うーん、業界内賛否かまびすしいから、一応観ておくか、と新宿へ。
台風来てんだけどね・・・。
結論:天一歌舞伎町店、やっぱり旨いじゃないか。
冗談。
あぁー、やっぱスイーツ映画だったなぁ。
俺甘いもの苦手なのに、なんでこの店入ってしもたんやろ?
浜辺美波目当てでフラッと入ってしもたなぁ。
まぁ、そういうことです。
でも演出的に問題はある。
ラノベを純文学のように見せられる技術もあるのですよ。僕もいくつかの仕事で見せて来た。
自慢話をしたいのではない。例えば『世界の中心で、愛をさけぶ』の映画化での、行定監督の手腕はさすが、と唸った。
スイーツはスイーツでええんじゃい!と開き直るなら、それでいいけどさ。
じゃあ尚更言いたくなるが、そうなると許せないのは、「クライマックス」の付け方。
あのね、こういう映画だからこそ、ストレートを投げればいいんだよ。ストレートを投げなければならないところで変化球を投げてはいけない。
これはむしろ原作者に言うべきなのかな?原作知らんけど。
「少女の死」を映画で撮ったことのある者として、これだけは釘を刺しておきたい。
技術ではなく、倫理の問題だからだ。
あ、新聞見せた時点で、読めてました。プロなんで(笑)。
しかしまぁ、ラスト決まらんかったらもうブチキレたるぞ!とまで思っていたが、さすがにキチンと落としたから、まぁよしとしよう。
許す。
あと肝心の浜辺美波、小悪魔肉食系、ダメだったなぁ。
キャスティングミス?うーん、演出ミスのような。
結局浜辺美波を観るために最後まで観たからね。
浜辺美波を観る映画でした。以上。