2015-01-04
■新卒で就職する以外の選択肢 64
なんか就職に絶望して自殺した人が7年間で200人を越えたとうニュースを見て、「そこまで絶望しなくても生きる方法なんかいくらでもあるのにねえ」と言ったら、「マスコミは新卒の話しかしないから就職意外に生きる方法がわからないんですよ」と反論されたので、僕が思うことを書いてみる。
まず、いわゆる「新卒チケット」が有効に使えるのは一流企業だけだと思う。
年の瀬に古い友人と食事をした。
お互い忙しいのであまり顔をあわせる機会がないが、たまにご飯を食べながら、世間話をしている。
彼女は新卒採用専門のOLで、様々な企業を渡り歩きながら新卒採用を取り仕切ってる。
毎年50名程度の新卒採用を担当していて、なかなかのやり手らしい。
彼女が勤務するのは社員数百名の企業だが、新卒で50名を採るということは全社員の10%超に相当する。
それだけの人数を採用するということの裏側には、同時に「一年間で何人が脱落するか」まで計算に入っているのだ。
面白法人カヤックという、名前以外に何が面白いのかいまいちわからない会社があって、ここの離職率は20%を目指している、というような話を社長の柳澤さんから聞いたことがある。20%離職するということはそれ以上にたくさんの新卒を採らなければならない。これは大変なことだ。5年くらいしか会社にいられないことになる。大学院博士課程より短い。その後どうするの?と心配になる。大体、面白い会社なら離職率はむしろ下がるんじゃないの?もっと離職率上がる名前に変えたほうがいいのでは。退屈法人、とかさ
リクルートのように30歳までに転職するのが文化として受け入れられている会社もある。
そうすると、一年目に就職する会社にずっと居続ける確率は極めて低い。
いまは高度経済成長期ではない。むしろ衰退期なのだ。
大企業ならともかく、中小企業に新卒で入って立派にやっていけるような時代ではない。
UEIはいわゆる紋切型の新卒採用を2013年に一度だけやって、そのあと辞めてしまった。
理由は効率が悪いから。
200人受けても1人くらいしか選考に残らない。
しかもその1人は学生時代から僕のブログを熱心に読んでいて、たまたまリクナビで新卒説明会を見てやってきたのだという。僕がこのブログで「リクルートスーツ着てこなくていいよ」と書いても、実際に着て来なかったのは3人くらいで、そのうち1人がこの人だった。まあ罠だと思うよな。しかし病んでるよ。もう、それが罠だと思う状況自体が喜劇的だよ。
ということは、ブログさえあればわざわざ何千万も新卒採用にコストを割く理由がない。
とはいえ毎年1~2人は新卒が入ってくる。彼/彼女らはバイトやインターン上がりだ。以前、もっと会社が小さかった頃は他の会社の内定を採ってきてからどちらに行くか自分で決めなさい、というルールにしていた。でないと甘やかしすぎると思っていたからだ。しかし会社が100人規模になると、すべての人に僕の目が届くわけではないのでそのルールはなくなってしまった。
UEIの新卒入社の平均在職年数は6~7年。ただしこんなに長く努めると視野が狭くなるので、積極的に外に行けばいいと僕個人は思っている。外の世界を知らないと、相対的にUEIがどういう会社なのか理解できないからだ。出戻った人も居る。
エンジニアの新卒で、そのまま役に立ちそうな本当にすごい人は、当然ながらソニーやGoogleやMicrosoftに行く。僕はそういうところに入れる人たちを引き止める気は全くない。
新卒で最初に入る会社はキャリアにとってとても大事だ。
一流企業に入れるならそれ以外の選択肢を持つべきではない。
しかしそれ以外、つまり一流でない会社に入るとしたら、新卒はほとんど意味がない。
人手不足の業界なら新卒と言わずに入れるし、人手不足ではなくてそこそこ儲かっている中小企業は根本的に新卒採用活動のようなものにコストを使わないからだ。
新卒採用にコストをかける中小企業は離職率が極端に高いところに限られる。
だって、新卒は育てるのにさらにコストがかかる。
普通なら、中小企業はいつでも即戦力がほしい。足手まといを育ててる暇はない。
にも関わらず、新卒に力を入れる企業は、安い賃金で体力のある人間をこき使いたいのだ。
促成栽培ですぐに金になるような、誰にでもできるが利幅の薄い、非効率的なビジネスを人海戦術で回しているのだ。
それで年をとってから「うちの会社は給料が安い」と思っても、「そういうものだから」と納得できればその給料のまま残るし、「そんなはずない」と思う人は退職する。だから結果として平均賃金が低く抑えられるのだ。
そういう、従業員の将来を食いつぶす形で利益水準を保っている会社はそれほど少なくない。意図的か、そうでないかはわからないけれども。そういう会社はとにかく常に新卒を必要とする。新卒採用の人数が多すぎる会社は注意して見た方がいい。
つまり新卒採用にこだわればこだわるほど、彼らの恐れるブラック企業に近づいていくことになる。
実際、彼女が働く会社は限りなくそれに近い。
社員一人あたりの利益率が極端に低い。平均賃金は当然、それに比例して下がることになる。
彼女はそのなかで、高給取りだ。20代のうちに管理職になった。
なぜか?
