2011年12月23日

新潟遠征

/とき305号/いち井@新潟県長岡市にて塩/青島食堂曲新町店@新潟県長岡市にて青島ラーメン/喰拳@新潟県長岡市にて中華そば/杭州飯店@新潟県燕市にて中華そば/魚魚や本店/ムーンライトえちご/

 昨夜発の夜行で向かいたかったのですが、あいにく満席、仕方なく一番早く行ける新幹線、わずかの抵抗ということで自由席、で新潟に向かうことにしました。
 寝過ごし防止のために徹夜して、地元の駅の始発に乗って新宿駅へ。

 新宿駅から各駅停車の中央線で東京駅へ、予定していたとき305号より一本早いMAXとき303号に乗れたのが運が悪かったのでしょう。
 旅には付きものの大トラブル発生、出発が大幅に遅れました。

 訪問するお店の順番を変え、1軒か2軒は行かれない覚悟をして、浦佐で新幹線を降りて上越線に乗り換えます。
 浦佐駅のホームは真っ白、冬の新潟では雪が降っている日の方が多いのでしょうね。
 変更した最初の下車駅である宮内に到着したのは当初予定より4時間遅れでした。
 降っていた雪は一時的に止んで晴れ間も見えてきています。

 駅から11分ほど歩いていち井@新潟県長岡市ホームページ)に着いてみると、駐車場はほぼ満車、店先には軒下で待っている人も含めると20人程度が外待ちされています。
 さすがは食べログ2011年新潟ラーメンランキング一位のお店、青空も曇ってきて風も出て来ましたが、そんな寒空の下で1時間も待たないとならないのかな。
 途中で雪というかヒョウも降ってきて、折りたたみ傘を持ってきていて良かったよ。

 軒下には両側に待ち席が用意されているのですが、普通、店舗に近い側の席のお客さんが店内に入っていったら、店舗に遠い側の席のお客さんが反対側の待ち席に移りますよね。
 つまり、店内に入るお客さんは常に入口に一番近い席で、入口に一番遠い席に後からのお客さんが座る、のが普通ですよね。
 この店はそうじゃなくて、前に詰めたりしないから、自分の前のお客さんを覚えておかないといけません。

 待ち席にはメニューが貼り出されていて、塩と醤油の2種類だけ、後はトッピングバラエティです。
 55分待って店員さんから呼ばれて店内へ、地方のラーメン屋にしては珍しく券売機(後から考えるとこの日の殆どは券売機でした)が置かれ、食券を買ってまだ待つ感じ。

 数分で店内に入ると、なんとまあガランとした板張りのスペースの壁側にだけ席を配置してあります。
 厨房を向いた3席、窓を向いた4席、のカウンター、壁を向いた3席テーブルが3つと、カフェかと思うほどゆったりとした配置です。
 店員さんは厨房に数人、ホールに数人と小料理屋並みに多いですね。
 食券を渡してからそんなに時間がかからないうちに塩800円、こぢんまりとしたまあるい丼にギュッと詰め込まれています。

 「佐渡産の焼きあごと沖縄糸満産の塩で丹念に作りました。」とあり、茶濁したトンコツスープからは煮干しの味わいがぐいぐいと駈け上ってきます。
 スンゴク美味しいと言うことは無いけどかなり美味しいと思います。
 中太麺が少し柔らかめに感じましたが、狙って柔らかくしているのなら「トッピングが沢山あってゆっくり食べる」ことを想定された方がいいかも知れません。

 そのトッピング、低温調理かと思われるほどの味のしっかりしたチャーシュー、極太のメンマ、キクラゲ、水菜に白髪ネギ、小エビの唐揚げ(だと思います)。
 沢山乗せられているのはいいけど、一つ一つ丁寧に盛り付けて欲しいなぁ、そういうお店なんだから。
 スープには小切りの唐辛子が入っていて、途中からピリ辛になる仕掛けはいいと思いました。
 スルッと食べてしまってご馳走様でした。
 習慣もあって厨房に向いて「ご馳走様でした」と挨拶するときょとんとされて、ちょっと拍子抜け、新潟の人は美味しかったら厨房に挨拶しないのかな。

 お店を出るとヒョウが降っていて、傘を差して駅へと向かう途中にある青島食堂曲新町店@新潟県長岡市へ急ぎました。
 さらに駅のそばには駅前店とあり、曲新町店の方が評価が高かったのでこちらにしたのですが、こんな至近距離で2軒もあってどうやって棲み分けているのでしょうか。
 先の店とこの店、同じ駅から徒歩10分圏内でも方角が真逆ならそれなりに時間がかかるところを、同一線上なので移動時間が最低限で済んで助かりました。

