当支部マスコットバードシジュウカラ
日本野鳥の会は1934年に創設されましたが、
京都支部はその2年後の1936年(昭和11年)に全国初の支部として発足しました。
以来約80年にわたって愛鳥精神の普及や野鳥の保護に取り組んでいます。
現在、約800名の会員を擁し、ほぼ毎週探鳥会を開催するほか、各種の調査保護活動を行っています。
日本野鳥の会京都支部
〒601-8047 京都市南区東九条下殿田町50 アサダ観光ビル2階CD室
TEL&FAX/075-661-5608
事務所開放日は下のInformationで確認してください。
お問い合わせは、右上の「お問い合わせ」のメールフォームでお寄せください。
本サイトに掲載している野鳥などの画像および映像の著作権は撮影者に、テキストや調査データなどの著作権は当支部に帰属します。無断使用はお断りします。

  • 2017/08/09
    会員サイトの芦生レポートに2017年6月18日の映像を掲載しました。ログインしてご覧ください。
  • 2017/08/08
    野鳥図鑑のアカエリヒレアシシギに写真を掲載しました。
  • 2017/08/02
    「京都御苑アオバズクみまもりたい」の代表・西台律子氏の講演を会員サイトの動画ライブラリーに掲載しました。ログインしてご覧ください。
  • 2017/08/01
    野鳥図鑑のシマアジに写真を掲載しました。
  • 2017/07/18
    探鳥会案内を更新しました。8・9月の探鳥会と10月の予定をご覧いただけます。
  • 2017/07/05
    会員サイトの芦生レポートに2010年6月13日の映像を掲載しました。ログインしてご覧ください。
  • 2017/06/27
    トピックス(下欄)に「アオバズクの観察・撮影マナー」を掲載しました。
  • 2017/06/26
    会員サイトの芦生レポートに2017年5月28日の映像を掲載しました。ログインしてご覧ください。
  • 2017/06/21
    野鳥図鑑のハジロカイツブリに動画2を掲載しました。
  • 2017/06/16
    野鳥図鑑のサンコウチョウに写真を掲載しました。
  • 2017/06/12
    会員サイトの芦生レポートに2012年7月8日の映像を掲載しました。ログインしてご覧ください。
  • 2017/06/09
    野鳥図鑑のササゴイiに画像を掲載しました。
  • 2017/06/03
    会員サイトの芦生レポートに2002年5月26日と2005年4月24日の映像を掲載しました。ログインしてご覧ください。
  • 2017/06/02
    野鳥図鑑のジュウイチに画像を掲載しました。
  • 2017/05/26
    京都の探鳥地に 下鴨神社(京都市左京区)を追加しました。 

アオバズクの観察・撮影マナー

京都御苑をはじめ各地でアオバズクが見られる機会が増え、ヒナが巣立つ頃には多くの人が観察や撮影のために営巣木付近を訪れます。その際に守っていただきたいマナーがあります。

長年、京都御苑でアオバズクの観察と保護を継続されている「アオバズクみまもりたい」(代表:西台律子氏)によって、ヒナが巣から飛び出して落ちたり、建物に激突して死んだり、ケガをする要因は、親鳥が発する警戒音によってパニックに陥るためであることが明らかになりました。

そして、過去16年間でどんな時に親鳥が警戒音を発し、それによってヒナにどんな被害が出たかの事例もまとめられました。

そうした事例から得られたマナーが以下の3つです。各項目の下に掲げたのは、親鳥が警戒音を発したときの具体例です。

観察者が指をさすだけで警戒する親鳥もいます。アオバズクを観察・撮影するときは以下のことに注意し、すべてのヒナが無事に育って南へ帰るよう、やさしく見守ってください。

①近づき過ぎない
・日中、約20名の観察者が巣穴の真下に近づいたとき
・低い枝で見張りしながら巣を守る親鳥の本能を「人に慣れている」と誤解して接近したとき
・低い枝に止まっていたヒナの周囲を取り囲むようにカメラが並んだとき
・並んでいる親鳥と巣立ったヒナに近づいて撮影したとき(親鳥の後を追って飛んだヒナが建物に激突して死亡)

②大きな声や音を出さない
・多くの人(20人以上)が夜間に騒がしく観察したとき(普通の声でも集まれば大きな声になります)
・1羽目が巣立った際、観察者から歓声や拍手が上がったとき
・少人数(2人)でも巣穴の下で大きな声で話したり笑い声を上げたとき
(御苑内の草刈りなど恒常的な音には反応しないようです)

③光を当てない
・多くの人が巣穴に向かってストロボ撮影したとき
・長時間サーチライトを巣穴に当て続けたとき
・セミの羽化観察のために約20人が懐中電灯を照らして営巣木に近づいたとき

なお、京都支部では7月に2回アオバズク観察会を行います。上記のマナーを守って、そ~っと観察しますので、ぜひご参加ください。
7月2日(日) そ~っと見守ろう。夏の賢者たち Young探鳥会(京都御苑)
7月15日(土) 子育ての邪魔をしないように、こっそりと観察します。 京都御苑アオバズク観察会

日本野鳥の会京都支部は、鳥を見て、知って、調べて、護るために集い、活動しています。
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