安くこき使える人材を大量に獲得する能力を持っているからだ。
しかし彼女は新卒でその会社に入ったわけではない。
最初はデパートの販売員として、学生時代からアルバイトとして好きだったアパレルブランドで働き、大卒後そのまま就職。それから一回目の転職で人事について学び、二回目の転職で今の仕事に就いた。
接客業の経験を重宝する中小企業は多い。
B2Bがメインの中小企業にとって、接客業のような接遇ノウハウは意外と共有されにくいものだからだ。
彼女が採用担当として辣腕をふるうことができるのも、接遇のノウハウが生きているのだろう。
絶望的なのは、大半の中小企業に新卒入社した人間なら誰もが持つであろう疑問は「俺はこのまま頑張れば部長になれるのか?そもそもうちの部長は叩き上げなのか?」ということだ。
中小企業で管理職が叩き上げということはまずない。
社歴が若く成長の早いベンチャーなら別だが、長く続いた中小企業で管理職が叩き上げということはほとんどなく、大半がヘッドハンティングや経営者の縁故採用による転職組だ。
僕がドワンゴを退職したのも、これ以上ここにいては出世できないと思ったからだ。
実際、ドワンゴは現在に至るまで叩き上げの役員というのが居ない。子会社か、関連会社の経営者か、経営者の知人だけだ。つまり新卒でどれだけ頑張っても役員になれない仕組みだ。一番出世した叩き上げは本部長だが、そこ止まりだ。もちろん社歴が若いこともあるが、ロールモデルになる先輩がいないというのは大きいと思う。
これはドワンゴに問題があるのではなく、叩き上げを一流の管理職に育てるにはベンチャー企業には時間が足りなすぎるのだ。
社歴20年かそこらの会社が、仕事だけを通して一流の経営者を育てるのは至難の業だし、そこに注力するよりはサービス開発に注力する人材を束ね、管理職のような汎用性のあるスキルは他社で育てられた人材を持ってくるほうが効率的で安くつく。そういう合理的な判断が裏側にある。
つまり、中小企業では転職で入ってくるのか、新卒で入ってくるのかは出世全体に響く問題だ。
中小企業でそれなりの地位を築きたければそもそも転職で入ってくる必要があるのだ。
また、中小企業でありがちなのは、バイト上がりの社員だ。
バイト上がりの社員は普通に新卒で入ってくる社員の数倍影響力がある。
だって社内に既に必要な人間関係を構築してるんだから。
バイトでしばらく働いて、「君、なかなかいいな」と思われたら正社員に登用される可能性が十二分にあるのが中小企業だ。一流企業だとそれはなかなか難しい。社内の規程が非常に厳しく決まってるからね。コンテンツ系やゲーム系など、例外もある。
初期のドワンゴも専門学校生をインターン的なお試し期間としてフルタイムで雇ってそこから社員登用していった。今は知らない。
今の本部長も元は専門学校生からのバイト上がりである。彼は取り立てて特別な能力や才能があったわけではない。ただひたすら実直で真面目だった。実際、彼はブログを書いて有名になったり、本を書いたり、講演会で喋ったりはしていない。元アマレスの選手で、プログラミングは専門学校で学んだ。会話もそれほど上手くない。不器用なのだ。彼の良い所はひたすら誠実であるところだ。それどころか管理職につくことを嫌がってすらいる。普通に新卒で会社を探して彷徨っていたら、決してそうした地位につくことはなかっただろう。人生そんなもんである。
あるとき、一橋の学生が立ち上げたベンチャー企業がYahooに買収された。
彼は休学したままYahooに勤務していたが、正社員になるには大卒資格が必要と言われ、「は、くだらないね」と言い残して一橋に戻り、そのまま卒業してマッキンゼーにコンサルタントとして入社した。
本来、マッキンゼーは大学院卒の新卒しか採らないが、彼を採用したのは実際にベンチャー企業を経営した経験があったからだ。
Yahooが彼を普通に正社員として採用していればせいぜい年に一千万くらいで雇えた人材を、硬直したルールのためにみすみすコンサルタントに奪われ、話を聞きたければ月に1000万円以上の契約をする羽目になったのだ。こういう錯誤はよく起きる。
これは笑い話だが、実話だ。
一流企業はしばしばこうした意味不明なルールに縛られている。
バイトで働いて周囲に可愛がられておくと正社員化はもちろんとして、他の会社に就職しても、その後なにかと役に立つことがある。
例えばリクルートでアルバイトしていた早稲田の学生だった剛くんは、その後、東京ガスに就職してMBAを取り、ベンチャー企業を立ち上げて失敗しそうなタイミングでバイト時代の上司に声を掛けられ、1兆円産業を作り上げた。
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まあ彼は極端な例だとしても、リッチマン&プアウーマン的な話は枚挙に暇がない
