(14)
風呂から上がった二人が二階へ消えた後、ソファにへたり込んでいた真由美はやがて気持ちが落ち着くと風呂へ入り寝室へ引き上げた。
ベッドに入りナイトテーブルの明かりを消すと、静かに目を閉じた。
“あぁ~~疲れた・・こんなに緊張して疲れた日は初めて・・自分でも上手く振舞ったと思うけど、浩哉も中々上手だったわ・・最後の方は亮を欺く演技に快感すら覚えていたもの・・”真由美は、幕の下りた舞台にたたずみ完璧な演技に自ら感動し酔いしれるヒロインのつもりになっていた。
“上の部屋には劇の主役の浩哉もいるのよねぇ・・もう寝たかしら・・同じ屋根の下に居ながら会えないなんて・・あぁ~~浩哉に会いたい・・思い切り抱かれたい”真由美の手は自然にパジャマのズボンの中へ差し込まれ、パンティーの上から割れ目を撫でていた。
3日前の伊豆の温泉での楽しかった思い出が浮かぶ。
10室足らずの小さな旅館だったが、部屋は手入れの行き届いた広い庭にポツンポツンと離れて建っていた。
各部屋には竹で編んだ目隠しの衝立で左右を仕切られた小さな露天風呂が付き、仕切りの無い正面は庭の木々を通して伊豆の海を眺める事が出来た。
インターフォンで呼ばれて、出向いた母屋での食事は平日とあってか他に3組しか客が居なかった。
どの組も何か曰くの有る一見して不倫と判るカップルばかりであった。
一見して男の方が遥かに年上の他の組とは違い、女の方が年上で親子ほども歳の離れた自分達二人は他の客にどのように見られていたのだろう。
夕食が済んで部屋へ戻ってからは女陰が乾く間も無いほど何度も続けて愛し合った。
露天風呂の石組みに両手を付き、背後から浩哉に肉棒で貫かれて眺めた、漆黒の闇を通して海に浮かぶ漁船の漁火。
快楽に涙に濡れて霞む目にぼんやりと幻想的に揺れ映る漁火。
達した瞬間に目の前がスゥーと暗くなり、掻き消えてしまった漁火。
漁火を思い浮かべる真由美はパンティーを掻い潜った指先で淫芽を転がしていた。
風呂から上がった二人が二階へ消えた後、ソファにへたり込んでいた真由美はやがて気持ちが落ち着くと風呂へ入り寝室へ引き上げた。
ベッドに入りナイトテーブルの明かりを消すと、静かに目を閉じた。
“あぁ~~疲れた・・こんなに緊張して疲れた日は初めて・・自分でも上手く振舞ったと思うけど、浩哉も中々上手だったわ・・最後の方は亮を欺く演技に快感すら覚えていたもの・・”真由美は、幕の下りた舞台にたたずみ完璧な演技に自ら感動し酔いしれるヒロインのつもりになっていた。
“上の部屋には劇の主役の浩哉もいるのよねぇ・・もう寝たかしら・・同じ屋根の下に居ながら会えないなんて・・あぁ~~浩哉に会いたい・・思い切り抱かれたい”真由美の手は自然にパジャマのズボンの中へ差し込まれ、パンティーの上から割れ目を撫でていた。
3日前の伊豆の温泉での楽しかった思い出が浮かぶ。
10室足らずの小さな旅館だったが、部屋は手入れの行き届いた広い庭にポツンポツンと離れて建っていた。
各部屋には竹で編んだ目隠しの衝立で左右を仕切られた小さな露天風呂が付き、仕切りの無い正面は庭の木々を通して伊豆の海を眺める事が出来た。
インターフォンで呼ばれて、出向いた母屋での食事は平日とあってか他に3組しか客が居なかった。
どの組も何か曰くの有る一見して不倫と判るカップルばかりであった。
一見して男の方が遥かに年上の他の組とは違い、女の方が年上で親子ほども歳の離れた自分達二人は他の客にどのように見られていたのだろう。
夕食が済んで部屋へ戻ってからは女陰が乾く間も無いほど何度も続けて愛し合った。
露天風呂の石組みに両手を付き、背後から浩哉に肉棒で貫かれて眺めた、漆黒の闇を通して海に浮かぶ漁船の漁火。
快楽に涙に濡れて霞む目にぼんやりと幻想的に揺れ映る漁火。
