花火観覧ボート護岸衝突5人けが
19日夜、愛知県常滑市で、花火大会を観覧するために航行していたプレジャーボートが護岸に衝突し、乗っていた男女5人がけがをしました。
19日午後8時ごろ、常滑市りんくう町で、航行中だった全長約6メートルのプレジャーボートが海水浴場の護岸に衝突し、乗り上げました。
中部空港海上保安航空基地によりますと、プレジャーボートには男性の船長とその知人、合計7人が乗っていて、このうち名古屋市や安城市に住む10代から40代の男女3人がろっ骨や腕の骨などを折るけがをしたほか、女性2人が腕を打つなどのケガをしました。
プレジャーボートは常滑市で開かれる花火大会を観賞するため、午後7時ごろ、名古屋市港区を出港したということです。
事故当時、海上の波や風は穏やかだったということで、中部空港海上保安航空基地では、業務上過失傷害の疑いでプレジャーボートの船長から話を聞き、事故の状況や原因を詳しく調べています。