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というのも、企業内において若さはそれだけで大いなる武器で、学生の無知は魅力なのだ。
このドラマのなかで、小栗旬が石原さとみの反応をいちいち観察して「バカ」と言ってるのは、単に罵倒しているのではなく、そこに新しい知見を発見しているのである。リチプアが非常にリアルだと感じたのは、小栗旬扮する天才プログラマー経営者である日向徹が、官僚とのインターフェースとして石原さとみ扮する現役東大生の夏井真琴を起用したり(それは策に溺れた結果にはなったが)、実際のユーザーインターフェースのベンチマークのために、実際に農村にでかけたりするシーンで、この脚本を書いた人はIT企業について何も知らないのかもしれないがかなり本質を付いたストーリーラインだと思う。
企業の中の人達は自分たちの知見にない新鮮味を若さに求め、何を知っているかよりも何を知らないか、ということに興味を持つ。こんなふうに興味を持つのは、むしろアルバイトの学生だけだ。これが新卒の採用試験になると真逆で、何を知らないかではなく何を知っているか、どんな体験をしたかが問われることになる。
しかし大学生のアルバイトの場合、企業ではむしろ知らないことの方が高い価値を持っているのだ。
そこで得た知識や知見を、就活の時に「自分独自の体験」として語ればいい。簡単じゃないか。
それでダメなら、運が悪かっただけだから諦めろ。
就活は恋愛と似ている。
全力を尽くし、フラれたら、しつこくせずスパッと諦めるしかない。
クレバーさを失った方の負けだ。
「御社が第一志望です」があまりにも本気でも、空振ってる感じがして失敗する。
短い面接の時間で相手の心を揺さぶらなければならない。
でもそれって一発芸大会でしょ。
巷の就活本はほとんど役に立たないと考えた方がいい。
イメージとしては「競馬必勝法」の本のようなものだ。
理屈は通っているが、結局は本を売るために書いているのであって、競馬で勝つ方法を知ってるなら本を書く時間を惜しんで競馬にお金をつぎ込むべきなのだ。FXなど株式投資の本も同じ。
もっと卑近な例をだせば、「恋愛成功本」とか「モテ本」とかいうジャンルのものと同じで、本来は一般化できない現象を無理やり一般化して上手く買わせようという魂胆だ。
基本的に面接官を引き受けるような人はマニュアル的な受け答えが嫌いなので、マニュアル通りにしゃべると失敗する。本の内容しか頭に入ってない人は魅力的に見えないのだ。最低限の礼節を弁えていれば、あとは中身の問題なので、いくらモテ本を読んでもあなたがいきなりイケメンや美女になれるわけではないのと同様、いくら就活本を読んでも一流企業に受かる確率は上がらない。それはもともと90%以上決まっているものであって、ジタバタしても始まらないのだ。
だから負けてもともと、という覚悟で挑むのがいい。
たとえ落ちても、あなたに価値がないというわけではない。
たまたまその会社とは縁がなかったのだ。
競争相手が一人多ければ落ち、一人少なければ入れる、そんなもんだ。就活なんて。
それって運でしょ。完全に。運をコントロールしようとするなんて馬鹿げてるよ。
競馬で家を建てようとするのと同じだ。
ここで論点を一度整理しよう。
まず就職活動全体において
- 一流企業に新卒で入れるなら入るべし
- しかし就活は運。行きたい一流企業に行けなかったらスパッと諦めろ
- 中小企業には新卒で入る必要はない。入っても転職しないと出世できない可能性がある
- スタートラインは正社員に拘る必要はなく、物販でもかまわない
- 中小企業に入るには学生時代からバイトしておくほうが簡単
ということだ。
それでももう今からバイトしたら間に合わないとか、定職につかないと不安だとか、とりあえず一流企業のいい男と自然に知り合うように就活と婚活を兼ねたい、という人に僕が必ずお勧めしているのが派遣社員だ。
派遣社員のメリットは計り知れない。
まず、派遣社員を雇おうという会社は基本的に羽振りのいい会社だ。
貧乏な会社やこれからリストラしなきゃならない会社が派遣社員を新規に雇うことはありえない。
たいていの場合、派遣社員は一流企業に派遣される。そうでなくてもそこそこ羽振りのいい会社に派遣されることになる。また、派遣社員は若ければ若いほど重宝される。20代で派遣登録すれば、それなりにいい会社に派遣してもらうことができる確率が高まる。
また、派遣社員には面接はない。
原則として、派遣されたら一回は働かせないとならないということが法的に決まっている。
