オスプレイの事故を受けて、小野寺防衛大臣がアメリカ軍に対し、日本国内でのオスプレイの飛行を自粛するよう申し入れたことに関して、アメリカ国防総省のデービス報道部長は7日、「安全性は最も重要なことだ」と述べる一方、オスプレイの飛行について「今のところ変更はない」として、現時点で制限はかかっていないという認識を示しました。
そのうえで、飛行の停止を検討しているかどうかについては、「安全性をめぐっては、われわれがこれまでしてきたとおり、日本政府と協議している」と述べるにとどめ、直接の言及を避けましたが、海兵隊を中心に、引き続き日本側と緊密に連絡を取り合っていく考えを示しました。
米軍 オスプレイ事故 4段階で「最も重大」
沖縄に配備されているアメリカ軍の輸送機オスプレイがオーストラリアの沖合で墜落した事故で、アメリカ軍は、揚陸艦に着艦する際に甲板に接触したとしたうえで、行方不明の3人は死亡したと見られるとして、4段階の事故の評価のうち最も重大な「クラスA」にあたるという見解を示しました。
事故を起こしたのは沖縄のアメリカ軍普天間基地に配備されているアメリカ海兵隊の輸送機オスプレイで、今月5日、オーストラリア東部の沖合で墜落し、アメリカ軍とオーストラリア軍が海中に沈んだ機体とともに乗組員26人のうち行方がわからない3人の捜索を続けていました。
この事故について、アメリカ海軍安全センターは、7日、概要や軍内部の評価を公表しました。それによりますと、オスプレイは揚陸艦に着艦する際に甲板に接触して海に墜落したということで、行方がわからない3人は死亡したと見られるとしています。また、アメリカ海軍では航空機事故の評価について、損害額が200万ドル(日本円でおよそ2億2000万円)以上か、死者が出るなどした場合に、4段階のうち最も重大な「クラスA」に分類していますが、今回の事故はこれにあたるという見解を示しました。
アメリカ海軍は、去年12月に沖縄県名護市の浅瀬にオスプレイが不時着して大破した事故についても「クラスA」に分類していました。
この事故について、アメリカ海軍安全センターは、7日、概要や軍内部の評価を公表しました。それによりますと、オスプレイは揚陸艦に着艦する際に甲板に接触して海に墜落したということで、行方がわからない3人は死亡したと見られるとしています。また、アメリカ海軍では航空機事故の評価について、損害額が200万ドル(日本円でおよそ2億2000万円)以上か、死者が出るなどした場合に、4段階のうち最も重大な「クラスA」に分類していますが、今回の事故はこれにあたるという見解を示しました。
アメリカ海軍は、去年12月に沖縄県名護市の浅瀬にオスプレイが不時着して大破した事故についても「クラスA」に分類していました。
米 飛行自粛に言及せず
オスプレイの事故を受けて、小野寺防衛大臣がアメリカ軍に対し、日本国内でのオスプレイの飛行を自粛するよう申し入れたことに関して、アメリカ国防総省のデービス報道部長は7日、「安全性は最も重要なことだ」と述べる一方、オスプレイの飛行について「今のところ変更はない」として、現時点で制限はかかっていないという認識を示しました。
そのうえで、飛行の停止を検討しているかどうかについては、「安全性をめぐっては、われわれがこれまでしてきたとおり、日本政府と協議している」と述べるにとどめ、直接の言及を避けましたが、海兵隊を中心に、引き続き日本側と緊密に連絡を取り合っていく考えを示しました。
そのうえで、飛行の停止を検討しているかどうかについては、「安全性をめぐっては、われわれがこれまでしてきたとおり、日本政府と協議している」と述べるにとどめ、直接の言及を避けましたが、海兵隊を中心に、引き続き日本側と緊密に連絡を取り合っていく考えを示しました。
米軍 オスプレイ事故 4段階で「最も重大」
沖縄に配備されているアメリカ軍の輸送機オスプレイがオーストラリアの沖合で墜落した事故で、アメリカ軍は、揚陸艦に着艦する際に甲板に接触したとしたうえで、行方不明の3人は死亡したと見られるとして、4段階の事故の評価のうち最も重大な「クラスA」にあたるという見解を示しました。
事故を起こしたのは沖縄のアメリカ軍普天間基地に配備されているアメリカ海兵隊の輸送機オスプレイで、今月5日、オーストラリア東部の沖合で墜落し、アメリカ軍とオーストラリア軍が海中に沈んだ機体とともに乗組員26人のうち行方がわからない3人の捜索を続けていました。
この事故について、アメリカ海軍安全センターは、7日、概要や軍内部の評価を公表しました。それによりますと、オスプレイは揚陸艦に着艦する際に甲板に接触して海に墜落したということで、行方がわからない3人は死亡したと見られるとしています。また、アメリカ海軍では航空機事故の評価について、損害額が200万ドル(日本円でおよそ2億2000万円)以上か、死者が出るなどした場合に、4段階のうち最も重大な「クラスA」に分類していますが、今回の事故はこれにあたるという見解を示しました。
アメリカ海軍は、去年12月に沖縄県名護市の浅瀬にオスプレイが不時着して大破した事故についても「クラスA」に分類していました。