☆伸一、四度の事情聴取.
小説・新人間革命第30巻「祐飛3」・・
そこに山崎正友の逮捕が記された。1981年1月24日、池田先生が反転攻勢を開始されて1年を待たずの逮捕であった。
以下に、連載記事の一部を添付する。
あの山崎正友が、学会への恐喝及び未遂の容疑で逮捕された。
警視庁は、前年10月に告訴を正式に受理し、以来、事情聴取を重ね、慎重に捜査を続けてきた。そして、ついに逮捕に踏み切ったのである。
山崎は、自らを擁護するため、一部週刊誌などを使って、さまざまなキャンペーンを展開したが、その裁判の過程で、彼がいかに虚偽に満ちた悪質な言動を繰り返してきたかが、白日のもとにさらされていくのである。
山崎が逮捕されると、東京地裁から伸一に事情聴取の要請があり、彼は急遽、アメリカ指導を中断して帰国することになった。
彼は28日に帰国すると、四度にわたって事情聴取に応じた。
所感:「勇飛」には、その具体的な内容はまだ記されていない。
小説・新人間革命は、世界広宣流布の戦いを中心に語られている。
池田先生は、この山崎や宗門の問題を、どのようにまとめられるのであろう。そのまとめは、もはや私の想像のできない流れになっている。
第三章の「雄飛」も残りわずかです。
その答えが待ち遠しいです。
さて、この逮捕の記述の前に、信心の要諦が書かれていました。
「
信心とは、いかなる脅し、迫害、誘惑にも絶対に屈せず、不退を貫き、ひたぶるに御本尊を信受し、広宣流布に邁進していくことです」
深い、まことに感動的な記述でした。
確かに、この世は「脅し」と「迫害」と「誘惑」の世界です。
私の仕事は、まさにそうなのです。
「
60歳定年まで、脅しと迫害と誘惑に負けないぞ!」
そのように決意させられた記述でした。
<別館>ブログトップへ