札束の暴力系コンテンツは、「誰かがやったら面白いかもだけどみんながやったら大変」と言うネタを、代表して行うもので、瞬発力のある人の中で今誰がその「誰か」に選ばれるかは、殆ど偶然によるものだと思います。その意味において、ヒカル氏にズバ抜けた才能があるとは思いませんが（つまり後から彼が参入したとして勝てない）、インタビューを聞く限りかなり自己陶酔してしまっているので、この偶然による一人勝ちのシステムは、必ずいつか崩壊すると思います。まあそれでも一人勝ちですが。


個人的には、欅坂46のCDを買い占めてレアグッズをコンプし、握手券共々売り払ったことに不快感を持っているのですが(笑) どんなに日々努力していたとしても、愛と優しさを失った行動は赦しがたい。

大量消費することで、自己を消費されるという苦しいサイクルですが彼は負けるまで勝ち続けるでしょう。彼をみて小学生が勘違いするのが一番厄介ですね。

ヒカル：自分も高校を出るときに、『工場のライン工かニートか選べ』と担任の先生に言われたんで、いかに高卒の人に選択肢がないかっていうのが原体験としてあるんです

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ヒカルが仕掛ける、中卒・高卒の新たな道『第0新卒』ってなんだ？
https://nikkan-spa.jp/1377181

Youtubeでチャネル登録100万いくの大変よ。そこは確実に凄い

色々見方はあるが、圧倒的な「根拠なき自信」があるところが良い。好感度に気を揉まず、スタンスをきっちり切って、人気を勝ち得ているのが面白いし新時代的。ただ、明確なスタンスを切る事(右か左か意見をはっきりさせる事、嘘をつかない事)と、ファンの信頼を裏切る事は別物。ファンの信頼は案外すぐ失われるので、その辺の期待値コントロールも完璧にできるようになる(ファンに「裏切られた」と思わせないように丁寧にコミュニケーションする)と、持ち前の行動力と相まって恐ろしいタレントになると思う。VALUの件は決して褒められる事ではないけど、うまくサービスの欠陥が突かれ、炙り出された印象。自分がサービス運営側だったらやられたなーと思って改めてサービスを強くしようという気になる。VALUはもっと良いサービスになります。

今や小学生のなりたい職業1位にもなりかねない「ユーチューバー」。はじめ社長やHIKAKINよりも一つ下の世代と思われるヒカルが活躍し日本一になることは大きな価値があると思う。そして、また子どもたちがユーチューバーに憧れが強くなるのだと思う。

どのメディアでもどの業界でもトップの人はクリエイティブ能力が高い。アウトプットの仕方や目的が違うだけ。YouTuberってそれの分かりやすい形。

嫌われることも個性のひとつ。本音を言えなくなる方が怖い。本気で良いものをつくりつづければ再評価される。

ここがすごいな。届くことを信じている。

面白い人が次々と出てくることが、生きていることの面白さ。ただ、valu の件はちょっと…。