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♪「Ｐｏｎ ｐｏｎ ｐｏｎ…」
♪「愛の言葉をリル」
♪「シャイなハートがドキドキ」
♪「あの日観てた“サウンド・オブ・ミュージック”」
♪「瞼閉じれば蘇る」
♪「幼い頃の大事な 宝物だけは」
♪「ずっと この胸に抱きしめて来たのさ… Ａｈ ａｈ」
♪「夜の酒場で Ｌｏｎｅｌｙ」
♪「あの娘 今頃どうしてる？」
♪「さなぎは今、 蝶になって」
♪「きっと誰かの腕の中」
♪「若い広場 愉しドラマ」
♪「夢膨らむ 青い空」
♪「肩寄せ合い 声合わせて」
♪「希望に燃える 恋の歌」
みね子が東京に戻って １か月。
久しぶりに 向島電機乙女寮のメンバーが集まります。
残念ながら 秋田の優子は来られませんでしたが澄子 豊子そして 幸子が遊びに来ます。
何しろ あかね荘には みね子 時子愛子さんの３人が いますからね。
（みね子）今回はね 幸子さんじゃなくて豊子が言いだして仕切ってんですよ。 ね！
（時子）うん 珍しいよね。
しかも 今日じゃなきゃダメですって 電話来たんでしょ？
そう！ 何かね 怖いんですよ。
（豊子のまねで）６月１１日の１６時でお願いいだします。
（愛子）似てる！（笑い声）
みんなに会いたいんじゃない？寂しいんだよ きっと。
分かりにくいけど。アハハ！ 確かに。
んだね。
（早苗）お～ やってるね。あっ！
すごいな。早苗さんの分も ありますからね。
えっ？ 本当？はい。
多分 うるさぐなっと思うんでそのおわびもかねて。
そりゃ どうも。すごいんだろうね。
ピーチクパーチク ピーチクパーチク ピーチクパーチク。ピーチク パーチク？
そんなに？（早苗）うん。
でも そうかも。（笑い声）
（ノック）（みね子 時子）失礼しま～す。
（富）な～に？
あの これ もし いがったら…。
（時子）お騒がせしてしまうと思いますが すみません。
あぁ そういえば 今日だったわね。
失礼致します。失礼致します。
漫画 描いてっかね？
（ドアが開く音）（２人）うわ～！
（祐二）またけ！ うわ～！
え～ え～ え～！
あの もし いがったら…。うるさかったら ごめんなさい。
いや！（啓輔）そんなぁ！
じゃ…。じゃ…。
（２人）ありがとうございます！
（幸子）澄子 階段 気を付けてね。（澄子）は～い。
（幸子）あぁ この広場だね。へぇ～アパートと お店 本当に近いんだね。
（澄子）工場と乙女寮ぐらいだな。
（豊子）んだの。（幸子）ねっ！
（豊子）フッ…。
（澄子）何だ おめえ。
さっきから ニヤニヤ笑って気持ぢ悪ぃ。
なして私が笑うと気持ち悪いんだ。
ふざけんでね。
フッ… フフッ…。
だから 何なんだよ その笑顔！
（幸子）澄子！（豊子）手を出すな おめえ！
もう あんたらまた喧嘩してんの？
そうなのよ もう～。
（一同）久しぶり～！
あらぁ コスモスの乙女たち。
愛子さん！愛子さん！
（豊子）愛子さん お久しぶりです。愛子さ～ん！
今日は お騒がせしてしまうと思うので これ アップルパイです。
お好きだとみね子から聞いたので。
ん～ まぁ…。
いくら 騒いでも いいわよ～！
♪～
人間よ。
♪～
何だよ これ… 天国か ここは。
死んだのか おれは…。（笑い声）
何だ それ。すごいですね。
（一同）乾杯～！
いただきます。
いただきます。いただきます。
いただきます。
んめぇぇぇ！
久しぶりに聞いた ヤギ。
さぁ さぁ さぁ 誰から行ぐ？
一番は みね子でしょ。よかったね お父さん。
そうですね いがったですね。
んだよ。よかったな みね子さん。
アハハ！
うん ありがとう。
まっ 手紙にも書いたと思っけどまだねいろいろあっと思うけど…。
でも いがった。
んだね。みんな ありがとう。
心配かけました。
はい 私は終わり！
じゃあね…。
幸子さん！えっ？ 近況？
はい こっち こっち。 はいはい。
そっち。こっち？
はい。
もう… よし！
…っていっても大したことないんだけど実はね 団地に当だった。
（一同）え～！？
すごいじゃないですか！どこの？
調布ってとこなんですけど建物は新しくて すごくすてきで。
部屋もね すてきなの。
あ… でもねぇ…。
家賃５，６００円でさ払うのに いっぱいいっぱいで中身の家具とか全然買う余裕なくてさ。
