いぶり2大工場夜景フォトツアー 愛好家が苫小牧の魅力体感
苫小牧市と室蘭市の産業夜景を楽しむ胆振総合振興局主催の「北海道いぶり二大工場夜景フォトツアー」が18日、3日間の日程で始まった。道内外の写真愛好家ら22人が参加。初日は苫小牧市内で夜景撮影に臨み、工場夜景都市として全国的に注目度が高まる苫小牧の魅力を体感した。
ツアーは両市の産業夜景の美しさをアピールし、観光客の誘致につなげるのが狙い。札幌市や東京都などから写真愛好家が集まった。
初日は、苫小牧市表町のまちなか交流センター・ココトマで夜景写真家岩﨑拓哉氏=川崎市=の講習会を受講。発電所や製紙工場など、工場の種別に応じた夜景の撮り方の説明を受けた。
その後、バスに乗り込み、苫小牧港・西港の晴海公園(晴海町)から港周辺の工場の夜景を撮影。中心街に移動し、王子製紙苫小牧工場などを被写体に夜の光景をカメラに収めた。
函館市から参加した髙橋春子さん(78)は「夜景が好きで、夢中になってシャッターを押した。機会があれば、またツアーに参加したい」と話した。
19日は室蘭市に移動し、白鳥大橋など夜景の撮影ポイントを巡り、20日は同市で作品の講評会を行う。