原点―勝ち続ける組織作り


TVで巨人戦を観ながら、なんとなく調べてみる。
動画を観てしみじみ。バット投げとかね。

現役時代の原への評価は、相当厳しかったように思う。
王・長嶋の後を継ぐ者として嘱望され、その分周りの目は厳しかった。

チャンスになると必ずキャッチャーフライを打つとかね。
とにかく大事な時に打てない。

松井・落合の登場で完全にお役御免となった。
ただ生涯打率.279なんだけどね。清原よりもずっといい。


しかし監督としての彼は紛れもなく名将。
3連覇二回とか、あり得ないことをやってのけた。

彼の采配は戦術的にどうこうというより、「ジャアンツ愛」とか、精神面の強調が多いのね。
チームワークを大事にした。それと結果主義。これは特に巨人というチームでは大事なことだと思う。
その前の長嶋政権でも覚えているが、巨人はスター選手がどんどん集まる。お山の大将だ。
それをコントロールする監督は、必ずカリスマ性がないといけない。

原は見事に、その「カリスマ」を演じて見せたんだな。
リーダー学として、非常に勉強になる。


そういう意味では、ヨシノブは一枚も二枚も弱いわなぁ・・・。