現実には面接ではなく顔合わせがあるが、企業側はよほどのことがないと断らない。人を探しているのは企業側であり、猫の手でも借りたいから派遣会社を頼るのだ。面接も圧迫面接などあり得ず、加点法の面接となる。
また、派遣社員はいつでも契約を切られる可能性があるのと同時に、自らもいつでも辞める自由がある。普通の会社を辞めるのとは比べ物にならないくらい簡単に派遣先を変えてもらうことができる(ドラマ「電車男」を見よ)。
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そして何より「派遣社員は、残業代や休日出勤手当てを必ず支払われる。たとえブラック企業に派遣されても、派遣会社が労働条件を守ってくれるため、無茶な残業を要求されにくい」というメリットがある。また、派遣社員であっても、派遣会社が社会保険を用意してくれるので年金や社会保険未納の状態になりにくいというメリットもある。
派遣社員で身体を壊す人はめったにいない。
なぜなら、派遣社員をこき使うと企業は相応の支払いを要求されるからだ。
一般的に派遣社員に対して支払うコストは正社員に対して支払うコストより短期的には高くつく。だから企業も派遣社員にサービス残業しろとは言えないし、そもそもドライな人間関係を構築しなければならないのが派遣社員なのだ。
しかし派遣社員として派遣先の信頼を得ることができれば、そこから派遣先の正社員になることは難しくない。向こうから声を掛けてくれるだろう。
実際に、僕が就職先に困った人に「派遣社員になって2~3年我慢してみなさい」と言った人たちはみんな東証一部上場企業に派遣されて、何人かは正社員になり、そうでない人は転職して別の一流企業の正社員になった。就職活動に近いことを派遣会社が代行してくれるんだから楽だ。勤務地とか業種が気に入らなければ断ってもぜんぜん平気だ。
実は転職するときには、その人が前職で派遣社員の身分だったのか契約社員の身分だったのかはほとんど問題にされない。当然、企業はその人が「どういう仕事をしてきた人なのか」だけを知りたいのであって、その人の身分そのものは主題ではないからだ。
派遣社員に登録して一流企業に派遣されるコツは、前職(派遣社員になる前)にどんな仕事をしていたかである。
それは専門性の高いものよりは一般性の高い仕事の方が良く、たとえばプログラミングできます、というのもアリなんだけど、ゲームしか作れません、というよりは、プログラミング全般ができます、とか、一般事務ができます、とかのほうが職がみつかりやすい。一流企業でプログラマーを派遣で募集してるところは稀だけど、一般事務や人事ならどんな会社にも必要なタイミングがある。
派遣登録の場合、バイトだろうが職歴とみなされる。
ただし飲食店や物販の店員よりはせめて、企業でのアルバイト経験があるほうが有利だ(実務に近くなるため)。飲食店のアルバイトはほとんどの場合(飲食業界出ない限り)、有効な職歴とは見なされない。バイトリーダーになろうが店長になろうがほぼ無意味である。
FromAとかを読めば事務職のバイトはいくらでもある。翻訳とか、少しでも専門性のあるバイトをできればそっちのほうがいい。つまり「誰にでもできる仕事しかできない(してない)」のか、「多少なりともその人にしかできない仕事をしてるのか」ということが大きな差になるのだ。
まとめると
- どうしても一流企業に行きたいなら、とりあえずバイトで食いつなぎながら派遣登録しよう
- バイトは飲食ではなく、事務職など企業内でのバイトを探そう
- 派遣先は好きなだけ選べるが一流企業がオファーされたら好き嫌いはおいといて飛び込んでみるべし
ということになる。
就活というのは基本的にはほとんど運なので、たとえばあるタイミングでは「ぜひうちにほしい」という人材でも、別のタイミングでは「いやー、いらないかな」だったりする。実力とは無関係。運でしょ。だから。
就活で内定をもらえない状態が続くっていうのは、いわば宝くじが外れ続けてるわけ。そういう人に「もっと宝くじ買って当てないとダメだよ」と励ましても、「当たんねえし!」と絶望するだけでなんの解決にもならない。実際当たらないのが当たり前。
だけど就活系マスコミはこれを平気でやるわけ。なぜなら彼らは新卒の応募数が増えれば広告費がもっと稼げるからね。
けど、一度冷静になって、新卒以外の選択肢についても考えてみるのがいいと思う。
実際に行動に移すかどうかはともかくとして、頭の片隅に置いておけば、少しは気が楽になるでしょ。
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1月21日に久しぶりにリアルイベントやります
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