橘桃音は離婚しました。私達夫婦が離婚した理由と離婚後の人生で最も大切にしていきたいこと

突然の衝撃的なタイトルでビックリさせてしまい、大変申し訳ございません。

すでに何人かの方には直接ご連絡している次第ですが、記事のタイトル通り、私こと橘 桃音(たちばな ももね)は、15年間連れ添った夫と離婚いたしました。

俗に言う、バツイチになりました。

「えぇ、ウソでしょ?」と思われるかもしれませんが、本当のことです。

つい数週間前に離婚届を役所に提出して無事に受理され、橘桃音は既婚からついに独身の身となりました。

しばらくの間は手続き関係でバタバタして、嵐のように大変な日々が続いていましたが、やっとこの場で落ち着いて話せるまで落ち着きました。

なぜ私達は、離婚することになったのか?

妻の私だけの一方的な見解だけではなく、今回は夫にも実際に離婚した経緯を書いていただきました。

この場でご報告したいと思います。

私の仕事環境が変わってきてから、夫婦間の価値観が変わった

会社員時代はほぼ勤務時間や休日も一緒であったために、お互いのライフスタイルも合わせやすく、ケンカもよくしていましたが、何とか穏やかに暮らしていたと思います。

しかし、今から3年目に私は会社員から個人事業主となり、サラリーマン夫とフリーランス妻という組み合わせの夫婦となりました。

ここから徐々にですが、夫婦の価値観が合わなくなっていきました。

「土日の混んでいる時に、無理やり出かけたくない!」

「平日なんて休めないんだから、仕方がないじゃない!」

夫婦で休みの日や仕事時間が合わなくなっていき、生活スタイルを合わせることがお互い苦痛になってきてしまったのです。

どんな時も出勤しなければならない夫の気持ちは十分理解しているつもりでしたが、やっぱり在宅ワークの私とは意見が合わなくなっていきました。

夫婦ケンカも、3年前からものすごい増えていきました。

私の仕事環境が変わっていったことで、夫婦の価値観がどんどんすれ違っていってしまったのです。

会社員からフリーランスになって、ノマドvs社畜という夫婦間の構図にケンカ勃発!価値観のズレの対処法

妻の収入が増えたことで、夫のやる気がなくなってしまった

妻の私の会社員時代なんて、目も当てられないほどの安月給でした。

あまりにも低すぎたことでネットで副業を始めたのですが、それがいつの間にか本業に切り替わり、現在は会社員時代以上の収入を得られるようになりました。

私、基本的にオス体質なのです。仕事が大好き過ぎて、ハンターのごとく狙ってガッツリと仕事に没頭してしまう人です。

オスとオス同士が家にいる状態ですから、当然のごとく夫婦関係は上手くいきませんよね・・。

夫よりも妻の収入が高くなってしまったことで、夫の仕事に対するプライドを無意識に傷つけてしまっていたかもしれません。

「もう、何もやる気がしない。会社辞めちゃおうかな・・。」

毎月頑張って働いていることに感謝をしていたものの、夫にしてみたら自分より多くお金を稼いでいることで、次第に会社員へのやる気が失われていってしまいました。

ヒモ夫になることは、もう時間の問題でした・・。

会社員を続けて欲しいと私はずっと思っていましたが、私が仕事を頑張れば頑張るほど、夫をどんどんダメ人間にしてしまっていたのです。

お互いがダメになってしまう前に、前向きに離婚することにした

「このまま一緒にいたら、お互いダメ人間になってしまうよね。」

夫婦仲はとても良かったのですが、お互いの価値観がどんどんマイナス方向に向かっていってしまっていることは、夫婦共通の認識でした。

ライフスタイルに対する価値観、仕事に対する価値観も合わなくなってきているどころか、夫婦にとって大切な性生活に対する価値観も変わっていることに気がつきました。

夜の夫婦生活が長年ない私が取った肉食系解消法。浮気や不倫や離婚しないために取った行動

