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【政治】

民進代表選 前原氏、議員票でリード 枝野氏は地方・党員重視

 民進党代表選(二十一日告示、九月一日投開票)で、前原誠司元外相と枝野幸男元官房長官の両陣営が支持拡大の動きを本格化させている。全体情勢として、国会議員票は前原氏が先行。枝野氏は地方議員票や党員・サポーター票を重視して優位に立つ戦略だ。

 枝野氏は十七日、東京都内のホテルに選挙対策事務所を開設した。長妻昭元厚生労働相が選対本部長、近藤昭一党副代表が選対事務総長に就き、支持状況を分析した。長妻氏は記者団に「枝野氏から『党のみならず、日本の政治を再生するためには自分が立つ必要がある』という力強い話があった」と話した。

 十六日に事務所を設置している前原氏は、十七日夜には地元の京都市で決起集会を開いた。

 現時点で国会議員のうち、前原氏への支持を表明しているのは大畠章宏元国土交通相のグループ(約十五人)、旧民社党系グループ(約十五人)など六グループ。枝野氏は、赤松広隆前衆院副議長が率いるグループ(約二十人)と菅直人元首相のグループ(約五人)が支持している。

 代表選は全ポイント(八五八ポイント)の半数弱が国会議員と国政選挙の公認内定者に割り当てられ、残りは地方議員と党員・サポーターにほぼ半分ずつ配分される。枝野氏陣営は、地方議員票や党員・サポーター票での巻き返しを目指し、インターネットの会員制交流サイト(SNS)や討論会を通じて浸透を図る方針だ。 (我那覇圭)

<民進党代表選の仕組み> 国会議員や党員・サポーターらによる投票をポイントに換算し、今回は総計858ポイントを争う。衆参両院議員145人は1票2ポイント、国政選挙の公認内定者128人は1票1ポイント。1543人の地方議員は全国集計され、209ポイントを候補の得票に応じてドント方式で配分。党員・サポーターは22万8753人と確定し、231ポイントが割り当てられる。都道府県別に集計され、党員数などに応じて付与された県別のポイントをドント方式で振り分ける。

 

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