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» 2017年08月22日 11時00分 公開

鈴木淳也の「Windowsフロントライン」:「Windows 10 Pro for Workstations」は何がスゴイのか (2/2)

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提供形態やライセンス価格は?

 MicrosoftはWindows 10 Pro for Workstationsの登場時期を「Fall Creators Updateとともに今秋から」としているが、現時点で提供形態やライセンス価格などの詳細情報は公開されていない。

 ワークステーションという製品の性質上、プリインストールの他、Windows 10 Pro/Enterpriseのように個別またはボリュームライセンスでの「ライセンスのみ販売」の両方での提供となるだろう。

 問題は価格体系だ。Windows Server 2016ではStandardとDatacenterの2種類のエディションの違いに加え、プロセッサ数とコア数によってライセンス価格が変化する形態を採っている。このハードウェア構成によってライセンス価格が変化するのはデータベースなどのサーバ製品ではごく一般的なものだが、これをWindows 10 Pro for Workstationsにそのまま適用しようとすると、販売に際してやや複雑で高価になる可能性が高い。そのため、ライセンス価格を一本化、あるいは別の価格体系でシンプル化されるとみている。

 いずれにせよ、詳細はFall Creators Update登場の10月以降にMicrosoftからあらためて説明されるはずだ。

Pro for WS Windows Server 2016 Standard/Datacenterの「コア単位」のライセンス体系。コア数とソケット数というハードウェア構成でライセンス価格が決定される

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