こんなぶっちゃけ記事を書いていますが、実は全然解消してないんですね・・。詳しいことは書けませんが、やはり性生活のすれ違いは夫婦生活にも大きく影響してきます。

結婚生活15年間の中で何度も離婚しそうになりながらも、色々話し合いを重ねて軌道修正しながら夫婦生活を続けてきました。

しかし、ここまで夫婦の価値観が変わってしまったら、無理やり合わせ続けることも酷だなと。これ以上一緒にいたら、お互い本当にキライになってしまいそうでした。

「もう限界だよね。離婚しようか?」

2人同時に離婚を切り出しても、すでにおかしくない状況でした。

子供達も小学生です。話し合える年齢であることで、何度も何度も話し合いを重ねてきました。

「お母さんの分まで頑張る!だから大丈夫!心配しないで。」

子供達の意見を十分に尊重した結果、子供達の生活を変えることなく、今の家でお父さんと一緒に暮らすという結論に至りました。私が今の家を1人で出ていく形です。

お互い別々の道に進むことに何ら異論はなく、協議離婚という形で離婚することになったのです。

離婚してからの方が色んなことを話せるようになった

離婚後の生活は、どう変わっていったのか?

実は離婚後の方が、いつも以上に話せる間柄となりました(笑)

夫婦だから言えなかったことが、夫婦を解消してからぶっちゃけ何でも話せるようになったことは事実です。

「肉じゃがって、どうやって作るの?」

「1人暮らしで住む場所って、どこがいいかしら?」

すでにいるのが当たり前で空気みたいな存在になっていましたが、今度はいないことが当たり前になってくると、お互い依存していた部分がハッキリとわかるように。

私は夫に洗濯物や掃除などをだいぶ任せっきりにしていたことが、1人になってようやくわかりました。家事も育児も何でもできる、本当にすごい人だったんだなぁと。

離れて気づくこともありましたが、今回はかなり前向きな離婚であったことは事実です。

元の夫と再婚ってことはもう考えられませんが、限界まで我慢していがみ合ってキライになる前に別れてよかったなと、お互いが心の底から感じていることでした。

元の夫の離婚した経緯に関する意見はこちら

結婚も同じですが、離婚は一方的な思いで離婚することはできません。

元夫にお願いして、今回の離婚に対する意見を書いていただきました。ほぼ原文で載せていますのでご覧下さい。

橘 桃音の元夫です。

今回の離婚に関しては、別居も含めて前から考えていたものでもありました。とにかくケンカが絶えないから離婚したいと思っていたわけではないのですが・・。

とにかく、自分が働かなくてもほとんど変わらなくなってくるのです。

収入を得なくても生きていけるようになると、どんどんと何もする気がしなくなります。

努力も仕事もしなくて通常の給与を遥かに超えたお金が毎月入ってくるってなると、本当に何もしたくなくなるんです。もう生きている意味すらわからない。

スキルアップのために勉強を始めてもまったく続かず。

何もしなくてもお金が入るって、こういうことなんでしょうか?お金と人生の幸せの関係って、全然リアルにつながっていかない。

このままだと完全にうつ病になるんじゃないかと思うようになりました。

次に、これだけのサイトアクセス数があるわけだから、少なくとも全く見たことがないという人の方が少ないんじゃないか?となるわけです。

そうではなくて、とにかく自分としては家庭を守らないといけない。

もはやネット上だけではなくて、リアルの場でも家族に影響が出る可能性もあって、そろそろまずいんじゃないか?と思ってきました。

別居とか離婚というと、女性が子供を引き取る形になることが8割を占めています。

ですが自分のケースではそれと逆で、家庭を守るために自分が子供たちと一緒に普通の生活を続けていくことの方が良いと決断して、シングルファザーとして生きていくことを決めました。

