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気づけば、ほら、使えてる! マクドナルドの決済端末変更で思わぬ恩恵が

就職活動の際にお世話になったマクドナルドと「dカード プリペイド」

 私事ですが、ついこの間まで就職活動をしていました。その際に、筆者が高頻度で利用していたのが「マクドナルド」です。

 1日に複数の会社説明会や面接に行かなければならなかったのですが、1社目の説明会が終わったあと、次の説明会まで2~3時間空くことが結構ありました。そのため、空いた時間に各地のマクドナルドで、説明会で配布された資料を再確認したり、志望動機や自己PRを考えたりして有効に合間の時間を活用していました。おかげで「dポイント」が結構貯まって、それをマクドナルドで使うサイクルが、就職活動が終わった現在も筆者の中で確立されています。

 余談はさておき、以前に本コーナーで書きましたが、マクドナルドでは、これまでdカード プリペイドに搭載されたiDプリペイドでは決済ができませんでした(※関連記事)。そのため筆者は、「dカード mini」もしくは現金で決済していました。

マクドナルドの決済端末が、今月の交通系電子マネーとnanaco対応を機に変更

 7月の下旬に、8月1日から全国のマクドナルドで交通系電子マネーや、「nanaco」が使えるようになるとの記事を見たので、8月に入って1週間くらい経ったとき、マクドナルドに立ち寄りました。その際、レジ横に設置してある決済端末が、丸型で横幅の広いものから、縦長でテンキーも付いている端末に変わっていることに気が付きました。

 同時に、「決済端末が新しくなったから、dカード プリペイドが使えるようになっていたらいいなぁ……」と思ったので、試しにiDで決済することを告げ、おそるおそるdカード プリペイドをかざしてみると、なんの違和感もなく決済されたではありませんか!

 レシートとdカード プリペイドのマイページを確認してみると、筆者のdカード プリペイドのiDカード番号が記載されていたので、確かに使えるようになったのが分かりました。

dカード プリペイドで決済した様子。無事にiD決済音が鳴り響いた
試しにアイスコーヒーを購入。日本マクドナルド公式アプリのクーポンを利用して、手軽にコーヒーが楽しめた

 なぜ使えるようになったのか疑問に思ったため、dカード プリペイドの発行元で、マクドナルドの決済環境を提供している三井住友カード広報室に問い合わせました。すると、「8月の交通系電子マネーやnanaco決済に対応するタイミングで、オンラインでデータのやりとりができる端末に変わったため、dカード プリペイドで決済ができるようになった」との回答を頂きました。問い合わせた後にdカード プリペイドの公式サイトを見てみると、いつのまにか8月1日から全国のマクドナルドで、dカード プリペイドで決済できることが告知されていました。

 「dカード」や「dカード mini」と同じく、今年12月31日までは、利用金額の3%もおトクになる(dカード miniは利用代金請求時に3%割引され、dカード プリペイドは利用金額の3%が、後日カードにチャージされる)ので、筆者のマクドナルド通いは、しばらく続きそうです(笑)。

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