきは2~3歳差の女性です。
本当にそれを肌で物凄く感じたパーティでした。
今思うと、このパーティ、25歳までを除くと、女性の年齢構成が26歳1人、27歳1人、28歳3人、29歳1人、30歳2人、
31歳2人でした。女性は自分より下の年齢を選びにくい、20代半ばからは自分は選ばれにくいということを考えると、
元々ご縁を作るのは非常に難しいパーティだったと言わざるを得ません。

そして、男女ともに同レベルの学歴の人が集まってわかったことは、30歳と29歳の間にある壁は男女ともに
恐ろしく大きいということです。私も去年10人の女性のうち、2人から1位指名、3人から1位指名とかあった訳ですが、
その時の年齢は29歳。30歳だったら、おそらく1位指名の数はもっと少なかったと思います。それだけの壁です。
統計では、30歳以降にご縁があって結婚まで辿り着くのは、わずか15%。35歳以降は2%だったかな。
30代で結婚する人の大半は20代から付き合っています。
30代になったら、男女共に出会いの場で年齢を開示しない合コンの方が良いような気もします。
でも、結婚したいので、合コンより婚活パーティを選択したくなりますね…。ジレンマが半端ないです。

実のところ、本当は、20代半ばの女性が多い時点で、このパーティは行くべきではないのはわかっていました。
年齢構成を考えた時、28歳~30歳くらいの女性が多いパーティを選択すべきことはわかっていました。
それでも20代半ばの女性が多いパーティを選んだ理由は、2つあります。

・すぐに結婚したい訳ではない。
→実は、今年の年明けからある夢を持っていて、国家資格の勉強を集中的にやっています。この2年で数個取得したいと
  思っています。そう考えると、ある程度、結婚までに時間が欲しいという事情があります。
  しかし、28歳~30歳くらいの女性の結婚に対する真剣度は本物です。2~3年待って欲しいと言ったら即ご縁は終わり
  ます。子供が欲しい女性ならなおさらです。待っていられる時間はありません。それをわかっていて、ご縁の可能性が
  低いことを承知で20代半ばに年齢構成比が偏ったパーティにあえて出ました。

・夢を見たかった
→最低の理由です。若い女性と一度でいいから付き合いたいと思ってしまいました。
  これまで付き合いの経験があれば全然違ったとは思います。でも、子供の頃にモテていたこと、美人な女性に興味を
  過去に持ってもらえたプライドが邪魔をして、20代半ばの美人な女性とお付き合いしたいという夢を捨てられません
  でした。自分は30歳なのにね…。自分を棚に上げるとはまさにこのこと。
  会社のセキュリティカードが25歳の時の写真なのですが、やっぱり今とは全然違うな…。若々しいです。
  あれからたった5年、されど5年。月日の流れは本当に残酷です。

今回のパーティで踏ん切りがつきました。自分の客観的評価はわかりました。これが現実だということです。
フリーター、非正規、そのような女性なら20代半ばの女性もありえるかもしれません。でも同等の学力レベルを持つ
女性で、数歳上の男性を許容できるような女性は世の中に滅多にいないということです。

恋愛結婚なら話は別かもしれません。しかし、婚活結婚では、まず、互いのスペックありきです。
更に、お互いの考え方、価値観の擦り合わせができる女性。…結婚ってこんなに難しいことだったのかと…。
しかし、結婚=生活と考えると、高学歴な女性が私には合っているようです。同時にそれもわかりました。

30歳終了まで残り2か月。そろそろパーティで戦えることも限界になる年齢に達します。
私はパーティからの成婚の限界は30歳までと思っています。そこから先は結婚相談所勝負に行くしかないと思います。
資格が取りたいという自分の都合だけでどうこうできる年齢ではないのは、本当につらいですね。
勉強と婚活、両方同時に頑張るしかない。

ちなみに、今回のパーティでは、申し訳ないのをわかっていて、インプレッションカード、マッチングカード共に
年齢無視で自分がいいと思った女性の番号を書きました。絶対にご縁がないのはわかっていましたが、自分を
客観的に評価する上では、非常に重要なことでした。

