1日1回パパが授乳する【パパチチ】のすすめ! そのメリットと方法を専門家が解説
待望の赤ちゃんが生まれると、育児のはじまりです。生まれたての赤ちゃんはとってもかわいくて愛おしいですが、赤ちゃんによっては、2時間ごとに授乳が必要なケースも…。新米ママが1人で乗り切るのは、時に大変に感じてしまうこともありますよね。そんな、ママが一人で抱え込んでしまいがちな母乳育児ですが、実はパパも参加できるって知っていましたか?
赤ちゃんが、毎日すくすく成長するために欠かせない授乳。その授乳を経験することは、なかなか実感が湧きにくいパパの気持ちを、自然に変えるきっかけになるかもしれません。
今回は、パパが育児に参加するメリットや、夫婦でおこなう母乳育児の方法について、専門家に教えてもらいました。
心理カウンセラー今井さいこ先生
「授乳育児」にパパが参加することで、もたらされる影響とは?
パパ自身への影響
赤ちゃんとの肌接触により、愛情ホルモンと呼ばれるオキシトシンが分泌され、赤ちゃんへの愛情が深まります。
また、育児において「任される」仕事があることで、より積極的に育児への意欲が湧いたり、ママとの共通体験ができることで、夫婦の絆が深まります。
さらに授乳時には、赤ちゃんの首元に腕が当たることで、赤ちゃんの通常時の体温を体感することができ、発熱した時など、パパでも赤ちゃんの異変により早く気付くこともできるでしょう。
ママへの影響
パパとの共通体験により夫婦の絆が深まるだけでなく、パパが授乳育児をしている間、心と体を休めることができます。
また、赤ちゃんがパパにも懐くことで、1人育児から解放され、「授乳があるから○○できない」というさまざまなプレッシャーからも解放されて、気持ちに余裕ができるでしょう。
赤ちゃんへの影響
パパとの肌接触により、愛情ホルモンであるオキシトシンが赤ちゃんにも分泌され、パパへの愛情が深まります。
また、接触回数が増えることで、パパを早期から認識するようになります。複数の信頼できる人がいるという安心感の中で成長することは、赤ちゃんにとっても、愛着形成をするうえで良い影響を与えてくれるでしょう。
4つのオススメの理由!
- 「ママだけの仕事」と思いがちな授乳育児に参加することで、パパが喜びを感じられる。
- ママが仕事復帰した後の風邪で緊急事態の際も、夫婦のどちらでも対応ができる。
- 赤ちゃんが哺乳瓶に慣れるため、保育園やベビーシッターサービスなど、親以外の人に預ける時も預けやすくなる。
- パパに、赤ちゃんに対してできることがあるという自信がつき、赤ちゃんの存在を感じることでパパ自身が自分の存在を認めることにもつながる。
「母乳育児」への参加は、“育児にまだ自信がない”新生児がいるパパにこそオススメです。
1日1回でもよいので、ぜひ行ってみてください。夜間の1回交代してあげるだけでも、ママは長く睡眠をとることができ、ママにとっては嬉しいものなのですよ。
「この育児はママしかできない/パパしかできない」ということは何一つなく、全ての育児はパパにもママにもできると、私自身が二児の母として感じています。夫婦2人でときに楽しみ、ときに悩みながらたくさんの愛情を注いで育児をしていってください。育児が夫婦の絆をより深めていくものになるでしょう。
パパが母乳育児に参加することは、家族にとってこんなにもメリットを多く感じられるものなんですね! でも、母乳育児にパパが参加するといったって、そもそも実感が湧きにくいパパにいきなり言葉で説明しても、実行に移すのはなかなかハードルが高いのかもしれません…。
そこで一つ、紹介させていただきたい動画があります。
赤ちゃんが生まれてから、慣れない育児に奮闘するママ。深夜も2時間おきに授乳するママの後ろ姿を見てパパが提案したのは、自分も「授乳」に参加することでした。
育児に参加したい気持ちはあっても、何をどうしたらいいのかイメージが湧かないパパ…。育児を手伝って欲しいと思っていても、毎日遅くまで働いているパパに自分から伝えられないママ…。そんな新米パパや新米ママに、ぜひ見てもらいたい動画です。
いかがでしたでしょうか?
「一日一回、俺も授乳してみよっか?」パパのこの一言からスタートする、パパとママ、二人三脚での“母乳育児”。夫婦で協力しておこなう母乳育児は、こんなにも家族の絆を深めてくれるものなんですね! この動画をきっかけに、みなさんも夫婦で「パパが参加する母乳育児」について話し合ってみてはいかがでしょうか?
