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『足軽六蔵奮闘記』 二 神保分裂 神保家当主の神保惟道は早朝に屋敷内で倒れ、 二日程意識不明が続いた後亡くなった。 遺書も遺言も無い突然の当主の訃報に 城内は大わらわとなった。 形式上は、嫡男の惟定が惟道の弟、惟実(これざね) の後見を受けて家督を継ぐはずだったが、 惟定はまだ齢十一の子供であり、油断ならない 情勢の中、一定期間であれ、弟の惟実が 継いで正式に当主とし、その後に惟定に 譲るべきと家中から意見が出た。 惟実も惟道とたいして歳は離れておらず、 神保家を支えてきた副将的存在として 家中から信頼を得ている。 これがその後、嫡男惟定を当主にすべしとする惟定派と、 惟道の弟、惟実を推す惟実派に分かれ、 惟定派は、「嫡男後継は天下の道理にて、 これに逆らうは当家に邪(よこしま)な意図あり」 と責め立て、惟実派は、 「当主は当家に対する責任があり、未だ幼き惟定様に この過酷な状況下で継がせるのはそれこそ無責任であり、 別の意図を感じざるを得ず」とし、 「何のために一族がいるのか」と抗議して 強硬に正当性を訴えた。 惟定派の中心は譜代家老筆頭、老齢の梶谷宗嘉 (むねひろ)、惟実派の中心は惟実譜代家臣、 中谷道春で、両谷争いとも云われた。 当初、惟実は惟定の後見を引き受けるつもりだったが、 中谷達の「当主責任論」を説かれて、考えを改めた。 どちらも主導権を握ろうと神保城内を離れず、 大広間では連日互いに言い争う事態も生じて、 各城主も本城を牽制するように惟定派と惟実派に分かれ、 一部は態度保留の中立を保ちつつ、経緯を見守った。 間もなく、惟実派が内紛状態に決着をつけるべく、 惟実本人を先頭に惟定を確保しようとするが、 事態を察知した梶谷宗嘉ら惟定派は、先回りして 家臣達を集めて惟定を警護し、兵をもって惟実のいる 三の丸の屋敷を包囲、十数名に及ぶ惟実派を 国外追放処分とした。 これにより、改めて惟定の当主が確定した。 神保家の御家騒動は各地に知れ渡ったが、 城下はいつものように賑わっている。 「うはは、面白ぇ」 いつもの酒屋で弥助は六蔵と吉兵衛を前に、 嬉しそうに笑った。 「神保が大きくなったと思いきや、真っ二つですよ。 また切った張ったで年食いそうですね」 愉快そうな弥助に吉兵衛は素っ気なく、 「何言ってんだよ、後継ぎは決まったんだろ? 弟の一派は追放だとよ。分裂は避けられたわけだよ」 弥助は相変わらず笑いながら、 「吉兵衛は甘いんだよ、追放されたのは家来だけじゃねえ、 惟実様本人もいるんだぜ。しかもその嫡男の惟忠様は 惟定様より一回り年上で、いっぱしの若武者だし、 本城から東っ側のいくつかの城はみんな惟実様に 味方するらしいよ。だいたい国外なんて敵も多いん だから、国外追放なんて、神保に戦仕掛ける大義名分 与えちゃうんじゃないの? 惟実一派をけしかけて 同士討ちさせて漁夫の利を考える敵もいるだろうよ。 そりゃ無事に済まねえでしょ」 「当主が惟定様って決まっても それに逆らうのか?」 「未だ世情を知らぬ若き惟定様を操ろうとする 君側の奸あり、我らは御一族、惟実様を擁して、 当家専横を企てる奸賊の討伐を決行する、とかなんとか こいて戦やるんじゃねえかなあ、ってね」 「君側の奸かぁ。よくそんな理屈考えたなあ」 と六蔵は感心した。しかし吉兵衛は、 「俺が聞いたのは、この時期に幼い惟定様を推すのは 無責任だってことで、支持した連中を賊呼ばわりまでは してなかったがなあ」 六蔵は煮豆をつまみつつ、 「まあ家臣同士だからな、遠慮したんだろう。 でも聞かねえなら、弥助が言った通り遠慮無用に なるかもな・・・・でも、身内や家臣がしっかりしてんなら、 惟定様が子供でも、その・・・・惟実様か、 後見だか名代として済むと思うがなあ」 「惟定様では困る人達がいるんですかね」 と吉兵衛も疑問を示す。 「人間数人寄れば派閥も出来るってぇし、 思惑がぶっかってんだなぁ」 弥助は二人にひそひそ声で、 「いっそのこと惟実様ごと殺っちゃえば決着は ついたけど、まさか家臣連中がそれはできねえでしょ。 