達した瞬間に目の前がスゥーと暗くなり、掻き消えてしまった漁火。
漁火を思い浮かべる真由美はパンティーを掻い潜った指先で淫芽を転がしていた。
“あぁ~~欲しい・・真由美、浩哉の大きなオチンチンが欲しいの・・”手の動きを妨げる
ズボンとパンティーを脱ぐとタオルケットを跳ね除け、膝を立てて脚を大きく開いた。
淫芽を中指の平で擦り続けると、濡れて溢れそうな淫穴にその指を差し込んだ。
ゆっくり指を出し入れしながら、左手でパジャマのボタンを外して大きく開くと、こぼれ出た乳房を揉みしだく。
堪えようとしても自然に声が出てしまう。
「あぁ~~・・はぁ~~・・あぁぁぁぁぁ・・はぁぁぁぁん」
止め処なく湧き出る淫液は、割れ目の下淵から流れ出し、肛門を伝わってシーツにシミを作っていた。
「あ・あ・あっ・あぁぁぁぁ~~欲しい・・浩哉、欲しいの・・」
カチッとドアの開く音を聞き取った真由美の動きが止まった。
咄嗟にタオルケットで体を覆い、暗闇に慣れた目でゆっくり開くドアを見詰めていた。
「小母さん!・・小母さん!」
ドアから首を突き出して呼びかける浩哉の低く殺した小声。
「誰?・・浩哉?・・浩哉君なの?」
「あぁ、俺だよ、浩哉だよ・・入るよ?」
「だ、駄目!・・入っちゃあ駄目!・・亮に・・亮に見つかるわ」
言い終わる頃には浩哉はベッドの傍まで来ていた。
「階下に小母さんが寝ていると思うと、寝てられないんだよ・・小母さんも同じでしょ」
「そっ・そんな事はないわ・・私・・私、もう寝てたのよ・・」
「そうかなぁ?」
浩哉は突然タオルケットを剥ぎ取った。
「あっ!嫌!」
「ほ~ら、やっぱり・・オナニーしてたんだ」
「そ・それは・・それは・・・・」
下半身を剥き出しにした真由美はしどろもどろだった。
浩哉はニヤッとほくそ笑んだ。
「思ったとおりオナニーしてたんだ・・これが欲しかったんでしょ」
浩哉はナイトテーブルの明かりを点けると、ブリーフを下ろし反り返った肉棒を真由美の目に晒した。
「嫌!・・嫌よ・・明かりを・・明かりを消して・・亮が・亮が来るわ」
「大丈夫だよ・・よく寝てるもの・・あいつ寝ると朝まで起きないんだよ」
「だ・駄目よ・・お願い・・二階へ戻って」
「大丈夫だって・・亮は爆睡してるから、起きて来やしないって・・」
浩哉は薄ら笑いを浮かべてベッドに腰を下ろした。
何度か真由美の腿を撫でた浩哉の左手は、ゆっくりと太股を撫で登り女陰に触れた。
「ほら・・もうこんなになってるじゃあない」
「だ・駄目!・・そんなこと、そんなことしないで・・」
ぬかるみに達した浩哉の中指は難なく蜜壷の潜り込み、淫液に濡れた肉襞を擦り始めた。
「ほ~ら、どんどん溢れてくるよ」
「お願い・・止めて、許して・・・・」
浩哉の親指の腹が淫芽に触れると真由美は背中を浮かせて仰け反った。
「ひぃ~~っ」
親指が淫芽を転がし始めると、声を出すまいと真由美は手で口を覆い、体を振るわせながら身を捩っていた。
「小母さん・・欲しいでしょう・・チンポ入れて欲しいでしょう」
「ほ・ほ・欲しい・・欲しいの・・浩哉の、浩哉のチンポが欲しい・・入れて・チンポ入れてぇ~~・・」
“遅い・・遅すぎる・・”不安になった亮はベッドを抜け出して部屋を出た。
足音を立てない様に静かに階段を降りると、トイレを覗きに行った。
ドアを開くまでも無く照明が消えているのが判ったが、亮は念のためにそっとドアを開けて中を覗き、浩哉がいない事を確認した。
ついでに覗いた玄関の隣の客間にも当然ながら浩哉はいなかった。
リビングに戻り母の寝室を凝視するとほんの少し開いたドアから明かりが漏れていた。
母は読書でもしているのだろうか。
それにしても浩哉は一体何処にいるのだろう。
“ん?・・待てよ・・”ドアが開いて、明かりが漏れているのは不自然だと亮は思った。
