北朝鮮への奇妙な愛情
- 2017/04/26
- 20:00
今だからあえて書いておきます。
北朝鮮は本来ならとっくに消えている国。
80年〜90年の飢餓で崩壊していたはずでした。
それを国際社会が延命させてきた。
もちろん日本も大きく加担しています。
<日本からの食糧援助>
1995年・コメ有償35万トン・無償15万トン(村山時代)
1996年・現金で食糧費600万ドル
1997年・コメ6.7万トン
1998年・(テポドン発射)
2000年・コメ60万トン
2000年だけでも、なんと1274億円もの血税が、
北朝鮮へ無償援助されたのです。
なんでこんなことをしたんか?
どうやら日本が援助したコメの一部は、
日本の商社が安く買い上げて現金化するそうなのです。
かつて石原慎太郎は
「援助のコメの半分は商社が買い上げ、
そのリベートが自民党有力議員に渡っている。
議員達の名前も分かっている」とテレビで発言しました。
日本が「失われた20年」で不況に苦しみ、
国家財政が大赤字の真っ只中に、
1200億以上の国費を使って、北朝鮮にコメを贈った。
それはいわゆる親朝派政治家が儲けるためでした。
北朝鮮に限らず、海外への経済援助は、
10%程度の直接キックバックがあり、
さらに援助によって利益を得る企業から
政治家への多額の裏献金という構造があるようです。
2000年の50万トン支援の際、外相だった河野洋平は、
「責任は私が取る。これは必ず日朝関係にプラスになる。
それは私が保証する」と断言。
あの河野談話といい、どうも河野洋平は、
「責任は私が取る」が口癖のようですね。
そして実際には一切責任を取らないわけで。
さらには鈴木宗男と「ムネムネ会」も
「コメを出せ」と大騒ぎ。
当時の世界食料機構WFPは、北朝鮮の飢餓救済のため、
コメ19万5000トンの支援を日本に要請しました。
しかし日本は、上記の政治家どもが騒いだ結果、
要請額をはるかに上回る50万トンを贈与したのです。
しかもしかも余分なおまけもついていました。
安い外米50万トンを買い付けて贈れば、
200億円ほどで済んだものを、
「安いコメだと失礼だ」とか訳わからんこと言って、
国産米50万トンを調達したため、
1,000億円も余分にかかってしまったのです。
対外的には「日本は50万トン支援した」だけ。
それが外米だろうが、国産だろうが関係なしです。
「国産だから1,000億も高かったんだ」なんて、
誰に言っても相手にしてくれません。
なぜそんなアホなことをしたのでしょう。
当時、備蓄米を大量に抱えていた農業団体、
北朝鮮に渡った国産米を、安く買い上げて、
国内で定価で販売した商社、
そしてそれらからリベートを得た政治家、
ようするにそいつらの仕業なのです。
日本国は北朝鮮と国交がなくても何も困りません。
にも関わらず、かつての自民党の一部議員は、
なぜ不可解な訪朝を繰り返したのか?
国民が呆れるようなことがなされていたようです。
まあ正直なところ、当時の自民党のクソ議員は、
北朝鮮を舐めていたところもあったのでしょう。
飢餓寸前の貧乏国を助けてやってリベートを得よう。
そんなふうに気軽に考えていたところがあるのでは。
まさかまさか、そうやって延命した北朝鮮が、
核暴走のあげくに、米国、CHINA、ロシアまで巻き込み、
明日にでも空爆で崩壊する凶悪国家になるとは。
だから北朝鮮に奇妙な愛情を示した政治家どもは、
実はいま、心配で心配で眠れないのかも知れません。
金体制が崩壊したら、いろいろな資料が流出します。
かつての自分たちのリベートやら不正やら、
あらゆることが晒されるかも知れないのです。
いくら金持ちでも、
残りの生涯ずっと檻の中ではね(笑)。
それは自民党を揺るがす大疑獄事件となるかもです。
しかし出すべき膿は出さないといけません。
自民党はこれら旧悪を庇い立てしてはなりません。
北朝鮮の崩壊は、古い自民党との決別でもある。
それなくして日本の再生もあり得ないと思います。
北朝鮮は本来ならとっくに消えている国。
80年〜90年の飢餓で崩壊していたはずでした。
それを国際社会が延命させてきた。
もちろん日本も大きく加担しています。
<日本からの食糧援助>
1995年・コメ有償35万トン・無償15万トン(村山時代)
1996年・現金で食糧費600万ドル
1997年・コメ6.7万トン
1998年・(テポドン発射)
2000年・コメ60万トン
2000年だけでも、なんと1274億円もの血税が、
北朝鮮へ無償援助されたのです。
なんでこんなことをしたんか?
