高山 菊出荷がピーク
岐阜県高山市で、飛騨地方特産の菊の出荷が最盛期を迎えています。
飛騨地方特産の菊、「飛騨黄金」は、黄色い花を長い期間鑑賞できるのが特徴で、30年ほど前から主に高山市や飛騨市の農家で栽培されています。
このうち、高山市の栽培農家野谷正さんは、8棟の農業用ハウスで菊を栽培していて、出荷作業に追われています。
野谷さんや、パートの女性たちは、専用の鎌を使って菊を1本ずつ茎を付けた状態で刈り取っていました。
そして、作業場に運んだあと、選別した上で段ボールに詰めていました。
お盆用の菊の出荷は今が最盛期で、1日1万本を東京や大阪の市場に出荷しているということです。
野谷さんは、「温度管理に気を配って育てています.花もちがいい品種として喜ばれています」と話していました。
飛騨黄金の出荷は、お盆のあとも9月の彼岸ごろまで続きます。