一階には他に姿を隠す場所も無いので、浩哉は母の寝室に居るのではないかと亮は思い始めた。
こっそり寝室に忍び込んだ浩哉が緊張の余り閉め忘れたと考えればドアが閉まっていないのも納得出来る。
“そうに違いない・・浩哉は間違いなく母の寝室に居る筈だ”亮はそう確信した。
“悲鳴や叫び声が聞こえないから、母が乱暴されているとも思えないし・・浩哉は母の寝室で一体何をしているんだろう?・・まさかあいつ俺の言葉を真に受けて、本気で母さんを口説いてるんじゃあ・・”先程、浩哉をけしかけておきながら亮は不安になってきた。
掌ににじみ出た汗を下着のシャツに擦り付けると、亮は音を立てないように細心の注意を払って母の寝室に近付いて行った。
「あぁぁぁぁ~~・・」
糸を引くような声が亮の耳に届いた。
聞えるか聞えないかの微かな声だったが母の声に間違いない。
“あっ!・・あの声は・・ま・まさか・・”寝室へ向かう亮の心臓の鼓動は一気に早まった。
高鳴る胸を手で押さえ付けて亮は寝室のドアまで辿り着いた。
「あぁ~~・あっ・あっ・あ・あ・はぁ~~っ・・」
“間違いない、母さんの喜びの声だ”亮は張り裂けそうな胸を手で押さえ、隙間に左目を近づけて恐る恐る中を覗いた。
亮は思わず出そうになる声を咄嗟に手で口を塞いで耐えたが、全身からタラタラと油汗が染み出した。
膝を立てて大きく開かれた母の白い脚の間で浩哉の引き締まったお尻がゆっくり上下していた。
母はきつくシーツを掴み、ゆっくり顔を左右に振っている。
こちらを向いた時の母は口を少し開き、きつく目を閉じて眉間に皺を寄せた今迄亮が見たことも無い表情をしていた。
艶かしい母のその顔が、エロ雑誌で良く見かける雅に快楽に歪んだ女の顔だと亮は直ぐに悟った。
固唾を呑んで覗く亮の目の前で、シーツから離れた母の両手は浩哉の背中に回り、膝立てていた長く白い脚は腰を引き付ける様に浩哉の腰に絡まっていった。
無理やり犯されている訳ではなく、むしろ母の方から積極的に求めているのは亮の目にも一目瞭然である。
自分からけしかけておきながら、今更止めろとも言えず、亮は目の前で繰り広げられている二人のセックスを只固唾を飲んで見詰ているしか術が無かった。
“浩哉は何と言って母を口説いたのだろう?・・母は何故拒否もせずに受け入れてしまったんだろう?”浩哉に肉棒で貫かれて喜ぶ母の姿を目の当たりにしても亮は未だ信じられない気持ちだった。
ウトウトしていたので時間の経過ははっきりしないが、浩哉が二階の部屋を抜け出して未だ15~20分しか経っていない筈だ。
日頃ナンパしなれているらしい浩哉の口説きがいくら巧みだったとしても、こんな短時間で母が落とされてしまうなんて亮には到底信じられなかった。
がしかし、どんな経緯でそうなったのかは定かではないが、亮の目の前で母が浩哉の肉棒を受け入れ、快楽に身悶えているのは紛れも無い事実である。
亮の右手は何時しかトランクスの中の反り返った肉棒を扱いていた。
浩哉は腰に絡まる母の脚を解くと足首を掴んで肩に担ぎ上げ、そのままゆっくり前傾していった。
腰で身体を二つ折りにされた母のお尻がシーツから浮き上がった。
今までは見えなかった浩哉の肉棒が母の淫穴に出入りする様が始めて亮の眼に晒された。
太くて長い浩哉の肉棒が小気味良いピッチでズンズンと母の淫穴に突き刺さる。
手で扱いている自分の肉棒に比べて浩哉のそれは長さ、太さ共に格段に勝っているように思えた。
結合部を食い入るように直視して肉棒を扱いていた亮は、母の淫穴を穿つ幼馴染の浩哉の肉棒の凄まじい迫力に圧倒され、我慢出来ずにパンツの中に精を放った。
凄まじい快感が脳天を突き抜けていった。
射精が終わり、トランクスの中に放った精液で肉棒が濡れると一気に不快感が込み上げてきたが、亮の肉棒は硬いままで一向に衰える様子が無かった。
