harpar12_今回は、I.W.ハーパー12年を飲んでみます。

レギュラーボトルに比べると、独特の模様が施されたデキャンタボトルに入っています。

早速ストレートから飲んでみます。

グラスに注ぐと、液色は濃厚なアンバー、香りはメロン、バナナ、バニラの香りが強く訪れます。

口に含むと、エステリーさが強く訪れ、後にメロンの香りが濃く口の中を広がっていきます。
その後にバナナ、バニラ、ナッツが続いてきます。

味わいはアルコール由来の辛さと苦みが強くやってきますが、それが落ち着くと酸味、そして甘みが追いかけます。

ロックにすると、接着剤のような香りがより前に出てきます。しばらく経つと、ナッツ、バニラの香りが口に広がります。

味わいはビターが強めで、あとで酸味、締めに甘さが口に残ります。

最後にハイボールにすると、しっかりとナッツ、メロン、バナナの香りが濃く感じられます。
味わいは酸味が前に出る印象で、後味で甘さがあります。

一般的には3~5年で出荷されるバーボンで、12年ともなれば結構な熟成がされると思いますが、意外にもアルコールの刺激が残されつつ、レギュラーのゴールドラベルの香りや味わいを濃縮した印象にあります。

ゴールドメダルがあっさりしつつも甘みが目立つ印象でしたが、12年はバーボンならではのエステリーな香りが濃厚で、バーボンが大好きな人にはたまらないかもしれませんが、私のように接着剤のような独特な香りが苦手な人には向いていないでしょう。

しかし、ハーパーソーダにしたときの香りはしっかりしていて、甘みも強めになるので、バーボンが苦手な人でも受け入れられると思います。

750mL、アルコール度数43度で、価格は4600円ほど。
12年もののプレミアムバーボンとなると、この値段になりますが、バーボンが好きな人であれば損をしないと思います。

<個人的評価>

  • 香り B: 12年ものながら、ストレートでのアルコールの刺激が強い。その後メロン、バナナ、バニラ、ナッツが続く。
  • 味わい C: ストレートではアルコール由来の辛みが強い。ロックではビターが強い。加水によって酸味、甘みが前に出る。
  • 総評 C: 12年ものにしては若さが目立ち、全体的に濃厚な香りが感じられる。バーボンが好きな人なら好められるボトル。

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