「あんなに深夜アニメが好きだったのに……」 どんなにハマった趣味でも大抵一度は情熱の炎が消えるもの


さてさて、とうとうこんな記事が上がってきましたよ。
まぁ、記事自体はやんわりと一般論に持っていこうとしているが・・・。

『ドクロちゃん』良かったね!
ただあの辺からギャグは食傷気味になったが・・・。


僕は深夜アニメは、いよいよファンにとって「その程度」になりつつあるのだと確信する。
粗品濫造甚だしい、それ以前に数が多すぎる。

数が多いという問題はアニメでは特に深刻だ。
確かに多チャンネル化、配信、その他いろいろなメディアの多様化によって、番組本数全体が増えた。

しかしこの波にアニメがどうしても乗れない理由が、予算総額だ。
バラエティや通販番組のように、コストを抑えることがほぼ不可能なのだ。

そして仮にそのコスト面も、出資者の増加で補えたとしよう(その辺の複雑怪奇な現状は昨年末の岡田さんとの対談「製作委員会」のエントリーで言及した)、それにしても、頭打ちなのはクリエイターの数である。
全然足りていないのだ。
だからマトモに作れない。気持ちも乗らない。


なので最近和田さんには、「本気でやるなら新人を入れよう」と提案している。
まずはそこから。アニメが人海戦術なのはこれからも変わらないだろう。
ブラックでどんどん辞めていくのも当分変わらないだろう。

じゃあ、仲間を増やすしかない。
分母(この場合分子?)を増やすしかない。