その間にも浩哉の肉棒は母の蜜壷を執拗に穿っていた。
母は快楽に歪んだ顔を左右に打ち振って喜びの声を漏らし続けた。
「あっ・あっ・あっ・あぁ~~・・あ・あ・あん・あぁ~~ん・・」
母の漏らす喜びの声を聴いて浩哉の腰の動きも一段と躍動する。
「あぁ~~凄い・凄い・・それいい・・凄くいぃ~~・・」
母は浩哉の腕を鷲掴むと、より深く肉棒を迎え入れようと腰を迫り上げた。
「あっ・あっ・あっ・あぁぁぁ・・凄ぃ~~・・駄目・駄目・・私もう駄目・・」
母の絶頂を目前にして射精感が込み上げてきたのか浩哉の腰の動きが一段と激しくなってきた。
治まらない肉棒を再び扱いていた亮の手の動きも一段と早まる。
「はぁ~~・・もう・もう駄目・・いく・いく・・私いくわ・・」
「小母さん、俺ももう駄目・・どこ・どこ・・何処に出せばいい?」
「中に、中に出して・・今日は大丈夫だから・・中に・・中に頂戴・・」
“うん?・・今日は大丈夫?・・前は大丈夫じゃあなかったって事かぁ?”おかしな会話だと思ったが亮の肉棒は二度目の射精寸前でそれどころではなかった。
「うぅ~~出る・出る・・あぁ~~小母さん出るぅ~~・・」
小刻みに震える腰の動きから浩哉が射精を始めたのが亮にも窺い知れた。
「はぁぁぁ~~~・・」
射精を受け止める母の体がガクガクと震えるのを見届けると同時に亮もトランクスの中に二度目の精を放った。
精を放ち終わると亮はその場にへたり込んだ。
“浩哉の放った精子は卵子との結合を目指して母の子宮の中を突き進んで行けるのに、俺の精子は行く当てもなく只トランクスを濡らしただけじゃあないか・・” 目だけは寝室の中を覗き続けていたが亮は打ちひしがれて空しい気持ちでいっぱいだった。
だらりと脚を放り出した母の上に、浩哉は軽く脚を曲げて重なっている。
二人の身体は重なったままなので肉棒はまだ埋め込まれているのだろう。
肘を付いて見下ろす浩哉を、母はうっとりとした表情で見上げていた。
満たされて上気した母の横顔を亮は美しいと感じた。
「とても素敵だったわ・・」
「俺も凄ぇ気持ちよかったよ・・何度抱いてもやっぱ小母さんは最高だよ」
“何度抱いても?・・??・・初めてじゃあなかったのかよ?”亮は浩哉が漏らした言葉が信じられなかった。
「伊豆の温泉、素敵だったわね・・また行きたいわ・・」
「うん・・又行きたいよね」
“そうか、そうだったのか・・母さんの相手の男は浩哉だったんだ”亮は後頭部をバットで殴られたようなショックを受けた。
「また遣りたくなっちゃったよ・・もう一回いいよね?」
「あぁん・・駄目よ・・亮が、亮が起きるわ」
「起きやしないよ・・今頃、小母さんのオッパイをしゃぶっている夢でも見てるさ・・」
言い終わる前に浩哉の腰はもう動いていた。
母は直ぐに眉間を寄せて喘ぎ始めた。
亮は這うようにその場を離れると、音を立て無いようにそっと階段を上っていった。
「あぁ~~・・あっ・あっ・あっ・はぁ~~・・はぁぁぁ~~ん・・」
重い足を引き摺るように階段を登っていた亮の背後から切なげな母の喜びの声が追い掛けて来た。
何処かの親爺だと思っていた母の相手が、幼馴染の浩哉だったとは・・一人静かにベッド横になつた亮の脳裏には今しがた覗き見た母と浩哉のセックスシーンが渦巻いていた。
現実に相手が浩哉だったと判ると、幼馴染に母を寝取られた悔しさが込み上げてくると同時に、未だ知らなかったとは言え先ほど浩哉に母を口説き落として遣らせてもらえよとけしかけた自分が恥ずかしくなってきた。
“何時、何処で、どうやって二人は関係を持ったのだろう・・浩哉の社会勉強の餌食になった筈はない・・それこそ母は笑って相手にしないだろうから・・”亮はあれこれ思い巡らしていた。
こうしている間にも階下では母は浩哉に肉棒で貫かれて喜びの声を上げているのに、亮はそれを見守るだけで止めさせられないのがとても悔しかった。