しかし、オタク婚活ってやっぱり綺麗めな女性が多い傾向がありますね。
やっぱり周囲に男性がいる環境でもオタクを隠したい女性はパーティに来るみたいです。
それもあって、オタク婚活は女性の年齢が若年傾向が出やすいんだろうな…。


【2015/6/29 追記】
もう今年も半分が終わりますが、今年の春から夏にかけて、ちょっとしたことが起こったので、綴っていきたいと思います。

3月上旬のアエルラのイベントに参加後、一旦ここで婚活は止めようと思い、行動を起こすことは止めにしました。
実は本音を話すと、ここで婚活するのを止めるつもりでアエルラのパーティに行っていました。
20代半ばの女性が多く参加しているパーティに参加した理由は、ご縁がある可能性が低いことも計算に入れてのことです。
全く期待していない、と言えば嘘になりますが、ご縁があればいいなーというスタンスでの参加でした。

30歳が終わる前に、エグゼパーティにも出てみたいなという気持ちもありました。男って変なところでプライド持ってしまいますね。
そんな訳で、出ないより、出て後悔した方が良いと思い、参加しました。
結果は、先述の通り、身の程を知るという結果になりました。
やはり、パーティは20代まで、ということを再認識しました。
思い残すこともなくなったので、ここでアエルラの会員登録は削除しました。

その後は、4月半ばに資格試験日が迫っていたこともあり、週末は基本的に勉強に費やすことになります。


転機が起こったのは3月下旬の頃です。
会社の労働組合から、毎年、春に労働組合が主催している地域住民とのふれあいイベントのスタッフ参加の依頼がありました。
今は、労働組合の活動は若手に引き継いだため、関係者ではないのですが、スタッフの人数が不足しており、過去に
労働組合に所属していたことのある社員にも声をかけているということでした。

イベントに参加すると4月上旬の土日(2日間)をほぼイベントに費やすことになるため、また、1週間前に大学時代の友人と週
末に花見に行ったこともあって、資格試験の勉強時間確保のために断ることも考えていましたが、地域住民とのふれあいは
楽しいですし、お小遣いももらえるし、気分転換にもなるかな、と思って参加をすることにしました。

4月上旬、イベントの前に事前の打合せがあり、スタッフとなる社員が一同に労働組合室に集まりました。
過去にお世話になった先輩もたくさんいます。

案内されたテーブルに座ったところ、同じテーブルに女性が2人いました。
見た目は20代半ばくらいに見える。この前のアエルラで身の程を知ったので無理…。
婚活を止めていたはずなのに、女性を見た瞬間、初対面でもこんな発想をしているということは、婚活を止めたことに未練が
あるんだろうか。。。
そんなことを考えていました。なので、その女性を特別意識していた訳ではなかったです。

しかし、イベント終了直前頃から、何となく女性の視線を感じ始めました。
同じテーブルにいた20代半ばと思われる女性の1人(以降Aさん)です。

………。

別の誰かを見ているのか?
そう考えたのですが、帰り際にAさんと目が合ったのですが、目が潤んでいる…。
正直、信じられませんでした。

女性は、男性と違い、徐々に男性を好きになるといいます。
いきなり好きになることは、なかなかないという意味です。
私も過去に会ったその日から視線を受けたことは今までありませんでした。
しかし、会った直後は女性の視線を感じていた訳ではありません。
それまで直接何か話した訳でもない…。

一方で、思い当たるきっかけがありました。
イベント中、スタッフとして参加していた先輩とこんな話をしました。

『そろそろお子さん小学校高学年ですか?』
『今年から5年生だねー。』
『…もう10歳ですか!?』
『何?結婚したいの?(笑)』
『そんな人いませんよー(笑)』

みたいな会話をしていました。Aさんの視線を感じ始めたのは、この後です。
…もしかして、話を聞いていたんじゃないだろうか?
何となく、そんな気がしました。


イベント2日目。
朝の集合の際、私はAさんの存在を無意識に探していました。
…気になるようになっていました。

朝の点呼の際にAさんは姿を現しましたが、その際、私のすぐ横にいました。
その後も、私の視界に入る位置取りをしたり、私に話しかけてくれたりしました。
目を合わせると、今日も目が潤んでいる…。
イベントの打ち上げでは、他の色んな男性と親密に話しているし、勘違いではないのかな…と思いはじめました。