 寒い地方のお店なら二重ドアは当たり前、一枚入ったところで券売機が置いてありますが左端の二列しか使っていない感じです。
 メニューはラーメンとチャーシュー麺しかなく、後は麺増し、チャーシュー増し、ほうれん草増し、メンマ増しなどのみだからです。
 食券を買って店内へ、満席に見えた店内は手前のカウンター席が空いていたので、座るとすかさずお冷やが出されたので食券を渡しました。

 大きな厨房を囲むカウンターを数えると手前が5席、奥が7席、窓側のテーブル席を数えると家族客が3人こちらを向いているから6席に、、、って3人でなぜ向かい合わせに座らないで並んで食べているのかな。
 もう一度よく見ると席が向かい合わせに用意されていなくて、全員が厨房向きに座るようにベンチシートがあるだけなのです。
 なんでだろう、2席、4席、3席、6席、とそれなりに用意されているのに。
 厨房では秋葉原店で見て度肝を抜かれた五右衛門風呂のような大きな釜に茹で湯を満たし、茹で湯が濁ってきたらハンドルを回して釜を傾けて茹で湯を捨ているという。

 どの店舗でも使っているのかなぁと想像していると、青島ラーメン700円がカウンター越しに渡されました。
 秋葉原で食べた時より具沢山、麺も多い気がします。
 レンゲでスープを飲んでみると、二口、三口とレンゲが止まらないほど美味しい生姜醤油スープ、ああ、本物はこんなにも美味しいんだな。
 こうやって本物を食べてしまうと、関東の好みに味をアレンジした都内進出店のラーメンを食べる気が無くなってしまいますね。

 麺は細めの平打ち麺でスープの味わいにドンピシャ、初めから合っていたわけではなく長い年月の間に寄り添った感じがします。
 トッピングは薄くスライスされたチャーシュー、茹でたてかと思うほど美味しい茹でほうれん草、メンマになるとに板海苔、全体に白ネギが散らされています。
 スルッと食べてしまってご馳走様でした。
 間髪を入れずの2杯目ですがこんなに簡単に食べることが出来るとは、新潟は素晴らしいなぁ。

 次は西燕のお店ですが、長岡から西燕に抜ける弥彦線とのつなぎが悪く、長岡で一時間以上待つことになるので、出遅れたのでパスする予定だったお店に行ってみることにしました。
 長岡駅の北口には半径5キロを放射線状にバス路線が走っているので、路線案内ガールに行き先を告げると市内巡回ルート上とのこと。
 つまりは170円、10分後にバスが来て20分乗ってお店のすぐ近くの「長岡西病院」バス停で降りました。

 1分ほど歩いて喰拳@新潟県長岡市、以前、中本で働いていた店員さんが店主さんとのこと。
 お店のステッカーを中本亀戸店や坊主@水戸で見かけていて、いつかは行ってみたかったのです。
 辺り一面に雪が積もっているので転ばないように気を付けながらお店へ、二重ドアの内側には券売機はなく、店内に入ったところに用意されていました。

 北極ラーメンや冷し味噌ラーメンが用意されていればそれで、と思いましたが、こってりとした豚骨スープの中華そば、喰拳の塩、つけ麺、あっさり魚介スープのそいがぁそば、とそれなりに揃っています。
 ちょうど限定メニューを発売されていましたが、スタンダードメニューを食べることにしました。

 平日は食後のコーヒーを無料サービスされているようでしたが、休日は有料でも販売して欲しいな。
 カウンターが7席、手前のテーブルが4席、広いスペースには2人掛けのテーブルが4卓、奥の小上がりは4人と6人、の全29席ですか。

 程なくして中華そば600円、都内の新店が好んで使っている逆三角錐の白い丼です。
 背脂チャッチャ系の麺相ながら甘味は感じさせずむしろ塩っ辛い塩気強めの豚骨醤油スープ、それでいて背脂と合っているのはさすがですね。
 しっかりと茹で上げられた太麺はスープによく絡んでとても美味しいです。

 茹でモヤシの盛り付けの上に大きな巻きチャーシュー、メンマ、上には青ネギ、大きな板海苔。
 ドンブリの割りにはそんなに麺量は多くなく、美味しく頂きました。
 ご馳走様でした。
 ラーメンを食べ終わっても雑誌を読んで時間をつぶし、アイフォーンの充電が80%になったところでお店を出ました。