そこが付け入る隙なわけで、争いの種は 残ったわけですよ」 弥助は杯を片手に、 「ま、これから領内もせわしくなるんじゃねえかなぁ」 とニヤついた。 「神保家が大きくなればこの地方も安定するのになあ」 ぼそっとつぶやく六蔵に、 「神保の安定が俺らの安定とは限んねえでしょ、 戦になればどっちにしても俺らも駆り出されるし、 今まで何だったんですか」 と、弥助は素っ気ない。 「弥助、声でけぇよ」 と吉兵衛が注意し、 「あくまでも神保家中での意見対立ってだけで、 戦まではねえだろう。周りは敵も多いんだし、 同士討ちなんかしてる場合かよ」 弥助はにんまりと首をふって、 「してる場合なんだってば。外の敵より内の敵が 問題なんだから、そりゃあやるときゃやるだろうよ。 俺が偉いさんなら・・・・まあ、いきなりはやらないかな。 色々手ぇ回して準備してから、一気に敵を潰すね」 「敵って、一族同士でか・・・・」 「だから、もう敵なんだよ。 妥協できねえから騒動になったんだから、 これで決着着いたとは限んねえよ」 吉兵衛は意見を乞うように六蔵を見た。 六蔵は無表情に、 「だろうな・・・・」 とつぶやいた。 弥助は、 「あくまでも噂だけど、周辺の勢力も惟定派と惟実派に 分かれて、神保方の城の取り合いが始まるんじゃねえか って話ですよ。どこがどう付くのか知らねえけど、 今までやられた分、敵の仕返しもあるでしょう」 と真顔だったが、また笑顔に戻って、 「ひゃ〜、こりゃ御家の一大事ですよ〜」 と、またヘラヘラと笑い出した。 「おめえ、戦望んでんのか? また駆り出されていいのか?」 吉兵衛の問いに弥助は躊躇なく、 「俺は歓迎だよ。どっちが勝ってもかまわねえ。 見返りがあればね。俺が神保領にいるのは、 たまたま生まれ育ったとこが領内だったからだし。 お二人は何かこだわりがあるんですか?」 六蔵と吉兵衛が顔を見合わせ、吉兵衛が、 「俺も同じだけどさ・・・・頭は?」 「俺は・・・・同じ」 「なーんだ、結局三人同じかあ」 と弥助が笑った。 六蔵は、 「俺は元々、北の山ん中、昭畑(あきはた)家の 領内の出だったが、こっちに近くてな、 山々越えて昭畑の本城へ行くより、 近所のこっちに入って、しばらく見物で南の戸成家まで 行って、その一角を守っている城主の家来になった。 まあ、家来以下の雑用だな」 「戸成って、ずっと南でしょ。 そんな方まで行ったんすか」 弥助が驚いた調子で聞いた。 「うん、当時はまだ神保家も小さくてな、 戸成が目立ってたんだよ。大きいとこなら 仕事あるかなーってさ。で、なんも無い若造に 過ぎないが、それがよかったのかな。 結局、居づらくて二年近くでやめちまったがね」 「居づらいってのは、人使いが荒いとか、 嫌がらせがあったとか?」 吉兵衛が聞くと、 「こっちは貧乏百姓の倅だからな。格の違いを見せつける 若いのもいるんだよ。それを見て見ぬ振りの上役とかな。 村のしがらみも面倒だが、城も色々あるとわかったよ」 弥助は、ため息混じりに、 「しがらみかぁ・・・・どこの村も城もそんなもんですかね。 めんどくせえなあ」 「で、また神保領に戻ってふらついてた頃に、 茅部の殿様が出仕を募ってたんで俺も加わった。 それが無かったら、他に仕えていたか、やっぱり ふらついて・・・・雑兵で食いつないでいたのかなあ」 「ふらついてたってのは、もしかして武者修行ですか?」 吉兵衛が聞くが、六蔵は苦笑して、 「そんな体裁のいいもんじゃないよ、 ほんとにふらついてたんだよ。三十年以上前だ。 若かったせいかのんきなもんでな。今は・・・・ あ、変わってねえな・・・・」 と上を見上げた。 弥助と吉兵衛が苦笑した。 弥助は、 「戸成もでかくなって北上してるそうですね」 と関心を示し、 「この地方だと北は神保、南は戸成、 東南に乙元(おともと)で、それらを取り巻く 有象無象ってとこか・・・・隣合ったら戦になるのか 組むのか、どうなんすかね」 「どっちもありそうだな・・・・」 吉兵衛がボソッとつぶやいた。 応仁の乱以来、全国規模の内乱となって、 神保周辺もまた、国人衆による独立勢力が乱立し、 ときに共闘、ときに争い、更に有力な勢力に 成長して守護大名さえ滅ぼして、積極的な 拡大路線を取っていた北の神保と西南の戸成、 東南の乙元(おともと)が、この地方での 大勢力になっていた。 