30代になると、やはり容姿は30代なりの容姿です。若くありません。
もっと歳の近い人がいいんじゃ…と思ったのですが、勘違いではない気もしてきたことで、1つ確認したいことができました。

それはAさんが実際のところ何歳か?です。

Aさんと一緒にした女性(以降、Bさん)とイベントの打ち上げで話した際に、BさんとAさんは同期で、入社4年目ということを
聞きました。
そこで、イベント打ち上げの帰りにAさんに話しかけて、ある会話をしました。
# 結構、勇気が必要でした。

『お疲れ様です。これから帰宅ですか?』
『そうですね。』
『最寄り駅は○○○ですか?』
『はい。そうです。』

この会話の流れから、おそらく大卒かな…と思いました。院卒ではなさそう。
浪人していなければ、今年26歳か。5歳差…。大きいな…。
とりあえず、この日はそのまま駅前で別れました。

え?何故、上記の会話だけで年齢の推測ができるの?
と思ったと思いますので、順を追って説明します。

うちの会社は、学歴によって、寮に滞在できる年数が異なります。
院卒は最高3年、大卒は最高5年、みたいな具合です。

ちなみに私は院卒で入社6年目ですが、寮にいます。
寮では生活できないはずなのですが、入社直後に会社の都合でグループ傘下の会社に2年間、開発の勉強で出向していました。

会社都合で通勤時間のが所定時間以上変化するために、住まいの変更を伴う転勤が発生する場合、実は転勤した日から
換算して院卒時とは別の期間での寮での生活が可能になります。
奨学金の返済もあるし、会社の福利厚生は最大限に利用しようと思い、私は在寮期限までいるつもりで、転勤時に会社の
寮生活を希望しました。
しかし、このような出向するケースは多くはありません。

つまり、Aさんが入社4年目ということは、院卒の場合、寮ではない地域に住んでいる可能性があります。
そこで最寄駅を聞きました。
何故かと言うと、うちの会社は開発メーカーのために女性が少なく、女性寮がある最寄駅にしかないからです。

Aさんは自身の住まい地域について、女性寮のある最寄駅を答えました。
もちろん、寮を出て寮の最寄駅近くのアパートに住んでいる可能性もありますが、寮を早々に出る人はなかなかいません。
寮費は月10000〜15000円くらいで光熱費ゼロ。エアコン完備。自分専用の部屋があり(相部屋ではない)なので、
条件はかなりいいからです。

あと、勘ですが何となく寮に住んでいるようにも感じました。考え方が似ているように感じたからかもしれません。
あとでわかったことですが、やはり寮に住んでいました。


さて、話を戻します。

イベント翌日は月曜日だったこともあり、私は出社しました。
そして、休み時間に社内連絡網からAさんのチャット窓口を探して開いていました。
ちなみに開いただけでは相手には通じません。チャットに書き込みをすると相手に伝わるシステムにうちの会社のチャットは
なっています。

チャットのコメント欄に言葉を書いて、そしてEnterボタンを…。

…くそ!押せない!
どうして押せないんだ!


この時、初めて女性に声をかけることがどれだけの勇気がいることかを知りました。
婚活を始めた当時、いきなり電話した女性がいましたが、あの時は勢いだけで電話をかけました。
しかし、振り返ってみると、婚活の場だったからこそ、電話をかけられた側面もあったのだと、今更ながらに気づきました。

今回、声をかけようとしている女性は社内の女性です。婚活で会った訳ではありません。
私も別に出会い目的でイベントに参加した訳ではありません。
そのため、2日しか会っていない男性からいきなり声をかけられたら女性はどう思うだろう?変に不安にさせないだろうか?
なと、色々考えてしまいました。

