来年2月の平昌冬季五輪で、2020年東京五輪や日本選手団の情報発信の拠点となる「ジャパンハウス」が、開閉会式などが行われる山間部の平昌と氷上競技を実施する江陵の2カ所に設置される見通しであることが4日、関係者への取材で分かった。大会組織委員会によると二つのジャパンハウスを設けるのは「初の試み」で東京都や関係省庁、日本オリンピック委員会(JOC)と連携して東京の魅力や日本文化を紹介し、東京五輪を世界にPRする。

 沿岸部の江陵では競技会場の近くに場所を確保できる見通しで、約3億円規模の予算を組織委と都で分担する方向で調整中という。(共同通信)