ズボンとパンティーを脱ぐとタオルケットを跳ね除け、膝を立てて脚を大きく開いた。
淫芽を中指の平で擦り続けると、濡れて溢れそうな淫穴にその指を差し込んだ。
ゆっくり指を出し入れしながら、左手でパジャマのボタンを外して大きく開くと、こぼれ出た乳房を揉みしだく。
堪えようとしても自然に声が出てしまう。
「あぁ~~・・はぁ~~・・あぁぁぁぁぁ・・はぁぁぁぁん」
止め処なく湧き出る淫液は、割れ目の下淵から流れ出し、肛門を伝わってシーツにシミを作っていた。
「あ・あ・あっ・あぁぁぁぁ~~欲しい・・浩哉、欲しいの・・」
カチッとドアの開く音を聞き取った真由美の動きが止まった。
咄嗟にタオルケットで体を覆い、暗闇に慣れた目でゆっくり開くドアを見詰めていた。
「小母さん!・・小母さん!」
ドアから首を突き出して呼びかける浩哉の低く殺した小声。
「誰?・・浩哉?・・浩哉君なの?」
「あぁ、俺だよ、浩哉だよ・・入るよ?」
「だ、駄目!・・入っちゃあ駄目!・・亮に・・亮に見つかるわ」
言い終わる頃には浩哉はベッドの傍まで来ていた。
「階下に小母さんが寝ていると思うと、寝てられないんだよ・・小母さんも同じでしょ」
「そっ・そんな事はないわ・・私・・私、もう寝てたのよ・・」
「そうかなぁ?」
浩哉は突然タオルケットを剥ぎ取った。
「あっ!嫌!」
「ほ~ら、やっぱり・・オナニーしてたんだ」
「そ・それは・・それは・・・・」
下半身を剥き出しにした真由美はしどろもどろだった。
浩哉はニヤッとほくそ笑んだ。
「思ったとおりオナニーしてたんだ・・これが欲しかったんでしょ」
浩哉はナイトテーブルの明かりを点けると、ブリーフを下ろし反り返った肉棒を真由美の目に晒した。
「嫌!・・嫌よ・・明かりを・・明かりを消して・・亮が・亮が来るわ」
「大丈夫だよ・・よく寝てるもの・・あいつ寝ると朝まで起きないんだよ」
「だ・駄目よ・・お願い・・二階へ戻って」
「大丈夫だって・・亮は爆睡してるから、起きて来やしないって・・」
浩哉は薄ら笑いを浮かべてベッドに腰を下ろした。
何度か真由美の腿を撫でた浩哉の左手は、ゆっくりと太股を撫で登り女陰に触れた。
「ほら・・もうこんなになってるじゃあない」
「だ・駄目!・・そんなこと、そんなことしないで・・」
ぬかるみに達した浩哉の中指は難なく蜜壷の潜り込み、淫液に濡れた肉襞を擦り始めた。
「ほ~ら、どんどん溢れてくるよ」
「お願い・・止めて、許して・・・・」
浩哉の親指の腹が淫芽に触れると真由美は背中を浮かせて仰け反った。
「ひぃ~~っ」
親指が淫芽を転がし始めると、声を出すまいと真由美は手で口を覆い、体を振るわせながら身を捩っていた。
「小母さん・・欲しいでしょう・・チンポ入れて欲しいでしょう」
「ほ・ほ・欲しい・・欲しいの・・浩哉の、浩哉のチンポが欲しい・・入れて・チンポ入れてぇ~~・・」
“遅い・・遅すぎる・・”不安になった亮はベッドを抜け出して部屋を出た。
足音を立てない様に静かに階段を降りると、トイレを覗きに行った。
ドアを開くまでも無く照明が消えているのが判ったが、亮は念のためにそっとドアを開けて中を覗き、浩哉がいない事を確認した。
ついでに覗いた玄関の隣の客間にも当然ながら浩哉はいなかった。
リビングに戻り母の寝室を凝視するとほんの少し開いたドアから明かりが漏れていた。
母は読書でもしているのだろうか。
それにしても浩哉は一体何処にいるのだろう。
“ん?・・待てよ・・”ドアが開いて、明かりが漏れているのは不自然だと亮は思った。
一階には他に姿を隠す場所も無いので、浩哉は母の寝室に居るのではないかと亮は思い始めた。
こっそり寝室に忍び込んだ浩哉が緊張の余り閉め忘れたと考えればドアが閉まっていないのも納得出来る。