今、振り返ると、我ながら小心者だったと思います。
こういうネガティブな発想が最初に来るから、これまで恋愛のチャンスを逃していたんだろうな…。

大学時代、職場では同年代の女性との出会いはありません。
しかし、動こうと思えば、合コンや街コン等に参加するという選択肢はありました。
動いてこなかったのは、私自身の問題です。

要するに、相手のことを考えて自分よりももっと良い人がいるのでは?的な言い訳を考えることで、勇気が出ないことを
正当化してしまっていたということです。
スタートラインにすら立てなかったからこそ、今の自分の現状がある訳ですね。

一方で2日しかAさんとは会っていないことも、また事実です。
中学生や高校生のように数ヶ月単位で同じ空間を過ごしていれば、また、違うのだろうか。とは思いますが、
時間は戻せないため、永遠に出ない答えですね。

その日は結局、声はかけませんでしたが、その夜は考えました。

・出会いを求めない自然な出会いで恋愛ができる可能性は、年齢的にもたぶん最後。
・せっかく自分に興味を持ってくれた女性が現れたのに、ここで声をかけなくて、一体どうするのか?
 いくじなしのままで終わるつもりか?
・結果は変わらないかもしれないが、ここで声をかけた場合とかけない場合、歳を取ってから振り返った時、どっちが
 後悔しないか?今までアプローチしてくれた女性に対して、自分も良いと思っても逃げ続けてきて…最後も逃げるつもりか?

火曜日の夕刻。社内チャットを使って私はAさんに声をかけました。
心臓バクバクです。
しばらくイベントの話で雑談をした後、

『ご飯を食べにいきませんか?』



【しばらく沈黙(応答なし)】



うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!



これは…キツイ!
世の中の男性は若い頃にこんな想いをしてきているのか。
付き合っている男性は、物凄い勇気を振り絞っていたんだな…。

そして1分経過。



『いいですよ。私で良ければ。』
『私なんかでいいんでしょうか?』



正直、嬉しかったです。当たって砕けてみるものだな…。この時、ちょっとだけ恋愛スキルが上がった気がしました。
30歳過ぎて、遅いスキルアップですが、スキルアップしないよりは、ずっと良い。

でも、1つ気になったことが。

『私なんかでいいんでしょうか?』

…自分に自信がないのかな?そんな感じがしました。



店はどこでも良いと言われ、私の方で決めて数日後。Aさんと会社帰りの待ち合わせ場所に行きました。
婚活の時と緊張感が全然違う。所謂、自然な出会いでの食事だからだろうか?
それとも、自分が勇気を出して声をかけて会えるからだろうか?

しかし、物事はそうそう思い通りには運びません。


集合時間から5分経過。Aさん現れず。

集合時間15分経過。直前の社内チャットでやり取りした時に時間までに必ず行きます、
と言っていたから、何か仕事でも入ったか?

集合時間25分後。気が変わって逃げられてしまったんだろうか。

集合時間30分後。店に予約キャンセルの連絡を入れて帰宅。

全ての気力が抜けてしまいました。
個人の連絡先を聞いておくべきだった。(遠慮して聞いていなかった。)
しかし、この時取った行動をすぐに後悔する時が来ます。

ちなみに、逃げられてしまったかな?と思う理由には訳があり、それまでの社内チャットの会話でただご飯を食べに行くだけ、
ではないことを互いに変に意識してしまったことがあり、少々微妙な空気が流れたことがありました。
お互い真面目な性格だったからこそ、起こったことかなと思います。


話を戻しますが、その日は結局食事には行かず、最後の自然な出会いからの恋愛のチャンスを逃したかー。と思っていました。
ドタキャンする気持ちもわからなくないから、しょうがないかな、と思います。

しかし、翌日、出社後しばらくしてから、Aさんからメールが来ました。
上司から突然仕事が入り、いけなかった。個人連絡先を知らなかったので、連絡できず
申し訳ない、という内容です。

