前作のあらすじ 幼馴染まどかを殺害した殺人鬼・ジョーカーを倒すことに成功した慎司は生きる目的を喪ったかのようにぼーっと過ごしていた ・2では前作の第一部の続きの話と、プロローグから分岐した、まどかがジョーカーに殺されなかった世界の話が同時進行している 登場人物 慎司  相変わらず強い 幽霊が見える 暮羽  空気と同化した 俺のことが好き 真幌  赤い夢では瞬間移動能力を使ってメンバーをサポートする 拘束されているときは使えない 俺のことが好き 美冬  大きなものも具現化できるようになった 俺のことが好き 初音  ボダッハ追い出しに加え驚異的なヒール能力を使う 俺のことが好き  慎司のちぎれた左腕も治った リカー  第二部では寝ていることがほとんどだったがさすがに休めないらしい  勇人  怪物と化した指扇の母をなんとかしようと助けを求めていたときドリーマーズに会う  赤い夢の記憶を引き継げるくせなにも能力を使えないゴミ 伸一郎  赤い夢の中でボランティアと称して能力を使っていたところをドリーマーズに見つかる  以降ドリーマーズの活動にも顔をだすようになる 糸を自在に操ることができる  ボランティアもそうだが根が相当な善人で正義感もあるのですでに慎司の頼れる相棒枠になりつつある 兵藤光興  47人の子供を殺害した猟奇殺人犯 7年前の犯行発覚と同時に姿を消す 五郎太所長  元警官の探偵 娘を殺された恨みに駆られ独断で兵藤を追い発砲までするが逃げられてしまい警察もクビになってしまった 摩耶  所長の娘 幽霊 まどかがいる世界で慎司に接触し兵藤が潜伏している場所を教える 矢内原  人間を作り変える能力を持っていると吹聴する 赤い夢を覚えている 雪絵  義父と心中まがいのことをするが一命をとりとめた 勇人の幼馴染 鯖江  慎司の親友 赤の夢で雪絵の母に殺され地獄の光景を見てしまい、現実で学校から飛び降り自殺した 用語  ・サクラノモリドリーマーズ チーマー ・赤い夢 桜之杜の住人全員が見ている現実のような夢 限られた人間以外は夢で見たこと起こったことを忘れてしまう      赤い夢の中で死亡したり大怪我をした場合現実にも影響する ・緑の夢 真幌の能力で任意にダイブする個人の夢 ボダッハ赤に取り憑かれた人間に対処する唯一の方法      デスノートのように真幌が対象の顔を把握していなければならない      表層の対象本人を倒すことで深層へ行くことができ、そこでボダッハを倒すのが赤退治の定石      またこちらの夢ではたとえ死亡しても現実で死亡はしない ・ボダッハ 青と赤2種類がいる 死の気配を嗅ぎつけ発生する ボダッハ青に取り憑かれた人間はそうして死を迎える運命を決定づけられる       赤は危険な状態の人間に入り込み、大量に青を呼び寄せるため主にドリーマーズの標的は赤だった       普通の人間は視認できない       青は通常の死(寿命など)にも寄ってくるが、赤は凄惨な死の舞台やそれを引き起こしそうな異常者にしか寄ってこない       偶発的に青に入り込まれても初音の能力で死を回避できるほか、最終手段として「自分の運命を試す」ことで回避が可能       前作では一度ロシアンルーレットでボダッハを回避した まどか√ 晴れて恋人となり愛を育む慎司たちだったが、摩耶との接触によってこの街に潜む脅威を知ってしまった二人は      これから生を受けるかもしれない二人の子供が安心して過ごせるように、兵藤を警察に捕まえさせようと奔走する 赤い夢√ 赤い夢の秘密を掴もうと町内を歩いていた慎司は五郎太所長と会う 記憶を引き継げないという彼から現実の五郎太へ      「兵藤はまだ生きている」と言付を頼まれる 兵藤が、若い世代にはあまり知られていない過去の生産な事件の容疑者であることを知って      ジョーカーとの決着以来茫漠と過ごしていた慎司は、ドリーマーズとしてこの街を守ろうと新たに決意する