“そうに違いない・・浩哉は間違いなく母の寝室に居る筈だ”亮はそう確信した。
“悲鳴や叫び声が聞こえないから、母が乱暴されているとも思えないし・・浩哉は母の寝室で一体何をしているんだろう?・・まさかあいつ俺の言葉を真に受けて、本気で母さんを口説いてるんじゃあ・・”先程、浩哉をけしかけておきながら亮は不安になってきた。
掌ににじみ出た汗を下着のシャツに擦り付けると、亮は音を立てないように細心の注意を払って母の寝室に近付いて行った。
「あぁぁぁぁ~~・・」
糸を引くような声が亮の耳に届いた。
聞えるか聞えないかの微かな声だったが母の声に間違いない。
“あっ!・・あの声は・・ま・まさか・・”寝室へ向かう亮の心臓の鼓動は一気に早まった。
高鳴る胸を手で押さえ付けて亮は寝室のドアまで辿り着いた。
「あぁ~~・あっ・あっ・あ・あ・はぁ~~っ・・」
“間違いない、母さんの喜びの声だ”亮は張り裂けそうな胸を手で押さえ、隙間に左目を近づけて恐る恐る中を覗いた。
亮は思わず出そうになる声を咄嗟に手で口を塞いで耐えたが、全身からタラタラと油汗が染み出した。
膝を立てて大きく開かれた母の白い脚の間で浩哉の引き締まったお尻がゆっくり上下していた。
母はきつくシーツを掴み、ゆっくり顔を左右に振っている。
こちらを向いた時の母は口を少し開き、きつく目を閉じて眉間に皺を寄せた今迄亮が見たことも無い表情をしていた。
艶かしい母のその顔が、エロ雑誌で良く見かける雅に快楽に歪んだ女の顔だと亮は直ぐに悟った。
固唾を呑んで覗く亮の目の前で、シーツから離れた母の両手は浩哉の背中に回り、膝立てていた長く白い脚は腰を引き付ける様に浩哉の腰に絡まっていった。
無理やり犯されている訳ではなく、むしろ母の方から積極的に求めているのは亮の目にも一目瞭然である。
自分からけしかけておきながら、今更止めろとも言えず、亮は目の前で繰り広げられている二人のセックスを只固唾を飲んで見詰ているしか術が無かった。
“浩哉は何と言って母を口説いたのだろう?・・母は何故拒否もせずに受け入れてしまったんだろう?”浩哉に肉棒で貫かれて喜ぶ母の姿を目の当たりにしても亮は未だ信じられない気持ちだった。
ウトウトしていたので時間の経過ははっきりしないが、浩哉が二階の部屋を抜け出して未だ15~20分しか経っていない筈だ。
日頃ナンパしなれているらしい浩哉の口説きがいくら巧みだったとしても、こんな短時間で母が落とされてしまうなんて亮には到底信じられなかった。
がしかし、どんな経緯でそうなったのかは定かではないが、亮の目の前で母が浩哉の肉棒を受け入れ、快楽に身悶えているのは紛れも無い事実である。
亮の右手は何時しかトランクスの中の反り返った肉棒を扱いていた。
浩哉は腰に絡まる母の脚を解くと足首を掴んで肩に担ぎ上げ、そのままゆっくり前傾していった。
腰で身体を二つ折りにされた母のお尻がシーツから浮き上がった。
今までは見えなかった浩哉の肉棒が母の淫穴に出入りする様が始めて亮の眼に晒された。
太くて長い浩哉の肉棒が小気味良いピッチでズンズンと母の淫穴に突き刺さる。
手で扱いている自分の肉棒に比べて浩哉のそれは長さ、太さ共に格段に勝っているように思えた。
結合部を食い入るように直視して肉棒を扱いていた亮は、母の淫穴を穿つ幼馴染の浩哉の肉棒の凄まじい迫力に圧倒され、我慢出来ずにパンツの中に精を放った。
凄まじい快感が脳天を突き抜けていった。
射精が終わり、トランクスの中に放った精液で肉棒が濡れると一気に不快感が込み上げてきたが、亮の肉棒は硬いままで一向に衰える様子が無かった。
その間にも浩哉の肉棒は母の蜜壷を執拗に穿っていた。
母は快楽に歪んだ顔を左右に打ち振って喜びの声を漏らし続けた。
「あっ・あっ・あっ・あぁ~~・・あ・あ・あん・あぁ~~ん・・」
