今月９日、大阪・平野区の団地の部屋で、韓国籍の６６歳の男性の遺体が見つかった事件で、警察は死体遺棄の疑いで逮捕していた、５５歳の内縁の妻を殺人の疑いで再逮捕しました。
調べに対し容疑を否認しているということです。
再逮捕されたのは、大阪・平野区瓜破東の無職、根來美江子容疑者（５５）です。根來容疑者は、今月９日、自宅の市営住宅の部屋で、同居していた内縁の夫で韓国籍の李洙漢さん（６６）の遺体を放置したとして死体遺棄の疑いで逮捕されました。
警察は李さんが血を流していたことなどから捜査を進めた結果、根來容疑者が胸を刃物で刺して殺害した疑いが強まったとして、１１日、殺人の疑いで再逮捕しました。
警察は事件の経緯について引き続き詳しく調べています。
警察の調べに対し根來容疑者は、「寝ていた夫を起こそうと思ったら冷たくなっていた。殺していない」などと供述し、死体遺棄と殺人の容疑をいずれも否認しているということです。