難波皇子(なにわ の みこ、欽明天皇21年(560年)前後? - 用明天皇2年(587年)?)は、古墳時代の皇族。敏達天皇と妃・春日老女子の第一皇子。
587年8月、丁未の乱で朝廷軍に味方するが、これ以降史書に登場しないことから、丁未の乱で戦死したと考えられる。
系譜[編集]
- 父:敏達天皇
- 母:春日老女子(春日仲君の娘)
- 妻:不詳
- 男子:栗隈王(?-676) - 子孫は橘朝臣・甘南備真人
- 男子:石川王(?-679) - 子孫は守山真人・路真人
- 男子:稚狭王(?-678) - 子孫は飛多真人
- 男子:大宅王(?-679) - 子孫は国見真人・大宅真人
- 男子:高坂王(?-683) - 子孫は英多真人
参考文献[編集]
- 宝賀寿男『古代氏族系譜集成』古代氏族研究会、1986年 (系譜セクションの出典)