今まで使ってたものをしかたなく持っていったのよ。
そうしたら イメージの写真とかではかっこいいソファーとかテーブルとか置いてある場所にちっちゃな ちゃぶ台を置いてステレオとか電化製品もほとんどないしさ。
あ～。
（幸子）何だかなぁって感じ。
一つ一つ 増やしていけばいいよ。
はい。
ほら 豊子は？
私ですか？あっち あっち。
こっちで？
まぁ なんとか やってます。
ちょっと田舎で ごたごたがあってりんごが不作で借金 つくってしまったみたいで。
え…？
でも 大丈夫になりました。解決しました。
えっ？ そうなの？ 何で？
そのうぢ分がります。
（愛子）そのうち？はい そのうち。
さっきから そればっかりだなおめえ。
まあな… ヘヘヘ！
時子さんは どうですか？私？
はい。
うん 一歩ずつ 頑張ってるよ。
ドラマ 出んだよね～。（３人）え～！？
あっ でも 小さな小さな役。
でも 頑張る。
あっ でもね どうやらファンがね 出来たみたいで。
そうなの？ すごいね～！
いや 昨日ね…。
ここでさ いきなり 女の子に「助川時子さんですよね！頑張って下さい！立派な女優になって下さい！」って言われてさ。
視聴者の方にだけここは特別にお教え致しましょう。
その 時子のファンというのはこの人です。
あの！
はい？
（さおり）助川時子さんですよね。
はい そうですけど。
頑張って下さい。立派な女優に 必ず なって下さい。
心の底から 応援しています。
うまくいかなくても絶対に諦めないで下さい。
諦めて結婚とか考えちゃダメです！
あなたはなれる 女優になれる。必ず なれる！
いや なれ！ なるんだ！
応援しています。 頑張って下さい。え…？
それだけです。頑張って下さい 私のためにも。
えっ？じゃ。
あっ！ あの！あ… サインなんかしますか？
いりません！ じゃ…。
というわけでした。
（一同）う～ん？何だよ それ。
ね～！分がんない。
恥ずかしいから そうなってしまってんではないんですかね。
そういうのってあると思いますよ。（時子）あぁ。
（豊子のまねで）やだ～おれは やだって しゃべりたい！
おめ それ まだやんだか？はいはい。
そんな澄子は どうなのよ？ちゃんとやってんの？
おれは いろいろありましたよ。
田舎から 手紙が来て…。
何でも 新しいお母ちゃんが勤めに出ることになったらしくて。
人手が足りないから 帰ってこって言わっちよ。
えっ？
何かよぉ あんまし勝手で腹立って返事 出しました。
時子さんのまねっこして。えっ？ 私？
はい でっかい字で「嫌です 澄子」って書いて送ってやりました。
そしたら仕送り増やせって言われました。
腹立ちますよ 本当に。で 増やしたの？
はい ちょこっとだけ。
腹立ちました。 はい。
そして 腹が立づと 腹は減ります。
はい。
（笑い声）
もう！食べましょう。
おいしい？うん！
いただきます。いただきます。
うめえ。
う～ん！ 本当に おいしいね。うめえ。
あ～あ 何か いいこどないがなぁ。
パ～ッとしたような… なぁ。（一同）だよねぇ。
（愛子）んだねぇ。
きっとあるよ いいこと。必ずある みんなにある。私には分かる。
本当ですかねぇ。
あら？愛子さんの言葉が信じられない？
そんなわけじゃねえですけど。
何かさ…。
あるど 澄子。
おめえに いいこどはある。起ぎるよ。
何が起きるっていうんだよ？
そのうち分がる。また それがよ…。
いつだよ そのうちって！
澄子！ 豊子が言ってんのは頑張ってればそのうち いいことはやって来るっていう意味なんだよ。
（時子）んだね。そうだね。
（豊子）あの みね子さん。ん？
みね子さんの言ってることは確かに そうだと思うんですけど私の言ってる「そのうち」というのは違うんです。
えっ？ 違うの？ えっ？
はい。その いいこどっていうのは…。
５分後に始まります。
（一同）えっ？５分後？
はい。何？
そこで分かります 全てが。
私の実家の問題がなぜ 解決したのか。
そして 澄子にどんないいこどが起こるのか。５分後に分かります。ん？
ちなみに 優子さんにはもう知らせました。え？
ほれ あんたたち！
（優子）まさる君 ゆりちゃん。
テレビつけるど。（子どもたち）は～い！
愛子さん！テレビ 借りてもいいですか？
テレビ？はい。
（時子）気を付けてね。気を付けてね。
♪～
Twishort
