血液の闇
Amazon |
アマゾンの☆1つ評価レヴュー
のっけから『千島・森下学説が証明された』から始まり、クラクラと目眩がした。
今や誰も見たことがない『カントンの犬』を持ちださなくても、自分たちの血液を抜いて、海水を注入すればもっと説得力があるではないか。実験前より元気になるそうだから、悪い話ではあるまい。
寄せられたコメント
全くその通り.医師だという共著者,推奨するなら,きちんと,科学的に海水注入療法の有用性を証明なさればいい.と私も思います.
寄せられたコメント
そうですよね。著者は医師免許もお持ちのようだから、自分たちの体を使って海水だか食塩水だかの注入実験を行えばいいんですよね。
もちろん沢山のマスコミや医師が見守る公開実験で。
メシアの反論
『小学生以下のウンコ反論ありがとうございます』の一言で終わらせようかと思ったのですが、重箱の隅つつきは私も嫌いではないのでちょっと付き合ってあげます。
カントン理論は論文として残っており、カントンの著作も大ベストセラーとなり、カントンの犬実験も当時の新聞、月刊誌、科学誌などで絶賛され、一大ムーブメントを巻き起こしたという歴史的事実があります。また、パリ国際会議でも『輸血より海水のほうがすぐれている』と認められました。すでに科学的に立証されているわけですから、わざわざ【血液の闇】の著者たちが体から大量の血を抜いて海水療法などする必要はないでしょう。
無論、もしも事故にあって大量出血した場合、輸血と海水療法の2つしか選択肢がなかったのなら、著者たちは100%海水療法を受けることを選ぶことでしょう。
余談ですが海水療法は現在、カントン・アイソトニック、カントン・プラズマという名前で販売され、世界中の医療現場で効果を発揮しています。