逃げた場合、このようなメールをするとは思えません。
大失敗をしたと思いました。

文面から、一晩考えたのかなーということが感じられました。
連絡先を交換していないなら、せめて1時間は待つべきだった。後悔しかなかったです。


その後、Aさんの誠意に応えるため、私もしばらく文面を考えて返信しました。
Aさんは客観的に見ればドタキャンしたことに対して責任を感じていたため、Aさんに責任はない、ということは特に意識して
返信文を書きました。実際にAさんに責任は、ないですから。

その後、こちらの誠意が通じたのか、AさんからLINEの連絡先をもらいました。
LINEで友人となり、食事の日程を再調整しました。

そして、再調整後、Aさんと食事にいく日が来ました。
会うなり最初に聞かれたことは『実家どこですか?』でした。
婚活していた経験から驚きはなかったですが、いきなり実家の場所を聞くということは
結婚願望あるんだろうなーと思いました。結構、細かいところまで聞かれたので。
お互いに寮に住んでいることもここでわかりました。

その後、軽い雑談から軽く学歴の話になったのですが、そこで衝撃の事実が。
Aさん、大卒ではなく、高専卒でした。
理系の人だったので、今の時代だと大卒以上の可能性は高いと踏んでいましたが、まさかの高専卒とは…。
これは予想していませんでした。しかも誕生日2月って。ついこの間だな…。

浪人、留年はしていなさそうだったので、そう考えると就職は、20歳の時。
え、ということは、今年23歳?1992年生まれ?
7学年差じゃないか。しかも、私は5月生まれなので、ほぼ8歳差。大き過ぎる。

正直なところ、かなり戸惑いました。
7歳下から好意を持たれたのか…。20代前半なら、もっと歳の近い人の方が絶対に良いよ…。と思っていました。
先日のアエルラでの記憶が蘇ります。
7歳差はAさんの立場を考えると、難しいです。歳の近い人がいいに決まっている。

と思っていたのですが、実際に食事をしてみたら、楽しくて時間を忘れてしまいました。
話の内容を考えても目を見ても私に興味があることは伝わってくるので…。
そうか…。こういうのが恋愛における食事なのかな…。とか思っていました。

帰り道、私はAさんに次のことを言いました。

『今日はありがとうございました。今日は楽しかったです。色々考えたのですが、宜しければ、私と遊びに行きませんか?』

歳の差があるし、うまくはいかない可能性はかなり高いだろう。
でも、若干泣いて『いいですよ』と言ってくれたので、今はこれでいいかな、と思っていました。

しかし、この日を最後に今日までAさんとは会っていません。


食事の後、Aさんからお礼がLINEで来たので、少し話をして、私は遊びの計画を立てることにしました。
ちょうどみどりの日で休みがあったので、食事の時の会話の内容からAさんが楽しめる場所をいくつか考えて、
Aさんに提案をLINEでしました。

そして…。



あれから2ヶ月、今もLINEは既読スルーのままです。

選択肢を7つも作ってしまったことが良くなかったかな?
と思い、私が行きたいと思っている場所を教える形で5月の終わりに再度連絡しましたが、やはり返信なし。
最初は、試されているのかな?と思いましたが、2回目の連絡も既読スルーだとさすがにわかります。
いわゆるフェードアウトをされてしまったようです。

何故、突然フェードアウト!?

ネットを見ていると、婚活女性は良く知らない男性でも結婚したい気持ちが強い場合、パーティやパーティ直後は頑張っても、
一度家に戻ると冷静になり、そのままフェードアウトすることはよくあるそうです。

確かに気持ちはわからなくはないです。
よく知らない男性といきなりデートするとか、女性にとっては相当にハードルが高いでしょう。

どこかの統計で見ましたが、20代後半以降からの出会いから成婚した場合、
多くのケースが職場恋愛か友人の結婚式での出会いからの成婚だそうです。
続いて、友人知人の紹介だったかな。後は割合が低いために、その他の扱いです。
街コン、合コン、婚活パーティ、ナンパ。この辺がその他ということでしょう。