どうやら日本が援助したコメの一部は、
日本の商社が安く買い上げて現金化するそうなのです。
かつて石原慎太郎は
「援助のコメの半分は商社が買い上げ、
そのリベートが自民党有力議員に渡っている。
議員達の名前も分かっている」とテレビで発言しました。
日本が「失われた20年」で不況に苦しみ、
国家財政が大赤字の真っ只中に、
1200億以上の国費を使って、北朝鮮にコメを贈った。
それはいわゆる親朝派政治家が儲けるためでした。
北朝鮮に限らず、海外への経済援助は、
10%程度の直接キックバックがあり、
さらに援助によって利益を得る企業から
政治家への多額の裏献金という構造があるようです。
2000年の50万トン支援の際、外相だった河野洋平は、
「責任は私が取る。これは必ず日朝関係にプラスになる。
それは私が保証する」と断言。
あの河野談話といい、どうも河野洋平は、
「責任は私が取る」が口癖のようですね。
そして実際には一切責任を取らないわけで。
さらには鈴木宗男と「ムネムネ会」も
「コメを出せ」と大騒ぎ。
当時の世界食料機構WFPは、北朝鮮の飢餓救済のため、
コメ19万5000トンの支援を日本に要請しました。
しかし日本は、上記の政治家どもが騒いだ結果、
要請額をはるかに上回る50万トンを贈与したのです。
しかもしかも余分なおまけもついていました。
安い外米50万トンを買い付けて贈れば、
200億円ほどで済んだものを、
「安いコメだと失礼だ」とか訳わからんこと言って、
国産米50万トンを調達したため、
1,000億円も余分にかかってしまったのです。
対外的には「日本は50万トン支援した」だけ。
それが外米だろうが、国産だろうが関係なしです。
「国産だから1,000億も高かったんだ」なんて、
誰に言っても相手にしてくれません。
なぜそんなアホなことをしたのでしょう。
当時、備蓄米を大量に抱えていた農業団体、
北朝鮮に渡った国産米を、安く買い上げて、
国内で定価で販売した商社、
そしてそれらからリベートを得た政治家、
ようするにそいつらの仕業なのです。
日本国は北朝鮮と国交がなくても何も困りません。
にも関わらず、かつての自民党の一部議員は、
なぜ不可解な訪朝を繰り返したのか?
国民が呆れるようなことがなされていたようです。
まあ正直なところ、当時の自民党のクソ議員は、
北朝鮮を舐めていたところもあったのでしょう。
飢餓寸前の貧乏国を助けてやってリベートを得よう。
そんなふうに気軽に考えていたところがあるのでは。
まさかまさか、そうやって延命した北朝鮮が、
核暴走のあげくに、米国、CHINA、ロシアまで巻き込み、
明日にでも空爆で崩壊する凶悪国家になるとは。
だから北朝鮮に奇妙な愛情を示した政治家どもは、
実はいま、心配で心配で眠れないのかも知れません。
金体制が崩壊したら、いろいろな資料が流出します。
かつての自分たちのリベートやら不正やら、
あらゆることが晒されるかも知れないのです。
いくら金持ちでも、
残りの生涯ずっと檻の中ではね(笑)。
それは自民党を揺るがす大疑獄事件となるかもです。
しかし出すべき膿は出さないといけません。
自民党はこれら旧悪を庇い立てしてはなりません。
北朝鮮の崩壊は、古い自民党との決別でもある。
それなくして日本の再生もあり得ないと思います。
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