母の漏らす喜びの声を聴いて浩哉の腰の動きも一段と躍動する。
「あぁ~~凄い・凄い・・それいい・・凄くいぃ~~・・」
母は浩哉の腕を鷲掴むと、より深く肉棒を迎え入れようと腰を迫り上げた。
「あっ・あっ・あっ・あぁぁぁ・・凄ぃ~~・・駄目・駄目・・私もう駄目・・」
母の絶頂を目前にして射精感が込み上げてきたのか浩哉の腰の動きが一段と激しくなってきた。
治まらない肉棒を再び扱いていた亮の手の動きも一段と早まる。
「はぁ~~・・もう・もう駄目・・いく・いく・・私いくわ・・」
「小母さん、俺ももう駄目・・どこ・どこ・・何処に出せばいい?」
「中に、中に出して・・今日は大丈夫だから・・中に・・中に頂戴・・」
“うん?・・今日は大丈夫?・・前は大丈夫じゃあなかったって事かぁ?”おかしな会話だと思ったが亮の肉棒は二度目の射精寸前でそれどころではなかった。
「うぅ~~出る・出る・・あぁ~~小母さん出るぅ~~・・」
小刻みに震える腰の動きから浩哉が射精を始めたのが亮にも窺い知れた。
「はぁぁぁ~~~・・」
射精を受け止める母の体がガクガクと震えるのを見届けると同時に亮もトランクスの中に二度目の精を放った。
精を放ち終わると亮はその場にへたり込んだ。
“浩哉の放った精子は卵子との結合を目指して母の子宮の中を突き進んで行けるのに、俺の精子は行く当てもなく只トランクスを濡らしただけじゃあないか・・” 目だけは寝室の中を覗き続けていたが亮は打ちひしがれて空しい気持ちでいっぱいだった。
だらりと脚を放り出した母の上に、浩哉は軽く脚を曲げて重なっている。
二人の身体は重なったままなので肉棒はまだ埋め込まれているのだろう。
肘を付いて見下ろす浩哉を、母はうっとりとした表情で見上げていた。
満たされて上気した母の横顔を亮は美しいと感じた。
「とても素敵だったわ・・」
「俺も凄ぇ気持ちよかったよ・・何度抱いてもやっぱ小母さんは最高だよ」
“何度抱いても?・・??・・初めてじゃあなかったのかよ?”亮は浩哉が漏らした言葉が信じられなかった。
「伊豆の温泉、素敵だったわね・・また行きたいわ・・」
「うん・・又行きたいよね」
“そうか、そうだったのか・・母さんの相手の男は浩哉だったんだ”亮は後頭部をバットで殴られたようなショックを受けた。
「また遣りたくなっちゃったよ・・もう一回いいよね?」
「あぁん・・駄目よ・・亮が、亮が起きるわ」
「起きやしないよ・・今頃、小母さんのオッパイをしゃぶっている夢でも見てるさ・・」
言い終わる前に浩哉の腰はもう動いていた。
母は直ぐに眉間を寄せて喘ぎ始めた。
亮は這うようにその場を離れると、音を立て無いようにそっと階段を上っていった。
「あぁ~~・・あっ・あっ・あっ・はぁ~~・・はぁぁぁ~~ん・・」
重い足を引き摺るように階段を登っていた亮の背後から切なげな母の喜びの声が追い掛けて来た。
何処かの親爺だと思っていた母の相手が、幼馴染の浩哉だったとは・・一人静かにベッド横になつた亮の脳裏には今しがた覗き見た母と浩哉のセックスシーンが渦巻いていた。
現実に相手が浩哉だったと判ると、幼馴染に母を寝取られた悔しさが込み上げてくると同時に、未だ知らなかったとは言え先ほど浩哉に母を口説き落として遣らせてもらえよとけしかけた自分が恥ずかしくなってきた。
“何時、何処で、どうやって二人は関係を持ったのだろう・・浩哉の社会勉強の餌食になった筈はない・・それこそ母は笑って相手にしないだろうから・・”亮はあれこれ思い巡らしていた。
こうしている間にも階下では母は浩哉に肉棒で貫かれて喜びの声を上げているのに、亮はそれを見守るだけで止めさせられないのがとても悔しかった。
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