成婚率の高いこれらの出会い方に共通していることは何か?
それは、相手に対して安心感が存在するという点です。

職場の場合、一定期間互いをよく見る時間が存在しています。
結婚式や友人の場合、自分の気のおける友人が間にいることで、最初から安心感が生まれます。
しかし、街コン、合コン、婚活パーティ、ナンパ。
このような出会い方には、安心感を持てる要素が薄いのが現実です。

男性は安心感がなくても大きな問題はないと無意識に考えるのかもしれませんが、女性の場合は、出産、子育てを男性以上に
無意識に考えるために、長い間、自分を支えてくれる男性でないと困るという心理がどこかで働くのだと思います。

人の子供は大人になるまでに約20年かかります。おそらく全ての動物に言えることだと思いますが、男性は子育てが
終わるまでをあまり意識できない傾向が強いのかもしれません。

女性がよく知らない男性に対して実家の場所を聞く理由は、これがありそうです。
男性は女性に対して出会ってからすぐに実家の場所を聞くことは、おそらくあまりないです。
婚活していれば話は別かもしれませんが、そうではない場合、それは話の流れや話題作りで質問した、
という可能性が一般的な傾向だと思います。

つまり、よく知らない男性に対して、無意識にこの人は私のことを子供も含めて長い間、守ってくれるか?
を図るために、安心材料を得る手段として、女性は男性に無意識に実家の場所を聞く可能性が高いのだと考えます。

いつだったか、ネットで以下のような書き込みを見ました。

『恋愛において、女性は男性に対して他人からどう思われているかを気にする傾向にある。
 しかし、男性の場合、他人の意見は関係なく、自分の目で相手を判断する傾向にある。
 男性に対して他人からの評価を気にするのが女性、他人からの評価を気にしないのが男性』

井戸端会議という言葉があります。これ、基本的に男性はしません。
女性はノンバーバル(非言語)コミュニケーションが優れているため、目的のない会話をすることが得意だが、
男性の行動は常に目的が伴うことが一般的なため、意味のない会話をしない、というものです。

なるほどなーと当時は感心しました。


Aさんがフェードアウトした理由はAさんにしかわかりません。

『冷静に考えて、7歳差は考えられないので、冷めた』
『急に気分が乗らなくなった』
『振られるのが怖くなったので、遊びに行きたくなくなった』

可能性は他にもあると思いますが、おそらく私は最終的に振られるのが怖くなったという気持ちは理由の1つにあったのでは
ないかと思います。

自分に自信を持てない発言、素直ではない発言、食事に行った時の様子。
婚活をしてきたので何となくわかりますが、おそらくAさんはお付き合いしたことがないのだと思います。

理系のため、周りに男性はいたとは思うのですが、付き合ったことがないとすると、色々とタイミングが合わなかったかな…。
理系男性は受け身が多いと思います。そして、受身な男性は私みたいになります。


フェードアウトしたAさんに対して、労働組合の先輩を通して直接会うことも考えましたが、知人に相談したら、放っておいた方が
良い、と言われたので、関わることは止めにしました。本当に冷めたのかもしれませんので。
何回か会っていれば行動に移す可能性はあったかもしれません。
しかし、1回食事に行っただけでは、行動を移すことはさすがに難しいです。


既読スルーによるフェードアウトを選択したので、察して欲しいのだとは思いますが、会った回数が少な過ぎて、
さすがに取るべき行動の判断ができないです。


遊びの日程は5月が私の土日が多少埋まっていたこともあり、6月の週末までを候補日に入れました。
今思うと、食事から最大で2ヶ月は期間を空け過ぎか?
とも思いますが、フェードアウトを選択したのは、Aさんです。
そして、6月の最後の週末もついに終わりました。
そこで、こうしてコメントを書いています。


1回食事しただけの関係でしたが、婚活の場以外で女性に声をかけた、
という経験は想いの他、私にとっては、大きな経験値になりました。

さて、今後どうしようか。資格試験の勉強だけしてていいのだろうか。
ゲームではないので、時間は巻き戻せません。
しかし、ある程度、私の中で答えは出つつありますが。。。
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