パパが母乳育児に参加するのに欠かせないのが、搾乳器。搾乳器はそれだけでなく、母乳育児のさまざまなシーンでママとパパを助けるアイテムのようです。
- 「出産直後の授乳間隔が安定しない時、さく乳器が助けてくれた」
- 「おっぱいに傷ができて痛い時、前にさく乳しておいた母乳をあげられた」
- 「夜中の授乳、パパが哺乳瓶で母乳をあげてくれた」
- 「おっぱいが張ってつらい時やあまった時、さく乳してラクになれた」
などなど、搾乳してよかったと実感できることは、まだまだたくさんあるようです。実際に見てみましょう。
搾乳してよかった10のコトとは?さて、今回Doctors Me編集部がオススメするのは、そんな幸せな母乳育児をアシストしてくれるピジョンの授乳アイテムです。細部へのこだわりが詰まったそのアイテムをご紹介しましょう。
おっぱいとの併用がスムーズ!
「母乳実感®」哺乳びん・乳首
Item 1
「母乳実感®」哺乳びんは、口径は広く、乳輪部分はすっきりした形で、赤ちゃん、特に新生児特有の口の形や飲み方にあった構造に設計されています。
「ママのおっぱいを飲むときと同じ!」を再現できるよう60年にわたる研究開発を重ねて作られた乳首だから、パパが授乳をする時や、直接母乳があげられない時などの授乳もスムーズです。
またボトルは、手へのフィット感がバツグン!広口タイプなので母乳を注ぎやすく、洗浄しやすいのもポイントです。
そして、「母乳実感®」哺乳びんに付属している専用の飲み口「母乳実感®」乳首は、新生児期の赤ちゃん専用のSSサイズから、離乳期以降の赤ちゃんに合ったLLサイズまでの5サイズを展開。成長とともに変化する赤ちゃんの飲み方に対応できるよう、その時期に最適な乳首サイズを選ぶことができます。
「母乳実感®」哺乳びん・乳首とは?
片手で簡単に搾乳ができる!
さく乳器「母乳アシスト®」手動
Item 2
ママが直接おっぱいをあげられないときや、保存しておいた母乳をパパが授乳するときなどにも活躍する搾乳器。女性でもにぎりやすいハンドルの操作で、吸引の圧力と速さを自由に調節できるから、新米ママにもオススメ! おっぱいをあてるさく乳口部分にはやわらかフィットカバーを採用しているから、おっぱいに負担をかけずにしっかり搾乳ができます。
また、おっぱいと併用しやすい「母乳実感®」哺乳びん(プラスチック製・160ml SSサイズ乳首付)が1本入っているので、1セットあればさく乳から授乳まで移し替えもなくスムーズ。
さく乳器「母乳アシスト®」手動を詳しく見る
母乳を衛生的に保存できる!
母乳の保存アイテム
搾乳した後の母乳は、専用アイテムを使って衛生的に保存することができます。どちらも、冷蔵(4℃以下)なら24時間、冷凍(約-18℃)なら3ヵ月までの保存がオススメ!
母乳フリーザーパック
「母乳フリーザーパック」は、母乳を冷蔵・冷凍保存するための専用フリーザーパックです。
パックの口元が広いので母乳が注ぎやすく、また上から注いでパックの下部分をカットして哺乳瓶に移すので衛生的です。
40ml・80ml・160mlの3種類をラインナップ!
授乳した後パパも簡単に除菌までできる!
哺乳瓶の除菌アイテム
哺乳瓶や乳首を簡単に、それでいて清潔に保つことができる専用除菌グッズも。専用の除菌料と消毒ケースを使えば、除菌をスムーズにおこなうことができます。
ミルクポンS(哺乳びん・乳首除菌料)
「ミルクポンS(哺乳びん・乳首除菌料)」は、顆粒タイプの除菌料です。2-4リットルの水にさっと溶かすだけで除菌溶液ができ、洗った哺乳瓶を1時間以上つけておくだけの手軽さ。個包装だから、外出時など持ち運びにも便利です。
詳しく見るミルクポン 哺乳びん消毒ケース
「ミルクポン 哺乳びん消毒ケース」は、哺乳瓶や乳首を衛生的に消毒(除菌)・保存するための専用ケースです。
大容量で、フタ付きなのでホコリが入らず、哺乳瓶を使う直前まで衛生的に保管できます。
洗浄から消毒までできる商品のラインナップを詳しく見る
「母乳育児」といえば、ママが母乳をあげるというイメージがまだまだ強いですよね。でも実は、母乳育児はママ一人で抱えるものではなく、パパも参加できる育児の一つなんです。パパの親としての意識が高まる、赤ちゃんへの距離が近づく、ママの負担が減る、親子の絆が深まる、などメリットはたくさん!
1日1回パパが授乳する「パパチチ」、夫婦で始めてみませんか?
※医師のコメントは商品の推奨及び、商品の効果効能を保証するものではありません。
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