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社会

ベトナム国籍の専門学校生5人逮捕 覚せい剤使用などで愛知県警

 愛知県警春日井署などは16日、覚せい剤取締法違反(使用)と麻薬取締法違反(同)の疑いで、ベトナム国籍の21、22歳の専門学校留学生の男5人を逮捕、送検したと発表した。

 逮捕容疑では、名古屋市中村区岩塚本通3、ブ・ハイ・バン(21)、岡山市のグエン・トゥアン・アン(22)、千葉県柏市のグエン・ビエト・アン(21)、東京都豊島区のグエン・ビエト・フック(21)の4容疑者は5~14日ごろ、覚醒剤を使用したとされる。名古屋市中村区鈍池町3、グエン・ビエト・トゥアン・アン(21)容疑者は8~14日ごろ、合成麻薬MDMAを使ったとされる。

 署によると、14日に愛知県春日井市内の飲食店に集まっていた8人のベトナム人留学生のうち20歳の男性が倒れ、病院に運ばれたが死亡。署の検査で体内から薬物反応が出たため、一緒にいた留学生から任意で採尿した結果、5人に薬物反応があり逮捕した。残る2人に薬物反応はなかった。

 逮捕された5人のうち、千葉と東京の男は容疑を認め、岡山と名古屋の男は否認。MDMA使用容疑の男は「違法とは考えずに飲んだ」と話している。8人は知人つながりで集まった。

 署は死亡した男性の司法解剖を実施し、薬物依存の疑いがあることが判明。今後、薬物の入手経路や、5人が使用した経緯などについて調べる。

(中日新聞)

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