しかし、長年の強固な支配の上に、防衛強化のための 築城も競うように行われ、小勢力といえども頑強さ を示して、互いの関係も複雑に変化し、 大小様々にして膠着状態となっていた。 六蔵は煮豆をつまみながら、 「北の昭畑もなかなかの勢力らしいぞ。 西の二白(ふたしら)にしても侮れねえ。深い山が 塀代わりになってこれまで何も無かったが、 別に行けないわけでもないし、 いざとなれば東と同じく軍勢の往来もあり得る。 これから関わることになるんだろうな」 吉兵衛は相変わらず浮かぬ顔で、 「外も心配だけど、お家騒動は治ったんですかね。 対立が進むと互いの往来も難しくなりますね。 今までのように神保城下に来れるかどうか・・・・」 心配そうな吉兵衛。 六蔵は弥助に、 「惟実一派は追放されてもまだ惟実派の城はあるのか? この上逆らったら左遷転封とか、 惟定一派の思う壺だろう」 弥助はまたニヤつきながら、 「いやいや、惟実一派が追放ってのは、 外に出たってだけだから、また入れば済むことですよ。 東のいくつもの城は今も惟実派らしいすよ」 「引き入れたのか」 「はっきりはしてねえけど、 あってもおかしくないでしょ。 本人がいれば堂々対抗できるってもんだし」 「相変わらずなのか・・・・で、おめえらんとこの 城はどっちに付くか決まったんか?」 「俺んとこは惟実様って言ってたかな。吉兵衛は?」 「・・・・惟定様だ」 「おやおや、ここでも仲間割れかぁ。頭は?」 「弥助の言う通り城方が東西で分かれるなら、 俺んとこは山ん中だでな、惟定様になっちまうな」 弥助は納得したように何度も頷きながら、 「西の山は惟定、東の平地は惟実ってとこですね。 南にはどっちつかずもあるってぇけど・・・・ これで戦になったら、どっちが勝つと思います?」 「ん〜、平地は町も多くて人も多いし、銭も集まるし、 山はその点不利だな。工夫された山城とはいえ、 守るばかりじゃ解決しねえ。ここ(本城) が落とされたらもたねえだろうな」 「惟実派の勝ちと?」 「おそらく・・・・だが、隣の国がしゃしゃり出たら その限りではねえな。攻めるつもりが攻められて、 良くも悪くも当てが外れる。どっちに転んでも おかしくねえや」 「俺もそう思います。惟定派が分が悪いと思えば、 隣国に頼んで、攻めて来た惟実派を挟み撃ち、 あるいは惟実派の隣国をけしかけて、 これまた挟み撃ちと・・・・」 吉兵衛も口を挟み、 「でも、これまで争ってきたとこが、 どっちの頼みであれ聞くかなあ。 一段と張り合うだけだったりして」 六蔵も軽く頷いて、 「もちろん、それもあり得る。こっちの事情 一切無視で、今まで通り攻めてやろうってな。 まあ、そこは駆け引きだ。引っかけるか、 引っかかるか。やりようだわな」 と話すがすぐに、 「な〜んてな大所高所言っても、 足軽の身では関係ねえわな」 と、六蔵は杯を空けた。 「たしかに上の決めることですからね。ほんと、 この時代、城持ちくらいになってねぇと面白くねえや」 弥助は口を曲げた。と、 「あ、そうだ、うちの上司に頭のこと紹介しときましたよ。 茅部様と須田様の下で活躍した足軽大将だと」 「昇格したかぁ」 「でも、茅部様んときも須田様んときも実際そうでしょ。 足軽大将だったし」 「あくまでも便宜上、方便だよ」 「ともかく、一度城に来て下さいよ、 門番には話通してあるはずだから」 「ん〜、俺も紹介したんだけどなあ」 吉兵衛がボソッとつぶやいた。 「あ? おめえんとこもか?」 「うん、茅部様と須田様の下で世話になった 足軽大将で、活躍したものの不遇のまま 山に一人暮らしていると」 「どこも人は欲しいだろうな。さあさあ、 頭は改めて惟定派につくか、惟実派につくか」 弥助が楽しそうに煽るが、六蔵は苦笑して、 「紹介か。かたじけない。決まればめでたいが、 競争も激しかろうな」 六蔵は二人の依る城へそれぞれ出向くことになった。
by huttonde
| 2017-08-09 20:25
| 漫画ねた
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