 店を出たらバスが来たので「ああ、行ってしまった」と見送ろうとしながらも「やってもみないうち諦めるんじゃない」と、雪に足を取られながら走り出し、バス停に10人以上のお客さんが待っていたので間に合いました。

 さて、今回のラーメン修行ではもう2軒のラーメン屋を予定していますが、臨休や残念だった場合に備えてであり、1軒だけ行くことにしました。
 信越本線で東三条まで、弥彦線で西燕まで、弥彦線って単線なんですね。
 西燕で降りたお客さんは私だけ、待合室でアイフォーンを使って道順を確認してから、歩き出しました。
 凍結を防ぐために舗装路の中央からミニ・スプリンクラーが出ていて水をまいていて、足元が濡れそうです。

 真っ暗な中を10分ほど歩いて杭州飯店@新潟県燕市、言わずと知れた燕三条系ラーメンの総本山です。
 駐車場は満車のようで、店先の写真を(真っ暗なので)苦労して撮っていると、何人ものお客さんが出入りしていました。

 二重ドアを入るとドンとテーブル席、正面奥が厨房、右手奥には多数の小上がりが用意されていました。
 テーブルは8人掛けが4卓、6人掛け、と大所帯で、1人でしたがしばらくは8人掛けにぽつんと座っていました。

 本来ならばこの辺りでビールといきたいのですが、気持ちよくなって電車での乗り過ごしが怖いのでグッと堪えました。
 メニューは「飯店」に恥じない豊富さでラーメンだけでもカレー中華、マーボー麺とか揃っているし、ご飯物、一品ものも揃えてあります。

 食べたのは中華そば750円、色々と増量出来るらしいのですが何も聞かれなかったのでスタンダードです。
 ゆるっとした醤油スープ、ラーメン二郎をも凌駕する極太平打麺、背脂ぎとぎと、コレが本物の燕三条系なのか。
 すんげえ旨いな、ここまで旨いラーメン屋が地元にあったらラーメン食べ歩きなんてしなかっただろうな。
 こうやって本物を食べてしまうと(以下同文
 スープの上にまで盛り上がっている麺の上にメンマ、刻みタマネギ、チャーシュー、チャーシューはちょっと薄めですが、ここまで全体的に強烈だと返って箸休めになるかと。

 何とかスープ以外を食べきって、半ギョーザ(2個)400円に手を付けます。
 卓上には辣油と胡椒しか用意されていないので酢とか醤油は店員さんに頼む必要がありますが、周りで食べている人は誰も頼んでいませんでした。
 つまり、この店では辣油と胡椒で食べろということ、とりあえず辣油を掛けて食べましたがもの凄く熱くて食べられません。

 猫舌でもなんとか食べられることが多いのですがこの餃子は無理、食べたらすぐにお冷やを飲む体制の中で食べました。
 餡は挽き肉中心で、皮は薄くて綺麗に焼けていて、とても美味しいです。
 ここでビールがあれば問題ないのですが、と思いつつ、ご馳走様でした。

 来たルートで長岡駅まで戻り、友達に今日の出来事を電話して、夜行の発車までまだ時間があるのでラーメンを食べずに居酒屋に行きました。
 って、電話する前にお土産を買わなければならないのにすっかり忘れてしまいました。

 魚魚や本店、チェーン店系の大衆居酒屋ですが、店員さんからも他のお客さんからも構われることがないので、それを活かして飲むことがたまにあります。
 先ずは日本酒で今夜は長岡で一人お疲れ様会。
 つまみは鯵たたきと海鞘の塩辛(バクライ)、鯵のたたきは骨とカシラがぴくぴく動くのですが、この店のは唐揚げしてあってぴくりとも動きません。
 その後、レモンサワー、レモンは生搾りでしたので「お店側で予めしぼっていただけますか」とお願いしました。

 さて、1:00発ムーンライトえちご新宿行き。
 やっと青春18きっぷが発動です。

ブックマークボタン
posted by ふらわ at 00:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
どこで間違えて覚えたのか知りませんがばくらい(莫久来)とは海鞘(ホヤ)本体とこのわたを合わせて塩辛にしたものをいいます。
海鞘はばくらいとは読みませんしばくらいの塩辛では塩辛の塩辛になってしまいますよ。
Posted by 海鞘(ホヤ) at 2011年12月24日 12:31
海鞘(ホヤ)さん、教えてくださってありがとう。
修正しておきました。
Posted by 管理人 at 2012年01月13日 00:03
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/52315753
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック