女子高生嘱託殺人で実刑判決
ことし1月、愛知県武豊町のホテルで、交際していた18歳の女子高校生に頼まれて首を絞めて殺害したとして、嘱託殺人の罪に問われた男に、名古屋地方裁判所は、「頼まれたとはいえ強固な殺意があり、その結果は重い」として、懲役2年6か月の判決を言い渡しました。
愛知県大府市の会社員、上野太樹被告(25)は、ことし1月、愛知県武豊町のホテルで、交際していた18歳の女子高校生から頼まれて首を絞め、女子高校生を殺害したとして、嘱託殺人の罪に問われました。
23日の判決で、名古屋地方裁判所の奥山豪裁判長は「犯行は生命の尊さに考えが及ばない、ひとりよがりで短絡的なものだ」と指摘しました。
その上で、「頼まれたとはいえ、被告はUSBケーブルなどで長時間首を絞め、強固な殺意を持っており、その結果は重い」として、懲役5年の求刑に対し、懲役2年6か月を言い渡しました。