今後も元妻とは絶縁状態になるわけではありません。私自身も元妻とも会うことがありますし、子供たちも母とのつながりが切れるわけではありません。

元妻にはこれから生きる上での温かいエネルギーをたくさんいただきましたので、今後子供たちや私自身も含めて前向きに生きていけるかと思います。

これからも元夫とは、友達以上の良き関係を保っていけたらいいなと考えています。

元夫よ、最高の思い出をありがとう。

実直な意見を本当にありがとう。そして15年間もの長い間、本当にありがとう。

離婚後もこれからの人生で最も大切にしていきたいこと

離婚した後も、私のこれからの人生で最も私が大切にしていきたいこと、それは、

子供達のことです。

離婚は、やはり親の身勝手です。子供達に100%罪はありませんし、大丈夫とは言っていても、幼い心を傷つけているこは十分承知しています。

離れてしまっても、親子であることに変わりはありません。

子供達にとって、産みの母親は私だけです。

この関係だけは、どんなことがあっても一生変わりません。子供が嫌いとか、もう子供のことなんて考えないとかではなく、子供が独立するまでしっかりと見届けるつもりです。

子供達のことは、この地球上で最も愛しています。

夫もその気持ちを十分理解してくれましたので、子供との面会に回数制限などつけず、いつでも会えるように離婚協議書も作りました。

空いている時があれば子供に会いに行きますし、女の子ですから、思春期になってお母さんしか対応できないこともしっかりと私がサポートしていくつもりです。

子供達の笑顔だけは、絶対に絶やしたくない!

この思いだけは、いつどんな時でも常に頭の中心で叫んでいます。身勝手な親の離婚のせいで、純粋な子供の気持ちを悲しませくない思いでいっぱいです。

夫がどのタイミングで再婚するかもわかりませんが、出張で不在時などはできるかぎり子供のそばにいてあげたいと考えています。

離婚がすべて悪ではない。お互いが納得する最適な道を模索しよう

離婚なんて!母親失格!と言われることは、私自身十分に覚悟しています。

すべて円満に離婚なんてできるなんて思ってもいません。離婚したことによって、何より子供のことが1番心配でたまりません。

離婚しないで別居という形も取れたかもしれませんが、もう限界でした。離婚が私達にとってベストな選択肢でした。

ただ、「離婚 = 悪い」というイメージが世の中にはあるかと思います。離婚なんてダメなこと、どんなことがあっても夫婦は我慢しなくちゃいけないと思っているかもしれません。

私自身もそう思っていましたが、実母に相談してみたところ、

「桃音は自分のやりたいことを貫きなさい。我慢なんてする時代じゃない。」

昭和生まれの高齢の母に反対されるとばかり思っていましたが、こんな言葉をかけてもらえるとは思ってもいませんでした。

すでに実父はこの世にいませんが、夫婦生活を我慢ばかりしてきたことに、深く後悔している実母としては、子供に同じ道を歩ませたくなかったのでしょう。

母の言葉に背中をグッと押してもらい、私は第2の人生を思い切って歩いていくことにしました。

私を産んでくれた親に、どんなに感謝してもしきれません。本当にありがとう。

離婚した数だけ、離婚理由があります。離婚することがすべて悪ではなく、私達夫婦のように前向きでポジティブな離婚ケースもあります。

一般的な意見に左右されることなく、夫婦でしっかり納得した形での離婚であれば、我慢なんてすることなく、人生の再スタートを切ってもいいのではないでしょうか?

お互いが納得できる最適な道を模索した結果、私達は離婚という形を取った次第ですが、これも夫婦の1つの形として参考にしていただければ幸いです。

ここまで私の勝手な拙い話を聞いてくださり、本当にありがとうございます。

これから私、第2の人生を力強く歩いていきます。

いや、途中でコケるかも・・(笑)

これから私の人生、どうやって歩いていくのか?

一生独身でいるかもしれませんし、すぐに新しい人と再婚するかもしれません。これから先のことはその時になってみないと、本当にどうなるかなんてわかりません。

臨機応援に生きていった結果、自分自身が最も幸せになれる方法を見つけていきたいです。母の私が生き生きしていたら、子供達もきっと幸せになると信じています。

まだまだ未熟者で大変恐縮ですが、これからも橘桃音の応援を末永くよろしくお願いいたします。

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